長野県諏訪市における「諏訪湖流域下水道豊田終末処理場消化ガス発電事業」の事業開始について

2022 年 10 ⽉ 3 日
各 位
会 社 名 東京センチュリー株式会社
代 表 者 名 代表取締役社⻑ 馬 場 高 一
(コード番号 8439 東証 1 部)
問合せ先 広 報 I R 部 ⻑ 山 下 圭 輔
(TEL03−5209−6710)


⻑野県諏訪市における「諏訪湖流域下水道豊田終末処理場消化ガス発電事業」の事業開始について


当社と⽉島機械株式会社(代表取締役社⻑:福沢 義之、以下「⽉島機械」
)の共同出資により設立した連結子会社の
「TC ⽉島エネルギーソリューション合同会社」
(以下「TC ⽉島エネルギーソリューション」、⽉島機械、ヤンマーエ

ネルギーシステム株式会社(以下「ヤンマーエネルギーシステム」 3 社で構成する企業グループ(以下「企業グル
)の
ープ」
)が、
「諏訪湖流域下水道豊田終末処理場消化ガス発電事業」
(以下「本事業」
)に係る発電事業を開始いたしまし
たので、下記のとおり、お知らせいたします。





本事業は、企業グループが⻑野県から事業用地の賃借を受けるとともに、下水処理場で発生する消化ガス(バイオガ
ス)を⻑野県から購入し、20 年間の発電事業を行うものです。企業グループが有するファイナンス機能や事業運営ノ
ウハウを活用して発電設備を建設し、発電した電気は固定価格買取制度(FIT)を利用して電気事業者に売却いたしま
す。下水汚泥処理の過程で発生するバイオガスは、メタンを主成分とする発電可能な可燃性ガスであり、このような未
利用の再生可能エネルギー源を電力として有効活用することは、温室効果ガスの削減にもつながる社会的意義の高い事
業であります。


当社と⽉島機械は、2017 年 5 ⽉に両社の事業の推進を目的に業務提携契約を締結し、2018 年 5⽉に「埼玉県中川
水循環センター消化ガス発電事業」における共同事業化を実現いたしました。また、連結子会社の TC ⽉島エネルギー
ソリューションが参画する消化ガス発電事業としては、本事業が大分県中津市の「中津終末処理場消化ガス発電事
業」
、山形県酒田市の「酒田市クリーンセンター消化ガス発電事業」に続く 3 件目となります。
今後とも当社は、パートナー企業である⽉島機械との協業関係の更なる深化を目指し、消化ガス発電事業を中心とす
る共創ビジネスの拡大に注力するとともに、脱炭素社会の実現にも引き続き貢献してまいります。




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■本事業の概要


1. 事業名 : 諏訪湖流域下水道豊田終末処理場消化ガス発電事業
2. 事業場所 : ⻑野県諏訪市大字豊田字湖畔 1866-1(豊田終末処理場)
3. 施設概要 : 消化ガス発電設備 設備容量 300kW (ガスエンジン 25kW×12 台)
4. 年間発電量 : 約 200 万 kWh (一般家庭 約 560 世帯相当)
5. 発電事業期間 : 2022 年 10 ⽉ 〜 2042 年 9 ⽉(20 年間) を予定
6. 事業スキーム




【発電事業者】
消化ガス供給 電⼒売却
事業用地貸付

固定価格
⻑野県 【送配電事業者】
買取制度
諏訪湖流域 消化ガス料⾦
(FIT)
下水道
借地賃貸借料 中部電⼒
温水供給
パワー
事務所 ヤンマーエネルギー
電⼒買取 グリッド
システム


TC月島エネルギー
基本協定 ソリューション 接続契約
特定契約
消化ガス供給契約

●資⾦調達
●発電設備の建設
●発電事業の運営
事業計画認定




消化ガス発電設備 発電開始式の様子

以 上


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