「未来創生2号ファンド」食品ピッキングロボット開発の株式会社アールティへの投資実行

2019 年 8 月 23 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」 食品ピッキングロボット開発の株式会社アールティへの投資実行
―唐揚げなどの弁当食品の弁当箱詰め作業支援ロボット開発を支援―



スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、弁当工場など食品工場向け食材ピッキングロボットを開発する株式会社アールティ(本社:東京都千代田区、
代表取締役:中川友紀子。以下、RT 社と表記)への投資を実行しましたので、お知らせします。RT 社は今回の調
達資金を活用し、人材確保や体制構築、パートナー企業との PoC など、先月開催された FOOMA(国際食品工業
展 2019)に展示した食品ピッキングロボット「Foodly」の量産化に向けた準備を行ないます。


■投資先企業の概要
RT 社は、2005 年創業で、当初は主に企業やアカデミア向けロボットの受託開発やロボット関連部品等の販売を行
なっておりましたが、2017 年にシリーズ A の資金調達を行ない人と並んで弁当の盛り付けを行なう人型協働ロボットの
開発を行って参りました。唐揚げなど不定形な食品をバラ積みの状態から個別認識する画像認識技術、柔らかいもの
を把持する力制御、人、特に小柄なパートの女性と並んで作業できる安全性の確保、工場の既存ラインにそのまま据
え付けられる構造などの課題を克服、7 月の FOOMA においてその開発成果「Foodly」の展示、発表に至っております。
また、同じく 7 月に今回のシリーズ B の資金調達を完了し、人材確保や事業フォーメーション構築、パートナー企業との
共同開発 PoC 案件など、今後の「Foodly」の量産化に向けた準備を行います。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加えた
計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置づ
け、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2019 年 7 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、1093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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