「未来創生2号ファンド」 AIの技術開発・ソリューション提供を手掛けるアラヤ社への投資実行

2019 年 10 月 3 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」 AI の技術開発・ソリューション提供を手掛けるアラヤ社への投資実行
―ディープラーニング、エッジ AI、自律 AI の開発を加速―



スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、AI の技術開発・ソリューション提供を手掛ける株式会社アラヤ(本社:東京都港区、代表取締役:金井良太。
以下、アラヤ社と表記)に対する投資(金額は非開示)を実行しましたので、お知らせいたします。アラヤ社は今回の
調達資金を活用し、「ディープラーニング」や「エッジ AI」「自律 AI」等、最先端の AI 技術の開発強化、それらを活用し
たプロダクトの開発、および海外展開の推進を行います。


■投資先企業の概要
アラヤ社は、2013 年創業で、特に画像認識における「ディープラーニング」の高い技術があり、それを生かして多くの
製造業における受託開発を行ってきており、実績のある AI アルゴリズムは、製造現場等の幅広い課題に応用が可能と
なっています。
<アラヤ社におけるエッジ AI 事業>
アラヤ社は独自の特許技術で、精度はほぼそのままに AI を 1/4~1/16 にまで圧縮・演算量を削減することができ、こ
れにより、自動車・ドローン・スマートフォンなどで AI を動かすことが可能になります。また、AI の圧縮を自動化するアプリ
ケーションの開発も進めています。
<アラヤ社の目指す自律 AI>
アラヤ社では、深層強化学習を活用し、人が教えなくても、ロボットやドローンなどが状況を自ら判断し与えられたタスク
を遂行する(「自律的」に動く)ことができるような技術・プロダクトの開発を進めています。この技術と「エッジ AI」により、
これまで作業の自動化が難しかった分野についても自動化を導入できることを目指しています。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2019 年 8 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、1093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/
■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

3937