「未来創生2号ファンド」AIとビッグデータで新しい投資情報を提供する株式会社aiQへの投資実行

2019 年 6 月 6 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証第一部)



「未来創生2号ファンド」
AI とビッグデータで新しい投資情報を提供する株式会社 aiQ への投資実行
― オルタナティブデータを AI で解析し投資判断の支援を行う ―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2018 年 7 月に設立した「未来創生 2 号ファンド」
が、位置情報をはじめとしたオルタナティブデータを AI で解析し投資判断の支援を行う株式会社 aiQ(本社:東京都
千代田区、代表取締役:山本裕樹。以下、aiQ 社と表記)への投資を実行しましたのでお知らせします。
aiQ 社は今回の調達資金を活用し、投資情報サービスの開発およびカスタマーサポートの拡充を進める予定です。


■投資先企業の概要
aiQ 社は、2018 年 6 月、東京大学松尾研究室や野村ホールディングスに所属するメンバーで設立されました。
aiQ 代表である山本氏は、前職において SNS をディープラーニングで解析した新しい経済指標である
「SNS×AI 景況感指数」を経済産業省と共同で開発・公表するなど、AI 技術を使ったクオンツとして活躍してき
ました。また、プロジェクト初期から東京大学松尾豊教授のグループと協働・資本関係にあり、特にディープラーニングを
用いた解析を幅広く活用しています。2018 年 12 月には最初の投資情報サービス「aiQ Geolocation」をリリースし
ています。
<aiQ Geolocation について>
NTT ドコモグループの携帯電話位置情報とディープラーニング技術を用いることで、対象企業に関わる人の動きを
在住者や通勤者といった詳細なカテゴリに分解して解析。1,500 社を超える国内企業の活動状況や業績を高精度
に予測し、投資家に提供しています。


■「未来創生(1号)ファンド」及び「未来創生 2 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加えた
計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置づ
け、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。2019 年 4 月末時点の運用資産残高は、1 号と 2 号あわ
せて、1093 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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