RDC新潟開設に関するお知らせ

PRESS RELEASE
2018 年7月 24 日



業容拡大と大幅な生産性向上に向け
「RDC新潟」を開設
~卸の枠を超えた流通改革に挑戦~




株式会社PALTAC(本社・大阪市 代表取締役社長 二宮 邦夫)は、本日「RDC新潟」を
新潟県見附市に開設し、2018 年8月より稼働いたします。
このたび開設する「RDC新潟」は、信越エリアにおける業容拡大に対応する出荷能力拡大、
及び労働人口減少に伴う人手不足に対応し得る大幅な生産性向上を実現することを目的にしており
ます。
特に生産性向上に向けては、AIやロボット技術等の最新テクノロジーと当社が持つ物流ノウハ
ウを融合させ、独自開発の次世代型物流システム「SPAID(Super Productivity Advanced
Innovative Distribution)
」を開発し、「RDC新潟」は当該システムを導入する第1号の物流セン
ターとなります。
「SPAID」導入により、従来と同じ作業人員数で2倍の作業量を処理する(生産性2倍)
ことが可能となるだけでなく、物流機能強化に加え、危険作業や人への負担の多い作業をロボッ
トに任せることなどにより「人に優しい物流センター」を実現してまいります。
「SPAID」については、
「RDC新潟」において運用ノウハウを蓄積するとともに、さらなる研
究開発を進め、当社最大規模となる「
(仮)RDC杉戸(2019 年冬に開設予定)
」へ導入してまいりま
す。
PALTACは、最新テクノロジーの導入による「SPAID」開発など、これまでの卸の枠
にとらわれない流通改革に挑戦し、
「顧客満足の最大化と流通コストの最小化」を目指し、社会要
請である生産性向上に応えインフラ企業の役割を果たしてまいります。




(注)1.RDC (Regional Distribution Center):大型物流センター
2.近隣に位置する「RDC見附」につきましては、
「RDC新潟」の稼働に伴い、その機能
を順次「RDC新潟」に移転し、「RDC新潟」の正常稼働後に閉鎖する予定です。
<開設の目的>

(1)信越エリアにおける出荷能力拡大
■信越エリアにおける業容拡大に伴う出荷能力の確保
年間出荷能力 250億円 (従前150億円)

(2)大幅な生産性向上
■当社が新たに開発した次世代型物流システム「SPAID(Super Productivity Advanced
Innovative Distribution)」導入第1号
■最新テクノロジー(AI、ロボット、センサーなど)を導入し、生産性は従来比2倍
→深刻化する労働人口減少への対応(人手不足の社会でも安定した出荷を実現)
→従来と同じ作業人員数で2倍の作業量を実現
→特に多数の人員を要するバラピッキングの方式を一新
当社が独自に開発した「MUPPS(Multitaskcrane Piece Picking System)
」方式により
「歩かない・探さない」ピッキングによる高い生産性と精度を実現

(3)人に優しい物流センターの実現
■人への負担が多い作業や危険な作業を自動化・ロボット化することにより人に優しい
物流センターを実現
→「目と脳」をもつAIケースピッキングロボット導入により、パレット自動倉庫からの
ケース出荷業務を完全自動化
→新型オートカートンカッター導入による危険作業・人への負担軽減
(ケースの自動カット率向上、当該エリアでは初導入)

(4)BCPへの対応
■有事の際にも、「止めない物流」
→自動倉庫部分は全て免振構造を採用
→非常用自家発電装置を設置



<施設概要>
別紙記載のとおり
※設備の詳細については別添のパンフレットをご参照ください。




本件に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。
物 流 本 部・佐塚(TEL 06-4793-1075)
経 営 企 画 室・嶋田(TEL 06-4793-1090)
≪別 紙≫



新設RDCの概要




<RDC新潟 外観>




所在地 新潟県見附市新幸町 50-1(新潟県中部産業団地内)
敷地面積 27,821.28 ㎡(約 8,416 坪)
建坪 10,184.55 ㎡(約 3,081 坪)
建築面積 延坪 20,911.97 ㎡(約 6,326 坪)

内 自動倉庫 1,398.46 ㎡ (約 423 坪)
年間出荷能力 250 億円
総投資額 78.3 億円

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