「未来創生2号ファンド」米国の植物工場スタートアップOishii Farm Corporationへの投資実行

2021 年 3 月 12 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(東証一部:8739)

「未来創生2号ファンド」
米国の植物工場スタートアップ Oishii Farm Corporation への投資実行
―植物工場によって世界中の人々に日本品質の農作物を届ける―



スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、米国の植物工場スタートアップである Oishii Farm Corporation(本社:Kearny, New Jersey, United
States、代表者:古賀大貴。以下、Oishii Farm 社と表記)への投資(金額は非開示)を実行しましたので、お
知らせします。Oishii Farm 社は今回の調達資金を活用し、New York で世界最大のいちごの植物工場の建設と
次世代型”Farm of the Future”の開発をスタートする予定です。


■投資先企業の概要
Oishii Farm 社は、2016 年創業で、日本の農業技術をベースに開発された独自の栽培方法と受粉技術によっ
て、世界で初めて高品質いちごの安定量産化に成功しました。Oishii Farm 社は植物工場という「箱」に日本の農
業・工業技術の全てを詰め込み、世界に挑みます。自社開発した世界最先端の自動気象管理システムにより、通常
の農業試験場における数百年分の実験を一年で実験することが可能となり、圧倒的なスピードで研究開発を継続中
です。今回の調達により、ここに工業化の技術を融合することで自動化を促進すると同時に、エコ化を実現し、NY 以
外の都市・国へも順次展開予定です。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2020 年 2 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、883 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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