カッティングプロッタ「CG-AR Series」発表に関するお知らせ

2022 年2月 24 日
各 位
株式会社ミマキエンジニアリング
代 表 取 締 役 社 長 池 田 和 明
(コード番号:6638 東証第一部)
問い合わせ先 取締役経営企画本部長 清水浩司
電話番号:0268-80-0058


コストパフォーマンス・カット性能・ユーザビリティで新しさを提供
カッティングプロッタ「CG-AR Series」発表に関するお知らせ



当社は、カッティングプロッタの新製品として、カット可能範囲の異なる3サイズ「CG-60AR(カット可
能範囲:幅606mm)」、「CG-100AR(同:幅1,070mm)」、「CG-130AR(同:幅1,370mm)」を発表しますの
で、別紙のとおりお知らせいたします。



以上





ニュースリリース
2022 年 2 ⽉ 24 ⽇

カッティングプロッタ「CG-AR Series」新登場
〜コストパフォーマンス・カット性能・ユーザビリティで新しさを提供〜
"Stay sharp" More profit per cut




産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、 プリンタを⼿掛ける株式会社ミマキエンジニアリ
3D
ング(本社/⻑野県東御市、代表取締役社⻑/池⽥ 和明)は、カッティングプロッタの新製品として、カット可
能範囲の異なる 3 サイズ「CG-60AR(カット可能範囲:幅 606mm)、
」「CG-100AR(同:幅 1,070mm)、
」「CG-
130AR(同:幅 1,370mm)」を発表いたします。


当社は 1988 年にサイン業界向けの⾼精度カッティングプロッタ「CG シリーズ」を発売して以来、30 年以上
にわたり世界中のお客様から⾼い評価をいただいております。短納期を求められる仕事が増える中、スピードは
もちろんのこと、多様化するカット素材に対する正確なカッティングや、初めての⽅でも使いやすい操作性など、
さまざまなご要望をいただいてきました。


今回発表する「CG-AR シリーズ」は、お求めやすい価格でありながら、より進化したカット性能と幅広いカッ
ト素材への対応⼒を併せ持ち、ユーザビリティを⾼めた最新のカッティングプロッタのエントリーモデルです。


基本性能は、クラス最⾼カット圧 550g とカッティングスピード従来機⽐※1105%を実現。カット圧を従来機よ
り 50g 増やすことで、カット可能な素材の種類が増えました。塩ビシート、蛍光・反射シート、ゴムシートなど、
さまざまなシートに対応しています。さらに、新しく厚紙の全カットに対応。専⽤オプション※2 を使⽤すること
で、普通紙から厚紙まで⾼品質に切り抜くカットが可能です。加えて罫引きツールを使⽤すれば、折り線作図が
可能になります。これらの機能により、従来では実現できなかったペーパークラフトやパッケージの作成を可能
とし、加⼯できる素材の拡⼤だけでなく、⽤途の拡⼤を実現しました。




また、さまざまなお客様にお使いいただけるよう“使いやすさ”を重視した機能を追加。Windows プロッタード
ライバ対応により、カッティングプロッタへのデータ出⼒が簡単になりました。Adobe Illustrator※3 などのデザ
インソフトを使⽤せずに、Microsoft Word※3 で直接データを送信し、カットすることができます。これにより、
⼀般的なオフィスプリンタから出⼒する感覚で、簡単に⽂字や図形をカット作図することができます。※4
加えて、離れた場所からマシン操作、稼働状況の確認ができる「Mimaki Remote Access(以下:MRA) に対

応。同⼀セグメントの LAN 環境内であれば、スマートフォン※5 やパソコンからマシンのパネル操作、エラーチ
ェック、カット進捗など稼働状況の確認ができます。離れた場所からでも安⼼してカッティングプロッタを稼働
させることで、お客様が求める作業環境を提供します。
そして、エントリーモデル新搭載「ID カット機能」 で、
※6 さらに使いやすさを向上させます。
「ID カット機能」
とは、当社プリンタと連携することで、Print&Cut を効率よく⾏う機能です。プリントされた ID 付きトンボを読
み取ることで、ID に含まれたデータを⾃動でカットします。パソコンからのデータ送信は1回で完了し、プリン
トしたシートをカッティングプロッタにセットすれば⾃動カットの完了です。エントリーモデルながら無⼈運転
も可能にするコストパフォーマンスを実現しました。
従来機にはなかった“使いやすさ”を選択いただくことで、さまざまなお客様が効率的な出⼒体制を構築するこ
とができます。


「CG-AR シリーズ」は、この 1 台で、圧倒的なコストパフォーマンスでお客様のビジネスを強⼒にサポート
し、今までカッティングプロッタをご利⽤のお客様にも、ご利⽤でないお客様にも使いやすい、限界を超えたエ
ントリーモデルカッティングプロッタです。


各機種は 2022 年4⽉の販売開始を予定しており、本体価格(税込) 「CG-60AR」 198,000 円、 CG-100AR」
は、 が 「
が 338,800 円、
「CG-130AR」が 393,800 円です。ステッカー、ラベル、ポップや看板などサイン⽤途のほか、カ
ーラッピングやウォールデコレーション、ペーパークラフト、パッケージなど幅広い⽤途を対象に、「CG-AR
Series」発売後、1 年間で 10,000 台の販売(全世界)を⾒込んでいます。


ミマキエンジニアリングは「新しさと違い」を経営ビジョンに掲げ、お客様に新たな価値を⽣み出すイノベー
ター企業として邁進し続けてまいります。


※1 CG-SRⅢシリーズ
※2 台紙テーブル、カッティング台紙、厚紙切り刃、罫引きツールはオプション品(別売)となります。
※3 本記事に記載されている会社名、商品名は各社の商標または、登録商標です。
※4 カット順制御、トンボカット等の詳細機能のご利⽤は、プラグインカッティングソフトウエア「FineCut/Coat9 for Illustrator®」をご使⽤く
ださい。
※5 iPhone 対応、Android 後⽇対応予定
※6 ID カット機能を使⽤するには、当社プリンタ JV330 Series、JV300Plus Series、JV/UJV100 Series(別売)が必要になります。




◎概要
・クラス最⾼カット圧 550g を実現し、カット可能な素材の種類を拡張
・最⼤カッティングスピードを従来機⽐ 105%⾼速化し⽣産性を向上
・厚紙カット⽤オプション品追加で A3 サイズまでのパッケージ製作に対応
・Windows プロッタードライバに対応し、専⽤ソフト不要でカットが可能に
・「Mimaki Remote Access(MRA)
」で離れた場所から本体の稼働状況の確認やパネル操作が可能に





◎主な特⻑
1.クラス最⾼カット圧 550g と従来機⽐ 105%の⾼速化を実現
10g から 550g までカット圧が選択でき、ノーマルカット、全カット、ハーフカットといった 3 種類のカッティ
ングが可能です。塩ビシート、蛍光・反射シート、ゴムシートなど、多様な素材のカッティングに対応していま
す。




2.厚紙カット⽤オプション品追加で A3 サイズまでのパッケージ製作が可能に
台紙テーブル、カッティング台紙、厚紙切り刃、罫引きツールといった厚紙カット⽤オプション品をご利⽤いた
だくことで、普通紙から厚紙までの⾼品質な全カットが可能になりました。この⼀台で、ペーパークラフト製作
やパッケージ製作などにご利⽤いただけます。


制作⼀例




ペーパークラフト パッケージ





3.Windows プロッタードライバに対応し専⽤ソフト不要でカットが可能に
Microsoft Word、Excel、PowerPoint などの使い慣れたソフトウェアを使い、⼀般的なオフィスプリンタから出
⼒する感覚で、簡単にカットできるようになりました。




4.「ID カット機能」搭載で効率的にプリント&カット
プリント時に RasterLink7 によるデータ識別 ID をプリントすることで、カット時にプリントした ID から⾃動で
カットデータを読み込んでカットを開始できる機能です。従来は、カットデータごとにトンボのスキャンとカッ
トデータ指定をオペレーターが⼿作業で⾏っていましたが、「ID カット機能」を使うことで異なるデータでも無
⼈連続カットが可能となります。マシンがカット作業を⾏っている間、オペレーターは別の作業を並⾏して進め
ることができます。





5.ワイヤレスでプリンタ操作が可能になる「Mimaki Remote Access(MRA)

スマートフォン※5、パソコンからリモートでカッティングプロッタの状態確認が可能になります。離れた場所か
ら本体の稼働状況やパネル操作が可能になるため、より効率的に作業を進めることができます。




 




◎主な仕様
CG-60AR CG-100AR CG-130AR
セット可能ロール 90〜740mm 90〜1,250mm 90〜1,550mm
シート幅
カット可能範囲※7 606mm×51m 1,070mm×51m 1,370mm×51m


最⼤速度 カット時:73 ㎝/s、45°⽅向:103 ㎝/s
設定可能速度 1〜10 ㎝/s(1 ㎝/s ステップ調整)、10〜73 ㎝/s(5 ㎝/s ステップ調整)
機械的分解能 X 軸:2.5μm、Y 軸:5μm
プログラムステッ 25、10μm(MGL-Ⅱc) 100、50μm(MGL-Ⅰc1)

反復精度※8 ±0.2mm/2m
精度保証範囲 586mm×2m 1,050mm×2m 1,350mm×2m
最⼤圧⼒ 550g
設定可能圧⼒ カッター 10〜20g(2g ステップ)
、20〜100g(5g ステップ)、100〜550g(10g ステッ
プ)
ペン 10〜20g(2g ステップ)
、20〜100g(5g ステップ)、100〜150g(10g ステッ
プ)
罫引き 10〜20g(2g ステップ)
、20〜100g(5g ステップ)、100〜550g(10g ステッ
プ)



塩ビシート、ゴムシート、蛍光シート、反射シート
カット可能シート コートボール紙
※9 ※10 (オプション台紙使⽤時)
使⽤可能ツール ※ 偏芯カッター、市販⼿書きボールペン、罫引きツール


コマンド MGL-Ⅱc、MGL-Ⅰc1
インターフェース USB、RS-232C、Ethernet
受信バッファ容量 約 27MB 標準(ソーティング有効時は約 17MB)
動作環境 5〜35℃、35〜75%(Rh)結露しないこと
電源容量 AC 100 〜 240 V 1A 50/60Hz
消費電⼒ 168W 以下 228W 以下
外形⼨法(W×D× 1,010×355×355mm 1,510×580×1,160mm 1,810×580×1,160mm
H) (1,010 × 580 × 1,160mm) ※


重量 17kg (27 ㎏)※12 35 ㎏ 43 ㎏
⾃⽴スタンド オプション 標準装備
※7 使⽤ソフトにより最⼤送り⻑に制限があります。
※8 反復精度詳細条件については取扱説明書をご参照ください。
※9 蛍光シート、反射シートはそれぞれ専⽤刃をお使いください。
※10 厚⼿のコートボール紙ではカットの品質や精度が低下するおそれがあります。
※11 市販⼿書き⽤ボールペンは Φ8-9 でクランプされる部分にでっぱりやテーパーの無いものをお使いください。
※12 ⾃⽴スタンドオプション装着時。
※13 記載の仕様、デザイン、⼨法などは、技術改善等により予告なく変更する場合があります。


株式会社ミマキエンジニアリングについて
ミマキエンジニアリングは、産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3D プリンタおよびそのイ
ンク、ソフトウェアの開発・製造・販売・保守を行っています。サイングラフィックス、インダストリアルプロ
ダクツ、テキスタイルアパレルの市場に向け、プリント⼯程のトータルソリューションを提供することにより、
お客様に常に「新しさと違い」をお届けするイノベーターを⽬指しています。
企業・IR サイト: https://ir.mimaki.com/
製品サイト: https://japan.mimaki.com/




お問い合わせ先

◎報道関係者様からのお問い合わせ先 ◎⼀般のお客様からのお問い合わせ先
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⻑野県東御市滋野⼄ 1628‐1 https://japan.mimaki.com/inquiry/negotiation/
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