「芙蓉 ゼロカーボンシティ・サポートプログラム」の利用企業・団体数が100団体を突破

2021 年4月 20 日
News Release
芙 蓉 総 合 リ ー ス 株式会社
代表取締役社長 辻田 泰徳
東京都千代田区麹町5-1-1

芙 蓉 オ ー ト リ ー ス 株式会社
代表取締役社長 長野 克宣
東京都千代田区麹町5-1-1



「芙蓉 ゼロカーボンシティ・サポートプログラム」の

利用企業・団体数が100団体を突破

芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 辻田泰徳、以下「芙蓉リース」)および
芙蓉オートリース株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 長野克宣)が 2020 年 10 月より提供を開
始した「芙蓉 ゼロカーボンシティ・サポートプログラム(以下「本プログラム」)」の利用企業・団体
数が 100 団体を超えましたのでお知らせします。


本プログラムは、「2050年までに温室効果ガス又は二酸化炭素の排出実質ゼロ」を目指すゼロカーボ
ンシティ※1施策を後押しする目的で設立した寄付金付優遇ファイナンスプログラムです。ご賛同いただ
いたお客様とのご契約額の0.1%を寄付金として拠出し、そこに芙蓉リースが同額を上乗せすることで、
契約額の計0.2%相当額を、ゼロカーボンシティの推進に寄与する団体(自治体・財団法人・社団法人・
NPO等から芙蓉リースが選定)に寄付いたします。


芙蓉リースグループは本プログラムにご賛同いただいたお客様に感謝申し上げます。今後もより一層
本プログラムの推進に力を入れ、お客様とともに脱炭素化に向けた取り組みを進めてまいります。



<「芙蓉 ゼロカーボンシティ・サポートプログラム」4つの特色>


1.脱炭素化を進める企業への多様な選択肢の提供により裾野の拡大に貢献
2.再エネ拡大を志す地域へのサポート
3.寄付金を活用し環境問題の解決において重要な役割を担う公益財団法人を支援
4.グリーンボンドを発行し脱炭素化を推進する企業・団体と ESG 投資家を橋渡し





1.脱炭素化を進める企業への多様な選択肢の提供により裾野の拡大に貢献
利用企業・団体数100団体を突破(受付期間:2020年10月1日~2021年4月13日)


本プログラムは、ほとんどの企業・団体が取り組むことのできる事業用車両(電気自動車(EV)
、ハイ
ブリッド車(HV)等)、LED 照明、パソコン等グリーン購入法適合製品の導入から、大企業の生産設備
等の使用電力の再エネ化を実現する「グリーン電力購入契約(PPA サービス)」まで幅広いサービスを対
象とし、脱炭素化に取り組むお客様に多くの選択肢をご提供しています。その結果、利用企業・団体は順
調に増加し、提供開始後約半年で 100 団体となりました。うち社名・団体名の開示をご承諾いただいた
企業・団体は 83 団体で、以下の通りです。
尚、本プログラムにより提供するサービス・対象物件は、いずれも Climate Bonds Initiative※2
(CBI)のタクソノミーや国際エネルギー機関(IEA)が公開している Global Fuel Economy Initiative
Target※3 等を基に、外部の専門家により環境改善効果を認められたものです。


(※五十音順。企業・団体ロゴの掲載をご承諾いただいたお客様はロゴを掲載しています。)

株式会社あじかん 小川珈琲株式会社




株式会社学研ココファン コスモエレベーター株式会社
株式会社学研ココファン・ナーサリー コスモエレベーターシステム株式会社




株式会社サンエス 株式会社塩沢産業





株式会社システムズナカシマ 損害保険ジャパン株式会社




多摩信用金庫 たましんリース株式会社




TPR 商事株式会社 東海溶材株式会社




東京建物株式会社 肥銀リース株式会社




ヒューリック株式会社 フィデアリース株式会社





福岡運輸株式会社 福岡運輸システムネット株式会社




福助工業株式会社 フルテック株式会社




株式会社村田製作所 株式会社メディカルシステムネットワーク




ヤマト電機株式会社 横河レンタ・リース株式会社




和平フレイズ MS 株式会社





株式会社アグロジャパン アズビル株式会社

株式会社アペイド 有限会社荒田商店

株式会社アリミノ 株式会社アン・モード

株式会社ヴィアックス 株式会社榎本武平商店

株式会社オーシャンシステム 小田原市

株式会社金沢電気設備 株式会社カナモト

学校法人河合塾 株式会社きずな

株式会社 kukuru ゲンキー株式会社

株式会社サカタ製作所 三條物産株式会社

J-ウィングレンタリース株式会社 J-netレンタリース株式会社

四銀総合リース株式会社 株式会社ジップ

株式会社庄内品川 昭和電工ガスプロダクツ株式会社

有限会社伸光建設 株式会社水機テクノス

セコム高知株式会社 株式会社大東リース

伊達社会保険労務士事務所 中越通運株式会社

中越ロジテム株式会社 東栄ホームサービス株式会社

株式会社東精ボックス 株式会社東和銀行

東和銀リース株式会社 土佐屋コンクリート工業株式会社

ナカシマプロペラ株式会社 なんぎんリース株式会社

日栄動力工業株式会社 日本ファシリティ・ソリューション株式会社

株式会社ハードオフコーポレーション 株式会社バイタルグリーン

萩原工業株式会社 ビーコンコミュニケーションズ株式会社

株式会社フィデア情報総研 株式会社福岡運輸ホールディングス

福岡倉庫株式会社 本間工業株式会社



丸善食品工業株式会社 株式会社マルミ歯科商店

三谷産業イー・シー株式会社 南相木村

盛岡セイコー工業株式会社 株式会社ヤスダワークス

株式会社ヨシオ 菱洋エレクトロ株式会社





2.再エネ拡大を志す地域へのサポート プログラムを提供した都道府県:22 都道府県


本プログラムの開始時点では 154 自治体であった「ゼロカーボンシティ」は、2021 年 4 月 16 日時点
で 370 自治体にまで拡大しました。これら全国に広がるゼロカーボンシティをカバーするため、地域の
リース会社との連携を進めています。その結果、全国 22 都道府県においてプログラムの成約が実現し
ています。
今後とも、再生可能エネルギーの拡大に欠かせない「自立・分散型エネルギーシステム」の推進、お
よび地域社会への貢献を目指し、地域企業・団体との連携を強化してまいります。



■「芙蓉 ゼロカーボンシティ・サポートプログラム」
利用企業・団体の所在都道府県




<提携リース会社(社名公表ご承諾企業のみ) ※五十音順>
四銀総合リース株式会社(本社:高知県) 株式会社大東リース(本社:福島県)
たましんリース株式会社(本社:東京都) 東和銀リース株式会社(本社:群馬県)
なんぎんリース株式会社(本社:鹿児島県) 肥銀リース株式会社(本社:熊本県)
フィデアリース株式会社(本社:山形県)





3.寄付金を活用し環境問題の解決において重要な役割を担う公益財団法人を支援


本プログラムは、契約額の計 0.2%相当額をゼロカーボンシティの推進に寄与する団体にお客様と連
名で寄付する「寄付金付優遇ファイナンスプログラム」です。第1回目の寄付は 2021 年 6 月以降を予
定しておりますが、現時点での寄付予定先として以下の2団体を選定しました。今後も自治体や各種団
体と連携し、本プログラムの推進ならびに国内の脱炭素化に取り組んでまいります。


(1)公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)は、日本を含むアジア太平洋地域を中心に、世界の持続
可能な発展を目指し、様々な地球環境課題について、実践的 戦略的な政策研究を行っています。
・ さらに、
それらの研究成果を元に、各国の政府や自治体、研究機関や国連など国際機関と連携し、政策の実装や運
用についての助言や働きかけを行い、またその成果や事例を、共同で開催する国際会議やセミナーなどで
発表するなど、積極的に発信しています。
寄付金はゼロカーボンシティの推進に向けた各種研究、および情報提供のための費用として使用され
る予定です。


IGES 様コメント:

ご寄付について心より御礼を申し上げます。本プログラムのご主旨を踏まえ、ゼロカーボンシティ形
成を促進するための政策研究の実施やセミナー等の推進活動に一層励み、国際的な自治体ネットワー
ク等とも連携しながら、ゼロカーボンに取り組む自治体、企業、市民の皆様を支援して参る所存です。




(2)公益財団法人 肥後の水とみどりの愛護基金 ※対象:肥銀リース株式会社様との提携案件
公益財団法人 肥後の水とみどりの愛護基金は、熊本県の地下水の量と質の保全を目的とした、助
成・啓発・植樹・棚田耕作に注力されており、その目的に則した寄付金の活用を通じ、気候変動問題へ
の取組みを予定されておられます。


なお、第1回目の寄付は2021年6月以降に実施する予定であり、詳細については寄付実施後に芙蓉リ
ースのホームページにて開示いたします。





4.グリーンボンドを発行し脱炭素化を推進する企業・団体と ESG 投資家を橋渡し


本プログラムの原資には、ESG 投資家からグリーンボンドで調達した資金を使用しています。当該グ
リーンボンドは資金使途やプログラムの新規性、独自性が高く評価されたほか、グリーンボンド市場の
裾野の拡大につながる事業であると評価を受け、環境省の「2019 年度グリーンボンド発行モデル創出
事業に係るモデル発行事例」に選定されたほか、2020 年には同省主催の「第 1 回 ESG ファイナンス・
アワード・ジャパン」のボンド部門にて金賞(環境大臣賞)を受賞しました。




昨年 12 月に発行したサステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)においては、2024 年 7 月末までに
本プログラムおよび「芙蓉 再エネ 100 宣言・サポートプログラム」の累計取扱額を 50 億円以上とする
ことを新たにサステナビリティ関連目標として設定し、その達成に向け積極的に取り組んでいます。ま
た、本 SLB についても目標の野心性や意義、先駆性が認められ、環境省「令和2年度サステナビリテ
ィ・リンク・ローン等モデル創出事業に係るモデル事例」に選定されました。
投資家の皆様から調達した資金を、脱炭素化を目指す全国の企業・団体へのファイナンス等に効果的
に活用し、都市部から地方まで、日本全体でのゼロカーボンシティ実現に向けて今後もプログラムを推
進してまいります。





【参考資料】

<対象物件(例)> <導入事例:盛岡セイコー工業株式会社様>

事業用車両(EV、HV 等) CO₂排出削減に取り組んでいる盛岡セイコー工業株式会社では、初期
費用が不要でサステナブルに環境問題対策が行えるグリーン電力購入契
約(PPA サービス)を活用し、工場の屋根に約 800Kw の太陽光発電設
備を設置しました。太陽光により発電したグリーン電力を製造に活用
し、電力使用量に応じた料金をお支払いいただきます。
再生可能エネルギー設備




省エネルギー機器




グリーン購入法適合製品
【ご参考:ニュースリリース】
・太陽光発電によるグリーン電力購入契約の締結について(2020 年 9
月 29 日):https://ssl4.eir-parts.net/doc/8424/tdnet/1885697/00.pdf




【ご参考:ニュースリリース】
<地方リース会社との提携>
・肥銀リース株式会社との「芙蓉 ゼロカーボンシティ・サポートプログラム」での業務提携について
(2020 年 12 月 16 日)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8424/tdnet/1913642/00.pdf


・なんぎんリース株式会社との「芙蓉 ゼロカーボンシティ・サポートプログラム」での業務提携につ
いて(2020 年 12 月 16 日)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8424/tdnet/1913643/00.pdf


・フィデアリース株式会社との「芙蓉 ゼロカーボンシティ・サポートプログラム」での業務提携につ
いて(2021 年 4 月 5 日)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8424/tdnet/1951123/00.pdf





<ESG 投資家の資金活用>
・ESG ファイナンス・アワード・ジャパン(環境省主催)ボンド部門金賞(環境大臣賞)受賞のお知ら
せ(2020 年 2 月 27 日)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8424/tdnet/1802022/00.pdf


・第 27 回無担保普通社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティ・リンク・ボンド)の発行に
関するお知らせ(2020 年 12 月 18 日)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8424/tdnet/1914223/00.pdf



※1 「2050年までに温室効果ガス又は二酸化炭素の排出量を実質ゼロ」にすることを目指す旨を、首長自らが又は自治
体として公表した地方自治体のこと。


※2 2010年12月に設立された、低炭素経済に向けた大規模投資を促進する国際 NPO。CBI が作成した Climate Bonds
Standard は、投資家や政府が低炭素融資を行う際のスクリーニングツールとして活用されている。


※3 Global Fuel Economy Initiative とは, FIA Foundation, 国連環境計画、UC DAVIS, IEA, International Council on
Clean Transportation, International Transport Forum が、よりクリーンで高効率な乗り物に係る方針策定を行う
世界中の政府をサポートするために結成したイニシアティブで、2050年までのゼロ炭素自動車の実現を目指した場
合のロードマップを発表している。




以上

お問い合わせ先
芙蓉総合リース株式会社 コーポレートコミュニケーション室 (担当) 木村・渡邊
電話番号 03(5275)8891 URL https://www.fgl.co.jp/
芙蓉オートリース株式会社 営業企画部
電話番号 03(5275)2934 URL https://www.fuyoauto.co.jp/




17501