「未来創生2号ファンド」 内視鏡の画像診断支援AI開発の株式会社AIメディカルサービスへの投資実行

2019 年 10 月 4 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」
内視鏡の画像診断支援 AI 開発の株式会社 AI メディカルサービスへの投資実行
―「世界の患者を救う」~内視鏡 AI でがん見逃しゼロへ―



スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、内視鏡の画像診断支援 AI 開発を行なう株式会社 AI メディカルサービス(本社:東京都豊島区、代表取締役
CEO:多田智裕、同 COO:山内善行。以下、AI-MS 社と表記)への投資を実行しましたので、お知らせします。
AI-MS 社は今回の調達資金を活用し、臨床試験の推進、パイプラインの拡充、優秀な人材の獲得、設備投資など
を行い、世界初・日本発のリアルタイム内視鏡 AI の開発及び薬事承認に向けた動きを加速します。


■投資先企業の概要
AI-MS 社は、自らが消化器系の臨床医として内視鏡検査・治療に携わってきた多田 CEO の「現場の課題」、すな
わち、世界的にもがん罹患者数は増加傾向にあり、内視鏡需要も高まる中、内視鏡診断医の疲弊、「見落とし」リス
クも懸念される状況、を解決すべく、消化器(食道・胃~小腸・大腸)に対する内視鏡検査を支援する AI の実現を
目指し、2017 年に設立されました。日本の内視鏡メーカー、内視鏡医は、ともに世界の TOP レベルにあり、AI-MS
社はさらにその中でも KOL の内視鏡医・医療施設と連携し、「良質な教師データ」を先駆けて提供を受け、動画でリア
ルタイムにがんを発見する AI 内視鏡診断支援ソリューションを実現しつつあります。また、競合の多くが現状では大腸が
んのみを対象としているのに対し、AI-MS 社はすでに胃がんのほか、咽頭がん、食道がん、十二指腸がんなど、複数の
がんを対象とできることを世界的な学会にて発表し、エビデンスも示しており、現時点で当該分野で世界の TOP のポジ
ションにあると評価し、グローバルに戦えるポテンシャルを有していると期待しております。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2019 年 8 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、1093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/
■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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