当社子会社における調査結果レポートの発表について

2021 年 3 月 24 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



当社子会社における調査結果レポートの発表について
大学生の将来設計に関する意識調査を実施



本日、当社子会社であるスパークス・アセット・マネジメント株式会社(代表取締役社長 阿部 修平)は、標記に
関する下記のプレスリリースを行いましたので、お知らせいたします。


■調査内容
大学生の将来設計に対する意識を明らかにするため、2021 年 2 月 22 日~2 月 25 日の 4 日間、全国の大学
生・短大生を対象に、「大学生の将来設計に関する意識調査 2021」をインターネットリサーチにより実施し、1,000 名
の有効サンプルを集計しました。なお本レポートは、サンプル調査という性質上、実態を全て反映したものではありません。
また、特定の投資商品や個別銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものではありません。(調査協力会社:ネット
エイジア株式会社)


■掲載 URL:https://www.sparx.co.jp/news/uploads/pdf/PressJ210324.pdf


■添付資料:
大学生の将来設計に関する意識調査 2021
(スパークス・アセット・マネジメント株式会社 調べ)


■本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com
2021年3月24日
各位

スパークス・サーベイ -世相をスパッと一刀両断-
大学生の将来設計に関する意識調査 2021
「コロナ禍でアルバイト収入を得ることが難しい」53%、「経済面で生活苦を感じている」39%
「コロナ禍によって、将来設計に変化があった」56%
将来設計の変化は「自分のやりたいことを仕事にしたいと思うようになった」がダントツ
「自分の将来は明るいと思う」55%、コロナ禍前の見通しと比べて 12 ポイント下降
将来の備えとしてやりたいこと コロナ禍前では 1 位「学業に励む」、現在では 1 位「預貯金」

スパークス・アセット・マネジメント株式会社(https://www.sparx.co.jp/)(東京都港区。代表取締役社長 阿部修平)
は、大学生の将来設計に対する意識を明らかにするため、2021年2月22日~2月25日の4日間、全国の大学生・短大
生を対象に、「大学生の将来設計に関する意識調査2021」をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプ
ルを集計しました。
なお本レポートは、サンプル調査という性質上、実態を全て反映したものではありません。また、特定の投資商品や個別
銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものではありません。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

▼大学生の今 ・・・・・・・・P.2-4
 大学生の普段のくらし
「一人暮らしをしている」29%、「アルバイトをしている」66%、「外出自粛を心がけている」86%
 「大学生活を楽しんでいる」71%、「夢に向かって挑戦している」59%、「社会貢献活動をしている」22%
 「大学の講義はオンラインで受講することが多い」83%
 「コロナ禍でアルバイト収入を得ることが難しい」53%、「経済面で生活苦を感じている」39%
 「大学を中退しようと考えている」4%、経済面で生活苦を感じている人では6%

▼大学生へのコロナ禍の影響 ・・・・・・・・P.5-9
 コロナ禍の影響 「大学生活での家計に変化があった」55%
 「コロナ禍によって、マネー意識に変化があった」71%
どのような変化があった? TOP2「節約しようと思うようになった」「貯蓄は大切だと思うようになった」
 「コロナ禍によって、将来設計に変化があった」56%
将来設計の変化は「自分のやりたいことを仕事にしたいと思うようになった」がダントツ
 コロナ禍でライフステージに対する意識が変化 「就職について考えるようになった」85%
「結婚」は49%、「子育て」は34%、「住宅購入」は21%が考えるようになったと回答
 「コロナ禍によって、将来の備えについて考えるようになった」72%

▼大学生の将来イメージ ・・・・・・・・P.10-13
 「自分の将来は明るいと思う」55%、コロナ禍前の見通しと比べて12ポイント下降
 自分の将来について感じる不安 TOP3「就職活動」「将来の仕事内容」「貯蓄」
 自分の将来について相談できる相手 「母親」がダントツ
 将来の備えとしてやりたいこと コロナ禍前では1位「学業に励む」、現在では1位「預貯金」
 大学生が考える、初任給の希望額 平均24.4万円
 将来の月給希望額は? 就職から5年後は平均34.8万円、就職から10年後は46.1万円

▼大学生の将来設計に影響を与えた人物 ・・・・・・・・P.14
 将来設計に影響を与えた有名人 芸能人1位「中田敦彦さん」、スポーツ選手1位「イチローさん」
 将来設計に影響を与えたユーチューバー 1位「HIKAKINさん」
 将来設計に影響を与えたアニメキャラ 1位「ドラえもん」2位「竈門炭治郎」3位「江戸川コナン」
◆◆報道関係の皆様へ◆◆
本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、
「スパークス・アセット・マネジメント調べ」と付記のうえ、ご使用いただきますようお願い申し上げます。

-1-
▼大学生の今
◆大学生の普段のくらし
「一人暮らしをしている」29%、「アルバイトをしている」66%、「外出自粛を心がけている」86%

全国の大学生・短大生(以下、「大学生」)1,000 名(全回答者)に、自分の現在の状況について質問しました。

まず、全回答者(1,000 名)に、普段のくらしについて、一人暮らしをしているか聞いたところ、「している」は 29.3%、
「していない」は 70.7%となりました。大学生の多くは、一人暮らしではなく実家暮らしをしているようです。 [図 1]

[図 1]
◆一人暮らしをしているか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】 29.3 70.7


男性【n=500】 31.8 68.2



女性【n=500】 26.8 73.2


している していない



アルバイトをしているか聞いたところ、「している」は 66.0%、「していない」は 34.0%となりました。
男女別にみると、「している」と回答した人の割合は、女性では 68.6%と、男性(63.4%)と比べて 5.2 ポイント高くな
りました。 [図 2]

[図 2]
◆アルバイトをしているか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】 66.0 34.0


男性【n=500】 63.4 36.6



女性【n=500】 68.6 31.4


している していない



また、外出自粛を心がけているか聞いたところ、「心がけている」は 86.0%、「心がけていない」は 14.0%となりました。
大多数の人は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、外出自粛を徹底しているようです。 [図 3]

[図 3]
◆外出自粛を心がけているか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】 86.0 14.0


男性【n=500】 81.2 18.8



女性【n=500】 90.8 9.2


心がけている 心がけていない


-2-
◆「大学生活を楽しんでいる」71%、「夢に向かって挑戦している」59%、「社会貢献活動をしている」22%
◆「大学の講義はオンラインで受講することが多い」83%

次に、大学生活について、大学生活を楽しんでいるか聞いたところ、「楽しんでいる」は 70.6%、「楽しんでいない」は
29.4%となりました。 [図 4]

[図 4]
◆大学生活を楽しんでいるか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】 70.6 29.4


男性【n=500】 72.4 27.6



女性【n=500】 68.8 31.2


楽しんでいる 楽しんでいない



大学の講義はオンラインで受講することが多いか聞いたところ、「多い」は 82.8%、「多くない」は 17.2%となりました。
コロナ禍以降、大学の多くがオンライン授業を導入していることがうかがえる結果となりました。 [図 5]

[図 5]
◆大学の講義はオンラインで受講することが多いか [単一回答形式]

0% 25% 50% 75% 100%



全体【n=1000】 82.8 17.2



多い 多くない



また、夢に向かって挑戦しているか聞いたところ、「している」は 58.5%、「していない」は 41.5%となりました。夢や目標
を叶えるために、日々努力しているという大学生は多いようです。
社会貢献活動をしているか聞いたところ、「している」は 21.9%、「していない」は 78.1%となりました。 [図 6]

[図 6]
◆現在の自分の状況 [各単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%

夢に向かって挑戦している

全体【n=1000】 58.5 41.5


社会貢献活動をしている

全体【n=1000】 21.9 78.1

している していない




-3-
◆「コロナ禍でアルバイト収入を得ることが難しい」53%、「経済面で生活苦を感じている」39%
◆「大学を中退しようと考えている」4%、経済面で生活苦を感じている人では 6%

コロナ禍でアルバイト収入を得ることが難しいか聞いたところ、「難しい」は 52.9%、「難しくない」は 47.1%となりました。
新型コロナウイルス感染症対策のために多くの飲食店や小売店などが休業や時短営業をしている影響が明らかになり
ました。 [図 7]

[図 7]
◆コロナ禍でアルバイト収入を得ることが難しいか [単一回答形式]

0% 25% 50% 75% 100%



全体【n=1000】 52.9 47.1



難しい 難しくない



また、経済面で生活苦を感じているか聞いたところ、「感じている」は 39.2%、「感じていない」は 60.8%となりました。
コロナ禍でアルバイト収入を得ることについての実感別にみると、経済面で生活苦を感じている人の割合は、アルバイ
ト収入を得ることが難しいと感じている人では 54.8%と、半数を上回りました。 [図 8]

[図 8]
◆経済面で生活苦を感じているか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】 39.2 60.8


コロナ禍で 難しい
54.8 45.2
アルバイト 【n=529】
収入を 難しくない
得ること 21.7 78.3
【n=471】

感じている 感じていない



他方、大学を中退しようと考えているか聞いたところ、「考えている」は 3.6%、「考えていない」は 96.4%となりました。
生活苦の実感別にみると、「考えている」と回答した人の割合は、生活苦を感じている人では 6.1%となりました。
[図 9]

[図 9]
◆大学を中退しようと考えているか [単一回答形式]
0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】 3.6 96.4

感じている
6.1 93.9
生 【n=392】

苦 感じていない
2.0 98.0
【n=608】

考えている 考えていない




-4-
▼大学生へのコロナ禍の影響
◆コロナ禍の影響 「大学生活での家計に変化があった」55%

コロナ禍により、家計やマネー意識、将来設計がどのように変化したか聞きました。

全回答者(1,000 名)に、コロナ禍によって、自分の大学生活での家計(収入・支出など)に変化はあったか聞いたと
ころ、「大きく変わった」が 18.1%、「少し変わった」が 36.7%で、合計した『変わった』は 54.8%、「全く変わらなかった」が
12.4%、「あまり変わらなかった」が 32.8%で、合計した『変わらなかった』は 45.2%となりました。
コロナ禍でアルバイト収入を得ることについての実感別にみると、『変わった』と回答した人の割合は、アルバイト収入を
得ることが難しいと感じている人では 71.5%と、アルバイト収入を得ることは難しくないと感じている人(36.1%)と比べて
35.4 ポイント高くなりました。コロナ禍でアルバイト収入が減ったことで、家計が悪化している人が多いようです。 [図 10]

[図 10]
◆コロナ禍によって、自分の大学生活での家計(収入・支出など)に変化はあったか
[単一回答形式] 変わらな
変わった
かった
0% 25% 50% 75% 100% (計)
(計)


全体【n=1000】 18.1 36.7 32.8 12.4 54.8 45.2



難しい
27.0 44.4 22.3 6.2 71.5 28.5
コロナ禍で 【n=529】
アルバイト
収入を
得ること 難しくない
8.1 28.0 44.6 19.3 36.1 63.9
【n=471】


大きく変わった 少し変わった
あまり変わらなかった 全く変わらなかった




-5-
◆「コロナ禍によって、マネー意識に変化があった」71%
どのような変化があった? TOP2「節約しようと思うようになった」「貯蓄は大切だと思うようになった」

全回答者(1,000 名)に、コロナ禍によって、自分のお金に対する意識に変化はあったか聞いたところ、『変わった』は
70.8%、『変わらなかった』は 29.2%となりました。コロナ禍でマネー意識が変わったという人は多いようです。 [図 11]

[図 11]
◆コロナ禍によって、自分のお金に対する意識に変化はあったか
[単一回答形式] 変わらな
変わった
かった
0% 25% 50% 75% 100% (計)
(計)


全体【n=1000】 30.2 40.6 21.6 7.6 70.8 29.2



大きく変わった 少し変わった
あまり変わらなかった 全く変わらなかった



コロナ禍によって自分のお金に対する意識が変わった人(708 名)に、どのような変化があったか聞いたところ、「節約し
ようと思うようになった」(79.7%)が最も高く、次いで、「貯蓄は大切だと思うようになった」(66.4%)、「家計管理は大切
だと思うようになった」(45.1%)となりました。節約や貯蓄、家計管理がいかに大切かということを実感した人が多いようで
す。以降、「資産運用は大切だと思うようになった」(26.7%)、「将来のためにお金を使おうと思うようになった」(25.6%)
が続きました。 [図 12]

[図 12]
◆コロナ禍によって、自分のお金に対する意識にはどのような変化があったか [複数回答形式]
対象:コロナ禍によって自分のお金に対する意識が変わった人
100%
79.7 全体【n=708】
75% 66.4


50% 45.1

26.7 25.6
21.9
25% 17.1
11.2
0.1
0%
節約 貯蓄は 家計管理は 資産運用は 将来の これまで お金よりも 経済を その他
しようと 大切だと 大切だと 大切だと ために 高いと感じ 健康の 回すために
思うように 思うように 思うように 思うように お金を なかった ほうが お金を
なった なった なった なった 使おうと 金額でも 大切だと 使おうと
思うように 高いと 思うように 思うように
なった 感じる なった なった
ように
なった




-6-
◆「コロナ禍によって、将来設計に変化があった」56%
将来設計の変化は「自分のやりたいことを仕事にしたいと思うようになった」がダントツ

全回答者(1,000 名)に、コロナ禍によって、自分の将来設計に変化はあったか聞いたところ、『変わった』は 56.2%、
『変わらなかった』は 43.8%となりました。 [図 13]

[図 13]
◆コロナ禍によって、自分の将来設計に変化はあったか
[単一回答形式] 変わらな
変わった
かった
0% 25% 50% 75% 100% (計)
(計)


全体【n=1000】 15.0 41.2 33.3 10.5 56.2 43.8



大きく変わった 少し変わった
あまり変わらなかった 全く変わらなかった



では、どのように変わったという人が多いのでしょうか。
コロナ禍によって自分の将来設計が変わった人(562 名)に、どのような変化があったか聞いたところ、「自分のやりたい
ことを仕事にしたいと思うようになった」(42.2%)が最も高くなりました。“やりたいことは何か”ということを軸に、将来の仕
事について考えるようになったという人が多いようです。以降、「とにかく就職できればいいと思うようになった」(32.6%)、
「いつか結婚したいと思うようになった」(28.8%)、「老後はのんびり暮らしたいと思うようになった」(27.8%)、「将来、子ど
もがほしいと思うようになった」(19.6%)が続きました。 [図 14]

[図 14]
◆コロナ禍によって、自分の将来設計にはどのような変化があったか [複数回答形式] ※上位10位までを抜粋
対象:コロナ禍によって自分の将来設計が変わった人
50%
42.2
全体【n=562】
32.6
28.8 27.8
25% 19.6 18.3 16.7
14.4 14.4 13.7



0%
自分の とにかく いつか 老後は 将来、 郊外に 大手に いつか 老後も 就職したい
やりたい 就職 結婚 のんびり 子どもが 住みたいと 就職 マイ 働かな 業界が
ことを できれば したいと 暮らし ほしいと 思うように したいと ホームを ければ 変わった
仕事に いいと 思うように たいと 思うように なった 思うように 購入 いけないと
したいと 思うように なった 思うように なった なった したいと 思うように
思うように なった なった 思うように なった
なった なった




-7-
◆コロナ禍でライフステージに対する意識が変化 「就職について考えるようになった」85%
「結婚」は 49%、「子育て」は 34%、「住宅購入」は 21%が考えるようになったと回答

コロナ禍を受け、ライフステージに対する意識が変化したという人はどのくらいいるのでしょうか。

全回答者(1,000 名)に、コロナ禍によって、【就職】について考えるようになったか、考えないようになったか聞いたとこ
ろ、「よく考えるようになった」が 35.8%、「少し考えるようになった」が 48.7%で、合計した『考えるようになった』は 84.5%、
「全く考えないようになった」が 1.4%、「あまり考えないようになった」が 4.2%で、合計した『考えないようになった』は 5.6%
となりました。コロナ禍による雇用環境悪化を受けて、就職活動や将来の仕事・進路、今後のキャリア形成などについて
コロナ禍前よりも意欲的に考えるようになったという人が増えたのではないでしょうか。
【結婚】については『考えるようになった』は 49.2%、『考えないようになった』は 14.0%、【子育て】については『考えるよ
うになった』は 33.9%、『考えないようになった』は 13.3%となりました。
また、【住宅購入】については『考えるようになった』は 20.8%、『考えないようになった』は 13.2%となりました。
男女別にみると、『考えるようになった』と回答した人の割合は、【住宅購入】(男性 25.6%、女性 16.0%)では女性
と比べて男性のほうが 5 ポイント以上高く、【就職】(男性 81.2%、女性 87.8%)と【結婚】(男性 45.4%、女性 53.0%)
では男性と比べて女性のほうが 5 ポイント以上高くなりました。 [図 15]

[図 15]
◆コロナ禍によって、以下のことを考えるようになったか、考えないようになったか
考える 考えない
[各単一回答形式]
ようになった ようになった
0% 25% 50% 75% 100% (計) (計)
就職
全体【n=1000】 35.8 48.7 4.21.4 9.9 84.5 5.6
男 男性【n=500】 33.2 48.0 4.42.212.2 81.2 6.6

別 女性【n=500】 38.4 49.4 4.00.67.6 87.8 4.6
結婚
全体【n=1000】 14.4 34.8 12.6 1.4 36.8 49.2 14.0
男 男性【n=500】 14.8 30.6 14.6 1.8 38.2 45.4 16.4

別 女性【n=500】 14.0 39.0 10.61.0 35.4 53.0 11.6
子育て
全体【n=1000】 7.9 26.0 10.7 2.6 52.8 33.9 13.3
男 男性【n=500】 9.2 22.8 11.6 3.8 52.6 32.0 15.4

別 女性【n=500】 6.6 29.2 9.8 1.4 53.0 35.8 11.2
住宅購入
全体【n=1000】 4.6 16.2 10.0 3.2 66.0 20.8 13.2
男 男性【n=500】 7.0 18.6 12.2 4.0 58.2 25.6 16.2

別 女性【n=500】 2.2 13.8 7.82.4 73.8 16.0 10.2
よく考えるようになった 少し考えるようになった
あまり考えないようになった 全く考えないようになった
もともと考えたことはない




-8-
◆「コロナ禍によって、将来の備えについて考えるようになった」72%

コロナ禍によって、【老後のくらし】について考えるようになったか、考えないようになったか聞いたところ、『考えるようになっ
た』は 36.2%、『考えないようになった』は 11.3%となりました。 [図 16]

[図 16]
◆コロナ禍によって、以下のことを考えるようになったか、考えないようになったか
考える 考えない
[単一回答形式] ようになった ようになった
0% 25% 50% 75% 100%
(計) (計)

老後のくらし

全体【n=1000】 9.7 26.5 8.7 52.5
2.6 36.2 11.3

男性【n=500】 11.6 26.2 9.4 3.4 49.4 37.8 12.8


別 8.0
女性【n=500】 7.8 26.8 1.8 55.6 34.6 9.8

よく考えるようになった 少し考えるようになった
あまり考えないようになった 全く考えないようになった
もともと考えたことはない



【将来の備え(預貯金・資産運用)】については、『考えるようになった』は 71.7%、『考えないようになった』は 6.1%と、
大学生の大半が、将来の備えを自分事ととらえるようになったという実態が明らかになりました。
男女別にみると、『考えるようになった』と回答した人の割合は、女性では 75.0%と、男性(68.4%)と比べて 6.6 ポイ
ント高くなりました。 [図 17]

[図 17]
◆コロナ禍によって、以下のことを考えるようになったか、考えないようになったか
考える 考えない
[単一回答形式] ようになった ようになった
0% 25% 50% 75% 100%
(計) (計)

将来の備え(預貯金・資産運用)

4.9
全体【n=1000】 27.8 43.9 22.2 71.7 6.1
1.2
6.6
男性【n=500】 31.2 37.2 23.0 68.4 8.6
男 2.0

別 3.2
女性【n=500】 24.4 50.6 21.4 75.0 3.6
0.4
よく考えるようになった 少し考えるようになった
あまり考えないようになった 全く考えないようになった
もともと考えたことはない




-9-
▼大学生の将来イメージ
◆「自分の将来は明るいと思う」55%、コロナ禍前の見通しと比べて 12 ポイント下降

自分の将来に対する見通しについて質問しました。

全回答者(1,000 名)に、自分の将来を明るいと思うか、暗いと思うか聞いたところ、「明るい」が 10.4%、「どちらかと
いえば明るい」が 44.4%で、合計した『明るい』は 54.8%、「暗い」が 10.7%、「どちらかといえば暗い」が 34.5%で、合
計した『暗い』は 45.2%となりました。 [図 18]

[図 18]
◆自分の将来を明るいと思うか、暗いと思うか [単一回答形式]
明るい 暗い
0% 25% 50% 75% 100% (計) (計)

全体【n=1000】 10.4 44.4 34.5 10.7 54.8 45.2


男性【n=500】 11.4 45.0 31.4 12.2 56.4 43.6



女性【n=500】 9.4 43.8 37.6 9.2 53.2 46.8

明るい どちらかといえば明るい
どちらかといえば暗い 暗い


では、コロナ禍前ではどのような見通しを持っていた人が多いのでしょうか。
新型コロナウイルスが流行する前、自分の将来を明るいと思っていたか、暗いと思っていたか聞いたところ、『明るい』は
66.6%、『暗い』は 33.4%となりました。 [図 19]
現在とコロナ禍前を比較すると、現在の見通しで『明るい』と回答した人の割合(54.8%)は、コロナ禍前の見通しで
の割合(66.6%)と比べて 11.8 ポイント低くなりました。 [図 20]

[図 19]
◆新型コロナウイルスが流行する前、
自分の将来を明るいと思っていたか、暗いと思っていたか [単一回答形式] 明るい 暗い
0% 25% 50% 75% 100% (計) (計)

全体【n=1000】 16.6 50.0 27.2 6.2 66.6 33.4


男性【n=500】 17.8 50.2 25.0 7.0 68.0 32.0



女性【n=500】 15.4 49.8 29.4 5.4 65.2 34.8

明るい どちらかといえば明るい
どちらかといえば暗い 暗い


[図 20]
◆≪比較≫自分の将来に対する見通し [各単一回答形式]
全体【n=1000】 明るい 暗い
0% 25% 50% 75% 100% (計) (計)

現在 10.4 44.4 34.5 10.7 54.8 45.2


コロナ禍前 16.6 50.0 27.2 6.2 66.6 33.4


明るい どちらかといえば明るい どちらかといえば暗い 暗い




- 10 -
◆自分の将来について感じる不安 TOP3「就職活動」「将来の仕事内容」「貯蓄」
◆自分の将来について相談できる相手 「母親」がダントツ

全回答者(1,000 名)に、自分の将来について、どのようなことに不安を感じているか聞いたところ、「就職活動」
(58.2%)が最も高く、次いで、「将来の仕事内容」(54.0%)、「貯蓄」(41.2%)、「就職後の人間関係」(40.2%)、
「卒業後の生活費」(35.8%)となりました。仕事や金銭面での不安を感じている人が多いようです。 [図 21]

[図 21]
◆自分の将来について、どのようなことに不安を感じているか [複数回答形式] ※上位10位までを抜粋
100%

全体【n=1000】
75%
58.2
54.0
50% 41.2 40.2
35.8 33.1 30.1 29.5
24.0 23.8
25%


0%
就職活動 将来の 貯蓄 就職後の 卒業後の 結婚 健康 大学での 大学の 奨学金の
仕事内容 人間関係 生活費 学業 学費 返済




自分の将来について相談できる人を聞いたところ、「母親」(67.5%)が最も高く、次いで、「父親」(43.8%)となりまし
た。以降、「学校の友人」(38.7%)、「以前からの友人(小学校・中学校・高校時代の友人など)」(38.0%)、「兄弟
姉妹」(21.4%)が続きました。
男女別にみると、「父親」(男性 49.6%、女性 38.0%)は女性と比べて男性のほうが 10 ポイント以上高く、「母親」
(男性 64.8%、女性 70.2%)と「学校の友人」(男性 35.6%、女性 41.8%)、「以前からの友人(小学校・中学校・高
校時代の友人など)」(男性 33.6%、女性 42.4%)は男性と比べて女性のほうが 5 ポイント以上高くなりました。 [図
22]

[図 22]
◆自分の将来について相談できる人 [複数回答形式]
100%
全体【n=1000】 男性【n=500】 女性【n=500】
75%
70.2
67.5
64.8




50%
49.6
43.8




42.4
41.8
38.7
38.0




38.0
35.6




25%
33.6




22.0


13.8




11.6
21.4
20.8


12.6

11.4
10.4
12.4




13.6
15.6
8.4
6.5
7.2
5.8
5.0
5.0
5.0
4.9
5.0
4.8
2.6
1.8
3.4




0%
母親 父親 学校の 以前 兄弟 学校の 学校の アル SNS上 アル その他 相談
友人 からの 姉妹 教員・ 先輩 バイト の友人 バイト できる
友人 職員 先の 先の 人は
(小学校・
中学校・
先輩・ 友人 いない
高校時代の 社員
友人など)




- 11 -
◆将来の備えとしてやりたいこと コロナ禍前では 1 位「学業に励む」、現在では 1 位「預貯金」

全回答者(1,000 名)に、現在、将来の備えとしてやりたいと思っていることを聞いたところ、「預貯金」(56.5%)が最
も高く、次いで、「学業に励む」(49.3%)、「資格の取得(またはそのための勉強)」(46.8%)となりました。
男女別にみると、「資産運用(株式・投資信託・FX・不動産投資など)」(男性 39.0%、女性 22.0%)は女性と比
べて男性のほうが 10 ポイント以上高く、「資格の取得(またはそのための勉強)」(男性 41.8%、女性 51.8%)は男性と
比べて女性のほうが 10 ポイント以上高くなりました。 [図 23]

[図 23]
◆現在、将来の備えとしてやりたいと思っていること [複数回答形式]
75%
全体【n=1000】 男性【n=500】 女性【n=500】
60.8




50%
56.5




53.0
52.2




51.8
49.3



46.8
45.6



41.8



39.8




39.0
37.1




36.6
35.6
35.4
35.2


34.6
34.4




33.8
33.8

33.8
25%




32.6




30.5

22.0
18.8
17.0
20.6




11.0
1.6
1.4
1.8
9.4

7.8
0%
預貯金 学業に 資格の 体力 お金に 将来 友人 資産運用 保険加入 その他 特になし
励む 取得 づくり・ ついての 設計を づくり・ (株式・
投資信託・FX・
(生命保険など)
(または
そのための
運動 勉強 立てる 人脈 不動産投資な
(年金など)
勉強) づくり ど)




コロナ禍前に、将来の備えとしてやりたいと思っていたことを聞いたところ、「学業に励む」(46.3%)が最も高く、次いで、
「預貯金」(45.7%)、「資格の取得(またはそのための勉強)」(36.0%)となりました。 [図 24]
コロナ禍前にやりたいと思っていたことと現在やりたいと思っていることを比較すると、コロナ禍前にやりたいと思っていたこ
とでは「学業に励む」(46.3%)が 1 位だったのに対し、現在やりたいと思っていることでは「預貯金」(56.5%)が 1 位とな
りました。 [図 25]

[図 24]
◆コロナ禍前に、将来の備えとしてやりたいと思っていたこと [複数回答形式]
75%
全体【n=1000】 男性【n=500】 女性【n=500】
50%
50.2



49.6
46.3



45.7
42.4



41.8




40.0
36.0




25%
32.0



28.4



28.2
27.9




27.6
27.6
27.4
27.1

26.0
25.0




24.4
22.4
21.5

15.4
21.0

17.6
12.2
10.4
14.0




14.8
16.6
13.0
0.8
1.0
0.6




0%
学業に 預貯金 資格の 友人 将来 体力 資産運用 お金に 保険加入 その他 特になし
励む 取得 づくり・ 設計を づくり・ (株式・
投資信託・FX・
ついての (生命保険など)
(または
そのための
人脈 立てる 運動 不動産投資な 勉強
勉強) づくり ど) (年金など)


[図 25]
◆≪比較≫将来の備えとしてやりたいと思っていたこと/思っていること [各複数回答形式]
全体【n=1000】
75%
コロナ禍前にやりたいと思っていたこと
50% 現在やりたいと思っていること
56.5



49.3



46.8
46.3
45.7




37.1
36.0




35.4



34.6



33.8




25%
30.5
27.9
27.1
25.0



21.0




21.5



12.2
18.8




14.8
0.8
1.6



9.4




0%
預貯金 学業に 資格の 体力 お金に 将来 友人 資産運用 保険加入 その他 特になし
励む 取得 づくり・ ついての 設計を づくり・ (株式・
投資信託・FX・
(生命保険など)
(または
そのための
運動 勉強 立てる 人脈 不動産投資な
(年金など)
勉強) づくり ど)




- 12 -
◆大学生が考える、初任給の希望額 平均 24.4 万円
◆将来の月給希望額は? 就職から 5 年後は平均 34.8 万円、就職から 10 年後は 46.1 万円

続いて、月給の希望について質問しました。

全回答者(1,000 名)に、初任給の希望額を聞いたところ、「20 万円~25 万円未満」(49.3%)に最も多くの回答
が集まり、平均は 24.4 万円でした。 [図 26]

[図 26]
◆初任給の希望額 [数値入力形式]
75%
≪平均≫ 全体【n=1000】
49.3 24.4万円
50%


25% 19.8
10.3 12.9
1.5 2.8 3.4
0%
20万円未満 20万円~ 25万円~ 30万円~ 35万円~ 40万円~ 50万円以上
25万円未満 30万円未満 35万円未満 40万円未満 50万円未満




では、就職してから 5 年後や 10 年後の月給については、いくらぐらいを希望額と考えている人が多いのでしょうか。
就職から 5 年後の月給の希望額を聞いたところ、「30 万円~35 万円未満」(31.2%)に最も多くの回答が集まり、
平均は 34.8 万円でした。
また、就職から 10 年後の月給の希望額を聞いたところ、「40 万円~50 万円未満」(23.3%)や「30 万円~35 万
円未満」(22.0%)、「50 万円~60 万円未満」(15.8%)に回答が集まり、平均は 46.1 万円でした。 [図 27]

[図 27]
◆月給の希望額 [各数値入力形式]
全体【n=1000】 就職から5年後 就職から10年後
75%

≪平均≫
50% 就職から 5年後:34.8万円
就職から10年後:46.1万円
31.2
24.0 22.0 23.3
25% 15.8
13.2 12.0
8.0 9.5 8.0 8.8 7.1
5.6 3.1
0.5 0.0 1.8 1.9 2.4 1.8
0%
20万円 20万円~ 25万円~ 30万円~ 35万円~ 40万円~ 50万円~ 60万円~ 80万円~ 100万円
未満 25万円 30万円 35万円 40万円 50万円 60万円 80万円 100万円 以上
未満 未満 未満 未満 未満 未満 未満 未満




- 13 -
▼大学生の将来設計に影響を与えた人物
◆将来設計に影響を与えた有名人 芸能人 1 位「中田敦彦さん」、スポーツ選手 1 位「イチローさん」
◆将来設計に影響を与えたユーチューバー 1 位「HIKAKIN さん」
◆将来設計に影響を与えたアニメキャラ 1 位「ドラえもん」2 位「竈門炭治郎」3 位「江戸川コナン」

最後に、将来設計に影響を与えた人物・アニメキャラについて質問しました。

全回答者(1,000 名)に、自分の将来設計に影響を与えた人物を聞いたところ、芸能人では、1 位「中田敦彦さん」
(19 名)、2 位「松本人志さん」(10 名)、3 位「明石家さんまさん」(9 名)となりました。 [図 28]
スポーツ選手では、「イチローさん」(70 名)がダントツでした。幼い頃に描いた夢に向かってひたむきに努力を続け実現
するという生き方に影響を受けた人が多いのではないでしょうか。以降、2 位「大坂なおみさん」「本田圭佑さん」(いずれ
も 16 名)となりました。 [図 29]

[図 28] [図 29]
◆自分の将来設計に影響を与えた芸能人 ◆自分の将来設計に影響を与えたスポーツ選手(引退した人も含む)
[自由回答形式] ※上位10位までを抜粋 [自由回答形式] ※上位10位までを抜粋
全体【n=1000】 全体【n=1000】

順位 回答 人数 順位 回答 人数
1位 中田敦彦 19 1位 イチロー 70
2位 松本人志 10 大坂なおみ
2位 各16
3位 明石家さんま 9 本田圭佑
4位 嵐 8 4位 田中将大 14
カズレーザー 5位 羽生結弦 12
松岡修造 6位 錦織圭 11
5位 各6
菅田将暉 7位 池江璃花子 9
櫻井翔 8位 大谷翔平 8
Snow Man / 若林正恭 / 9位 ダルビッシュ有 7
9位 各5
伊沢拓司 10位 浅田真央 5



ユーチューバーでは、1 位「HIKAKIN さん」(40 名)、2 位「東海オンエア」(26 名)、3 位「はじめしゃちょーさん」(13
名)となりました。 [図 30]
また、アニメキャラでは、1 位「ドラえもん(ドラえもん)」(17 名)、2 位「竈門炭治郎(鬼滅の刃)」(13 名)、3 位「江
戸川コナン(名探偵コナン)」(11 名)となりました。 [図 31]

[図 30] [図 31]
◆自分の将来設計に影響を与えたユーチューバー ◆自分の将来設計に影響を与えたアニメキャラ
[自由回答形式] ※上位10位までを抜粋 [自由回答形式] ※上位10位までを抜粋
全体【n=1000】 全体【n=1000】

順位 回答 人数 順位 回答 人数
1位 HIKAKIN 40 1位 ドラえもん(ドラえもん) 17
2位 東海オンエア 26 2位 竈門炭治郎(鬼滅の刃) 13
3位 はじめしゃちょー 13 3位 江戸川コナン(名探偵コナン) 11
4位 ヒカル 11 4位 モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE) 10
中田敦彦 5位 エレン・イェーガー(進撃の巨人) 8
5位 各10
両学長 6位 うずまきナルト (NARUTO -ナルト-) 5
Fischer's-フィッシャーズ- エドワード・エルリック / 孫悟空 /
7位 各8
QuizKnock ナツキ・スバル / 坂田銀時 /
キヨ。 7位 虎杖悠仁 / 石神千空 / 各4
9位 各7 日向翔陽 / 比企谷八幡 /
メンタリストDaiGo
茂野吾郎 / 煉獄杏寿郎




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■■調査概要■■



◆調査タイトル :大学生の将来設計に関する意識調査2021

◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
全国の大学生・短大生

◆調査期間 :2021年2月22日~2月25日

◆調査方法 :インターネット調査

◆調査地域 :全国

◆有効回答数 :1,000サンプル(男性500サンプル、女性500サンプル)

◆実施機関 :ネットエイジア株式会社




■■報道関係の皆様へ■■


本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、
「スパークス・アセット・マネジメント調べ」と付記のうえ
ご使用いただきますようお願い申し上げます。

■■本調査に関するお問合せ窓口■■


会社名 :スパークス・アセット・マネジメント株式会社
所在地 :東京都港区港南 1-2-70 品川シーズンテラス 6 階

会社 HP :https://www.sparx.co.jp/

担当 :広報室
メールアドレス :pr_media@sparxgroup.com

TEL :03-6711-9200(代表)
FAX :03-6711-9201(代表)




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