『ESG ファイナンス・アワード・ジャパン』 環境サステナブル企業部門にて、銅賞を受賞

NEWS RELEASE
2020年2月28日


『ESG ファイナンス・アワード・ジャパン』
環境サステナブル企業部門にて、銅賞を受賞

株式会社丸井グループ(本社:東京都中野区、代表取締役社長:青井 浩)は、このたび、
『ESGファイナンス・アワード・ジャパン』(主催:環境省)において環境サステナブル
企業部門の銅賞を受賞いたしました。小売業としては、唯一の受賞企業となります。



■『ESGファイナンス・アワード・ジャパン』とは
ESG金融または、環境・社会事業に積極的に
取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、
仲介業者、企業などについて、その先進的取り組みなど
を表彰し広く社会で共有することで、ESG金融の普及・
拡大につなげる目的で創設された表彰制度です。今回、
丸井グループは唯一の小売業として、環境サステナブル
企業部門の銅賞を受賞いたしました。
ESGファイナンス・アワード・ジャパンの詳細はこちら
→https://www.env.go.jp/press/107266.html


<環境サステナブル企業部門について>
企業価値向上をめざして「環境関連の重要な機会とリスク」※を経営戦略に取り込み、
環境への正の効果を生み出している企業を「環境サステナブル企業」とし、その具体的な
実例を投資家、企業に示すため、本アワードの一部門として設定されました。
※組織の短期、中期、長期的な価値創造能力に実質的に影響を与えうる環境関連の機会・リスクのこと
環境サステナブル企業の詳細はこちら
→https://www.env.go.jp/press/files/jp/112504.pdf




株式会社 丸井グループ 広報室
〒164-8701 東京都中野区中野4丁目3番2号 電話 (03)3384-0101 (大代表) FAX (03)5343-6615
■ 丸井グループの取り組み
<丸井グループが進める「共創サステナビリティ経営」>
当社グループでは、ビジネスと環境への配慮、社会的課題の解決、ガバナンスへの
取り組みが一体となった未来志向の「共創サステナビリティ経営」を進めています。
2019年には本格的なサステナビリティ経営に向け、長期ビジョン「丸井グループ
ビジョン2050」を策定、その中で共創を基盤とした3つのビジネスを設定いたしました。
その1つである「世代間をつなぐビジネス」として、 「地球と共存する選択肢」を提供
する「グリーン・ビジネス」を進め、環境負荷低減や、
「リデュース」「リユース」
「リサイクル」
といったサーキュラーエコノミーを推進しています。




<TCFDの提言への賛同とグリーン・ビジネスの推進>
当社グループは、2018年11月に、日本の
小売業で初めて『TCFD(気候関連財務情報
開示タスクフォース)※』の提言に賛同。
「気候変動への取り組みとTCFDへの対応」を、自社ホームページや統合報告書、
有価証券報告書に開示するとともに、TCFD提言を当社グループの気候変動対応の適切
さを検証するベンチマークとして活用し、共創サステナビリティ経営を進めています。
※ 金融安定理事会(FSB)により設立されたタスクフォース。気候変動に関連する事業リスクやビジネス機会について
の情報開示を企業に促し、機関投資家や金融機関と共有することを目的とする。
ニュースリリースはこちら
→https://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/18_1120/18_1120_1.pdf
有価証券報告書(第 83 期)はこちら(12 ページに記載)
→https://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/0190gfe0.pdf




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<グリーン・ビジネスの「リスク」と「機会」>
グリーン・ビジネスを進める中で、当社グループは、気候変動による気温上昇を1.5℃
以下に抑制することをめざす動きに寄与することが重要であると捉えており、1.5℃目標
シナリオへの対応力を強化すべく、気候関連のリスクと機会がもたらす事業への影響を
把握し、戦略の策定を進めております。
リスクについては、気候変動シナリオなどから将来のコスト増加を予測し、再生可能
エネルギー調達によるコスト増(8億円)および炭素税導入によるコスト増(22億円)
を合わせて30億円と算定。機会については、当社グループが発行するクレジットカード
のエポスカード会員に向けた再生可能エネルギーへの切り替え促進によるフィンテック
事業の利益増(20億円)、自社の再生可能エネルギーへの100%切り替えによる
炭素税の非課税化(22億円)および電力小売事業への参入による調達コスト削減(3億
円)を合計で45億円と算定しており、リスク影響を上回るビジネス機会が存在すると
認識しています。また、そのほかの機会・リスクに関しても、今後のさまざまな動向を
踏まえて定期的に分析し、評価の見直しと情報開示を進めていきます。




この度の受賞に際し、お客さま、お取引先さまをはじめ、共創活動にご参加いただいており
ます、すべてのステークホルダーの皆さまに感謝を申し上げるとともに、共創活動を通じて
さらなる中長期的な企業価値の向上に取り組んでまいります。


「共創サステナビリティ経営」「丸井グループ ビジョン」についてはこちら
「共創経営レポート 2019(日本語版)」
→https://www.0101maruigroup.co.jp/sustainability/lib/s-report.html
「VISION BOOK 2050(日本語版)」
→https://www.0101maruigroup.co.jp/csr/report.html




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■ 丸井グループの概要

商 号 : 株式会社 丸井グループ
本 社 所 在 地 : 〒164-8701 東京都中野区中野4-3-2
代 表 電 話 : 03(3384)0101 FAX 03(5343)6615
U R L : http://www.0101maruigroup.co.jp
社 長 : 青井 浩
主な関連会社 : ㈱丸井、㈱エポスカード、㈱エイムクリエイツ ほか




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