「未来創生2号ファンド」リアルタイム・ロボティックス社への投資実行

2019 年 10 月 17 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」
産業用ロボットおよび自動運転車向けのレスポンシブモーションプランニングの技術開発を手掛ける
リアルタイム・ロボティックス社への投資実行
―ヒトとロボットの安全な協働を可能にする製品ラインアップの拡充を加速―



スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、産業用ロボットおよび自動運転車のレスポンシブモーションプランニングの技術開発を手掛ける Realtime
Robotics, Inc.(本社:米国マサチューセッツ州ボストン、CEO:ピーター・ハワード。以下、リアルタイム・ロボティッ
クス社と表記)に対する投資(金額は非開示)を実行しましたので、お知らせいたします。リアルタイム・ロボティックス
社は今回の調達資金を活用し、今後の製品リリースを加速すると同時に、世界中に広がる顧客のサーポートチームの
拡大を進め、事業化を加速していきます。


■投資先企業の概要
リアルタイム・ロボティックス社は、モーション・プランニング技術とコンピューター・サイエンスを専門とする米デューク大学の
ジョージ・コニダリス助教授とダニエル・ソリン教授により 2016 年に設立されました。リアルタイム・ロボティックス社は超高
速、低消費電力、低価格で最適なルート計算を可能にするプロセッサーを開発し、リアルタイムに衝突を回避するモー
ションプランニングソリューションとして 2019 年初めに最初の商品「RapidPlan」と「RapidSense」の販売を開始しまし
た。これにより、人間と共存する安全な次世代ロボットへの展開および最高位のレスポンシブモーションプランニング技術
を必要とする自動運転技術への実用展開を目指しています。本件プレスリリースの内容を含め、詳細についてはリアル
タイム・ロボティックス社のホームページ:https://rtr.ai/ をご参照ください。



■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2019 年 9 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、1093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/
■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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