メリービズ株式会社の株式取得(持分法適用関連会社化)に関するお知らせ

2019 年 11 月 22 日
各 位
住 所 東京都千代田区神田三崎町三丁目3番 23 号
会 社 名 芙 蓉 総 合 リ ー ス 株 式 会 社
代表者の
代表取締役社長 辻田 泰徳
役職氏名
(コード番号:8424 東証第1部)
問 合 せ先 コーポレートコミュニケーション室長 斎藤 敦子
電 話 番号 0 3 - 5 2 7 5 - 8 8 9 1



メリービズ株式会社の株式取得(持分法適用関連会社化)に関するお知らせ


芙蓉総合リース株式会社(以下「当社」といいます。)は、メリービズ株式会社(東京都中央区、代表
取締役 工藤 博樹、以下「メリービズ」といいます。)の第三者割当増資の引受を行い、持分法適用関
連会社といたしましたのでお知らせいたします。


1.株式の取得(持分法適用関連会社化)の理由


当社は、1969 年の設立以来、大手総合リース会社として、
「提案型のソリューションビジネス」に強み
を持ち、国内外の幅広い事業領域で営業展開しております。
また、2017 年度よりスタートした中期経営計画「Frontier Expansion 2021」において、戦略分野とし
て「新領域」を掲げ、M&A や資本・事業提携によって、新規事業の創出やビジネス領域の拡大などによる
フロンティア拡大に取り組んでおります。
このような戦略に基づき、当社は、2019 年 4 月に「新領域」の事業分野として「BPO ドメイン」
(BPO:
ビジネス・プロセス・アウトソーシング・・・・・企業の管理業務等を効率的に受託するサービス)を立ち上
げ、
“経理・決済業務の BPO と言えば FGL(芙蓉総合リース)
”と言われるポジションの確立を目指してお
ります。具体的には、経理事務アウトソーシングと金融サービスを組み合わせたアクリーティブ株式会
社や通信回線を中心に一括請求サービス等を行う株式会社インボイス、業務コンサルティング機能とト
ータルアウトソーシングサービスを提供する NOC アウトソーシング&コンサルティング株式会社等の連
結子会社化を通じ、従来のリース・ファイナンスビジネスにとどまらないサービスラインナップの拡充
に努めて参りました。


このような方針のもと、当社とメリービズとは、2018 年 8 月にグループ会社であるアクリーティブ株
式会社と共に資本業務提携を行い、
「BPO ドメイン」の本格的な立ち上げの以前から、メリービズの経理
事務受託サービス「バーチャル経理アシスタント」の事業拡大を支援するとともに、それぞれの企業の
持つ強みや特色を活かした事業開発を進めて参りました。最近では、
「BPO ドメイン」を立ち上げたこと


も奏功し、営業面での密な連携が進捗する等の実績が上がりつつあります。このような連携を加速させ
つつ、メリービズのサービス品質の向上や組織体制強化を目的とし、第三者割当増資の引き受けと合わ
せて持分法適用関連会社化いたします。


現在、日本においては少子高齢化に伴う労働力不足への対応と先進国の中でも低い生産性を向上させ
るため、政府主導で“働き方改革”が推進されています。企業の業務効率化に資する BPO サービスへの
ニーズは次第に高まっており、人手不足によりこのトレンドが今後も進んでいくことは確実です。加え
て、メリービズのビジネスモデルである、
「クラウドソーシング」の仕組みを活用したスキルのある在宅
ワーカーの労働力活用は、雇用の創出・所得の分配のみならず国内の生産性向上に資すると考えており
ます。
今後も、当社は「BPO ドメイン」の事業展開を加速させていくとともに、企業の生産性向上の一助とな
ることで社会的課題の解決にも貢献し、当社の標榜する CSV 経営(CSV:クリエイティング・シェアード・
バリュー・・・・・社会と企業の共有価値の創造)の実現を目指して参ります。


2.今後の見通し


本件に伴う 2020 年 3 月期の当社個別業績及び連結業績に与える影響は軽微であり、2019 年 5 月 9 日に
公表しました通期の連結業績予想に変更はございません。


以上





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