起業家応援ファンド「マネックスエジソン投資事業有限責任組合」組成-幅広い業種のシード、アーリーステージベンチャー企業への投資を強化-

2017 年 10 月 27 日
各 位
マネックスグループ株式会社
マネックスベンチャーズ株式会社



起業家応援ファンド「マネックスエジソン投資事業有限責任組合」組成
～幅広い業種のシード、アーリーステージベンチャー企業への投資を強化～



マネックスグループ株式会社（以下「マネックスグループ」）およびマネックスベンチャーズ株式会
社（以下「マネックスベンチャーズ」（※1）はこのほど、日本国内のシードおよびアーリーステージの
）
ベンチャー企業へ投資をする「マネックスエジソン投資事業有限責任組合」
（以下「当ファンド」
）を組
成し、2 件の投資を決定しましたのでお知らせします。


当ファンドは、幅広い業種のシードおよびアーリーステージへの投資を主とし、1 件あたり数百万円
～二千万円程度の投資を実施します。また、当ファンドの取り組みを支持いただいた様々な業界のエキ
スパートをアドバイザーとして迎えています。


マネックスグループは、マネックスベンチャーズを通じて人々のライフスタイルを変革するようなテ
クノロジーを有するベンチャー企業へ投資し協働することで、金融と IT 技術の創発を支援し投資先お
よび当社グループの商品・サービスの開発に努めてまいりました。マネックスベンチャーズがコーポレ
ートベンチャーキャピタル事業の強化を掲げてから 3 年が経過し、これまでの投資活動を振り返り将来
を見据えると、今後も加速するテクノロジーの進展が人々の生活環境にさらなる変革をもたらすととも
に、業界の垣根がますます低くなる等企業の事業環境も変化していくことを想像します。


マネックスグループおよびマネックスベンチャーズは、これまで培ってきた知見やネットワークに加
え、アドバイザーの方々による支援や助言等を活かし、積極的に投資先候補の発掘および投資先支援を
実施することで、日本のベンチャービジネスの発展に寄与することを目指してまいります。


私たちは、将来的に当ファンド事業をより大きく育むことを企図しています。当ファンドを通じて、
業種にとらわれず優れた技術や事業アイデアを有するもののまだ注目を浴びていないベンチャー企業
または起業家を応援することで、技術やアイデアを育て日本の未来をデザインしてまいります。

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当ファンドのアドバイザーのコメント（五十音順）


杉山 知之 デジタルハリウッド大学 学長
我が国においてもベンチャー支援がたいへん盛んになりました。しかし、超アーリーステージにおけ
る支援が足りていません。マネックスエジソンの取組みは、多くの挑戦者に勇気を与えるものだと信じ
ます。


宋 文洲 経営コンサルタント、ソフトブレーン株式会社創業者
私はマネックスグループの松本社長とほぼ同時期に起業し上場しました。創業期は苦労の連続でした
が、人生で最も楽しい時期でもありました。
技術革新とグローバル競争が激しくなったこの時代に、ベンチャー起業家にたくさんチャンスがある
と同時に一瞬でもあぐらをかくと時代に置いていかれる危険性があります。
そんなチャンスを掴もうとリスクを恐れず起業を始めたばかりの方々に社会の未来がかかっていま
す。成功してもいいですし、成功しなくても人材とノウハウが残ります。どちらになっても、起業家は
豊かな人生と明るい社会をもたらしてくれます。
マネックスエジソンを通じてそんな方々と出会うことを楽しみにしています。


田中 仁 株式会社ジンズ 代表取締役社長
私は、起業という経験を通じてビジネスの素晴らしさに感謝しています。リスクは当然ありますが、
それを補って余りあるほどの成長を促してくれます。起業家を応援する意義深い取り組みに対し、この
ような形で携わることをとても嬉しく思います。


松尾 豊 東京大学 特任准教授 専門：人工知能
近年、人工知能／ディープラーニングの技術が急速に進展しており、技術をベースにしたスタートア
ップが増えることは大変重要です。本ファンドのような起業家支援の仕組みが増えていくことはすばら
しいことだと思います。


松本 大 マネックスグループ株式会社 代表執行役社長 CEO
当社グループは当ファンドを通じて、幅広い業種の起業家への投資面の援助にとどまらず、当社グル
ープが有している知見やベンチャー企業運営のノウハウ等の提供ならびに当ファンドアドバイザーの
皆さまからのご助言により、日本の未来を担う企業家の成長を支援して参ります。

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「マネックスエジソン投資事業有限責任組合」の概要
設 立 年 月 2017 年 9 月
業務執行組合 員 マネックスベンチャーズ株式会社
設 立 根 拠 等 投資事業有限責任組合契約に関する法律に基づく投資事業組合の設立
投 資 対 象 日本国内の法人又は国内を主要な市場とする法人で、主に潜在成長性豊かな
シード・アーリステージの未上場企業とする。


（※1）マネックスベンチャーズの概要
設 立 年 月 2005 年 11 月
資 本 金 100 百万円
代 表 者 清明 祐子
事 業 内 容 マネックスグループの事業に資する新規ビジネスの発見、育成を行う
投 資 実 績 株式会社ユーザベース（2016 年 10 月 21 日 東京証券取引所マザーズ上場）
株式会社マネーフォワード（2017 年 9 月 29 日 東京証券取引所マザーズ上場）
（※2）
等
（※2）マネックスベンチャーズの投資先については、マネックスベンチャーズのウェブサイト
（http://www.monexventures.com/）をご覧ください。




以上




（報道関係者のお問い合わせ先）

マネックスグループ株式会社 広報室 加藤・松﨑・小池 電話 03-4323-8698

（株主・投資家のお問い合わせ先）
マネックスグループ株式会社 経営管理部 IR 担当 出本・仲野 電話 03-4323-8698

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