ヒラソル・エナジー株式会社との資本業務協定締結のお知らせ

2020 年 2 月 7 日
News Release
芙 蓉 総 合 リ ー ス 株式会社
代表取締役社長 辻田 泰徳
東京都千代田区神田三崎町 3-3-23


ヒラソル・エナジー株式会社との資本業務協定締結のお知らせ

芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 辻田泰徳、以下「芙蓉リース」)は、
ヒラソル・エナジー株式会社(東京都文京区、代表取締役社長 李旻、以下「ヒラソル社」)が実施する
第三者割当増資を引き受け、同社の事業展開をサポートする資本業務協定を締結しました。


ヒラソル社は、東京大学の研究成果である独自の電流型電力線通信技術の実用化を目指し、2017 年 2
月に設立された東京大学発のベンチャー企業で、同技術を活用した太陽光発電設備の保守管理 IoT プラ
ットフォーム「PPLC-PV(※1)」を開発しています。同社は、東京大学協創プラットフォーム開発
株式会社(※2)が主催する起業プログラムの支援先として選定されており、芙蓉リースは同プログラムに
コーポレートパートナーとして参加しています。
(※1)
A Pulse Power Line Communication for Series-Connected PV Monitoring の略。
(※2)
東京大学が 100%出資するベンチャーキャピタル。


「PPLC-PV」は、ヒラソル社が開発した高いノイズ耐性、安定した通信性能を持つセンサーを
パネルごとに設置し、太陽光発電設備の保守管理を行うシステムです。電流・電圧・温度などのデータ
を収集・解析することで、パネル単位での稼働状況を把握することが可能となり、不具合や異常を遠隔
から早期に発見・特定できるため、保守点検費用の低減や発電量の最大化に繋がります。


※ご参考:太陽光発電事業でのPPLC-PV活用イメージ





気候変動による影響が顕在化する中、世界的に再生可能エネルギーの導入が増加しており、日本でも
「第 5 次エネルギー基本計画」
において再生可能エネルギーを主力電源化する方針が明確化されました。
再生可能エネルギーの主力電源化のためには長期安定的な発電所の運営が重要な要素の一つであり、ヒ
ラソル社が提供するサービスは太陽光発電の維持・拡大に貢献するものと考えております。


芙蓉リースグループは、2017 年にスタートした中期経営計画「Frontier Expansion 2021」において、
「エネルギー・環境」を戦略分野の一つと定め、太陽光発電事業の拡大、蓄電池関連ビジネスを手掛け
るベンチャー企業への出資など、省エネ・脱炭素に資するビジネスを推進しております。今後も、再生
可能エネルギーの導入拡大に繋がる事業に積極的に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献して
いきたいと考えております。
以上



お問い合わせ先
芙蓉総合リース株式会社 コーポレートコミュニケーション室 (担当) 斎藤・渡邊
電話番号 03(5275)8891 URL https://www.fgl.co.jp/





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