「未来創生2号ファンド」 IoT/エッジAIコンピューティングのラトナ株式会社への投資実行

2021 年 1 月 15 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」 IoT/エッジ AI コンピューティングのラトナ株式会社への投資実行
―独自開発した AI/IoT プラットフォーム「AION」をベースとしたサービスを展開―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、ラトナ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大田和響子。以下、ラトナ社と表記)への投資を実行
しましたので、お知らせします。ラトナ社は今回の調達資金を活用し、特許技術であるエッジにおけるコンテナオーケスト
レーション技術を活かし、主に製造業向け IoT/エッジコンピューティング分野での事業拡大・技術開発を強化し、旅館・
ホテルなどのサービス業向けおもてなしアプリーケーション「OMOTE-Bako(おもてばこ)」の販売促進・マーケティング
強化を行なう計画です


■投資先企業の概要
ラトナ社は 2018 年 4 月設立された、AI および IoT を包括的に開発・実行・運用・管理するためのプラットフォーム
「AION」の開発および運営、その応用サービスを展開するアーリーベンチャー企業です。
「AION」は、フルオープンソースのプラットフォームで、特許登録されたエッジ側でマイクロサービスを柔軟に稼働させた
り、データトラフィックをロードバランシングさせる技術を有し、低コスト・高パフォーマンス・汎用性・拡張性を持ち、特に製
造業の生産現場のペインを解決し得るソリューションとして、大手製造業社において PoC や本採用実績が積み上がり
つつあり、今後さらなる成長を企図しております。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2020 年 12 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あ
わせて、885 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/



■本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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