「宇宙フロンティアファンド」衛星データ解析システムの開発を手がける株式会社スペースシフトへの投資実行

2021 年 2 月 16 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「宇宙フロンティアファンド」
衛星データ解析システムの開発を手がける株式会社スペースシフトへの投資実行
―AI×宇宙で世界をひもとくー



スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)子会社のスパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株
式会社(本社:東京都港区、代表取締役:見學信一郎。以下、SIF と表記)が、2020 年 6 月に設立した「宇
宙フロンティアファンド」が、地球観測衛星から得られたデータを AI を用いて解析することで多くの情報を引き出すソフト
ウェアを開発する株式会社スペースシフト(本社:東京都千代田区、代表取締役 金本成生)への投資を実行しま
したので、お知らせします。スペースシフト社は今回の調達資金を活用し、開発体制の大幅な強化を行い、SAR(合
成開口レーダー)※衛星データ解析に特化した AI の開発を推進する予定です。

SAR(合成開口レーダー):衛星のアンテナから電波を発射し、観測する地表の対象物に当たって反射された
電波を観測するレーダー。反射された電波の状態から、対象物の大きさや表面の性質を測定する。


■投資先企業の概要
スペースシフト社は衛星データ解析ソフトウェア開発、衛星データ解析業務等に取り組む企業として、2009 年に
CEO 金本成生氏によって設立されました。近年の小型衛星の高機能化、米政府による SAR データ商用利用の解
禁、AI の進歩によるデータ解析ツール開発の高速化で、小型 SAR コンステレーションから取得する衛星データ利用市
場が出現したことから、SAR 衛星データを AI を用いて高速で自動処理することで解析精度を飛躍的に向上させ、あら
ゆるものの総量把握や生産量把握を行い、より効率的な社会の実現への寄与を目指しています。
スペースシフト社についての詳細は、https://www.spcsft.com/


■「宇宙フロンティアファンドファンド」の概要
宇宙フロンティアファンドは宇宙開発に関わる人材・技術を支援し、世界と戦える日本発の宇宙企業を育成すること、
更には、日本全体の技術革新に貢献することを主たる目的として、SIF を運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式
会社三菱 UFJ 銀行、株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行等による総額 82 億円の出資により、2020
年 6 月より運用を開始しました。
SIF のホームページ:https://sparxsif.com/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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