株式会社Synspectiveとの資本業務協定締結のお知らせ

2019 年 7 月 26 日
News Release
芙 蓉 総 合 リ ー ス 株式会社
代表取締役社長 辻田 泰徳
東京都千代田区神田三崎町 3-3-23


株式会社 Synspective との資本業務協定締結のお知らせ

芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 辻田泰徳、以下「芙蓉リース」)は、
株式会社 Synspective(東京都中央区、代表取締役社長 新井元行、以下「Synspective 社」)が実施する
第三者割当増資の引受を行い、同社の小型 SAR(合成開口レーダ)衛星を活用した地球観測サービスの
事業展開をサポートする資本業務協定を締結しました。


Synspective 社は、衛星による観測データを活用したワンストップソリューション事業を行う会社で
す。内閣府が主催する国家プロジェクト「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)
」における小型 SAR
衛星の開発プロジェクトの成果を事業化すべく 2018 年に設立されました。
SAR 衛星は自ら電波を発することで地表形状や高度・変位を測定する衛星で、太陽光の反射を観測す
る光学式の衛星と異なり、曇天や夜間でも地上を観測できる点で優れています。


Synspective 社は、独自の「折り畳み可能な受動平面展開アンテナ方式」を採用することで、低コス
ト・小型の SAR 衛星を実現しています。今後、自社の SAR 衛星を数多く打上げることで高頻度観測を可
能とする衛星群を構築し、その衛星から得られるデータの販売、及びそれらを利用した政府・企業向け
ソリューションの提供を目指しております。


芙蓉リースグループは、2017 年にスタートした中期経営計画「Frontier Expansion 2021」において
戦略分野の一つとして「新領域」を置き、本件のような新規事業やビジネス領域の拡大を通して、収益
力の向上及び持続的な成長への基盤作りを目指しております。
Synspective 社との提携を通し、当社グループの顧客におけるデータ活用をサポートしていくととも
に、Synspective 社の展開するデータソリューションのノウハウを芙蓉リースグループの様々なサービ
スメニューと組み合わせることで、付加価値の高い新たなサービスの提供を目指します。


芙蓉リースグループはこのような活動を通して顧客の課題を解決しつつ、社会と企業との共有価値を
高め、豊かで持続可能な社会づくりに貢献していきます。





<開発中の衛星イメージ(展開前後)>




<ソリューション例:シンガポールにおける地盤沈下/地形変化の抽出>




以上



お問い合わせ先
芙蓉総合リース株式会社 コーポレートコミュニケーション室 (担当) 斎藤・渡邊
電話番号 03(5275)8891 URL https://www.fgl.co.jp/





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