介護施設向けコミュニケーションロボット「Tapia(タピア)」共同開発に関する基本合意のお知らせ

平成 30 年 2 月 15 日

各 位
会 社 名 株 式 会 社 幸 和 製 作 所

代表者名 代 表 取 締 役 社 長 玉 田 秀 明

(コード番号:7807 東証JASDAQ)

問合せ先 取締役管理本部長 大 井 実

(TEL.072-238-0605)


介護施設向けコミュニケーションロボット「Tapia(タピア)」

共同開発に関する基本合意のお知らせ


当社は、平成 30 年 2 月 15 日開催の取締役会において、株式会社MJIと介護施設向け
コミュニケーションロボット「Tapia(タピア)」の共同開発について、基本合意に対しての
決議をいたしましたのでお知らせいたします。





1.共同開発の目的
福祉事業分野における、コミュニケーションロボットの共同開発および両社で介護ロボ
ットのさらなる可能性を追求し、業界を超えたつながりによる新しい製品での新市場の開
拓を目的としております。
また、平成 30 年 1 月 26 日に開催された第 158 回社会保障審議会(介護給付費分科会)
での平成 30 年度介護報酬改定に向けての介護老人福祉施設への介護ロボット活用の推進
に対して需要が大きく見込まれることから、介護老人福祉施設に対する介護ロボットの導
入および市場の拡大も視野に入れております。


2.共同開発の内容
コミュニケーションロボット「Tapia(タピア)」シリーズで企画、デザイン、開発、販売
実績を有する株式会社MJIと、福祉用具の企画、デザイン、開発、販売実績を有する当
社が、相互に企画、開発力を提供することにより、介護現場へのみまもり型コミュニケー
ションロボットを共同で企画、設計および製作を行います。


3.今後の見通し
共同開発でリリースする商品につきましては、今後検討を重ねる予定としており、公表
すべき内容が発生次第、速やかに公表いたします。
また、本件が当社の連結業績に与える影響については、軽微であると見込んでおります
が、今後、公表すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。


4.株式会社MJIについて
同社は 2015 年 7 月に設立された “More Joyful Innovation”~もっと楽しいイノベー
ションを!~をスローガンとしたコミュニケーションロボットをつくる会社であり、ロ
ボットで楽しさと便利さの両立を実現し、ロボットによって、人と人、人とロボットが寄
り添い・つながる社会を目指しております。
(1)名 称 株式会社MJI
(2)所 在 地 東京都港区南青山 2 丁目 27 番 27 号 丸八青山ビル 6 階
(3)代 表 者 代表取締役 永守 知博
代表取締役 徐 孟皕
(4)事 業 内 容 多機能 AI コミュニケーションロボット(健康管理・生活
サポート・ショッピング機能・社交活動促進等)
・ハードウ
ェア・ソフトウェアの企画、開発、販売
(5)設 立 年 月 日 2015 年 7 月 21 日
(6)U R L https://mjirobotics.co.jp/


5.Tapia(タピア)について




Tapia(タピア)商品紹介
長い一日を終えたあと、タピアは冗談と笑いであなたの心をほっとさせてくれるでしょ
う。いつも傍に寄り添い、遠く離れたあなたの大切な人と、ビデオ通話でつなぐ手助けをし
てくれるでしょう。さらに、タピアはあなたが出かける時、最新の天気情報を伝え、リラッ
クスしたい時や気分転換をしたい時にあなたに音楽をかけることができます。
高齢化社会や単独世帯の増加が見込まれる中、私たちの生活をロボットがサポートするこ
とは、次世代のライフスタイルとなるでしょう。同居人として、友達として、そして日々の
パートナーとして、いつも誠実であり、進化し、あなたと共に長い人生を歩んでいきます。
6.Tapia(タピア)導入実績


ハウステンボス株式会社
同社が運営する【変なレストラン】において、お客様と対話しながら「本日行われるイベ
ントの紹介」
「占いや天気予報を始めとした対話プログラム」
「お食事時間の経過通知」など
上位システムから任意のタイミングで送られる発声指示に従って、お客様に誘導型サービ
ス提供を行っております。
その他にも、
【変なレストラン】の上位システムと連携し「着席管理」
「お客様が退席され
た後の清掃要求」など、
【変なレストラン】ならではの細かい気配りを行っております。


日本マイクロソフト株式会社
Microsoft Foresight ~ meet your smile:ロボディクス スタンプラリー ~にて、
Microsoft の最新技術と連携した進化版タピアが各企業ブースに設置されました。
「顔認証 API (Microsoft Face API)」
「Microsoft Azure blob」「Microsoft Azure IoT Hub」
「次点推奨 API (Recommended API)」
「スタンプラリーAPI」などの各種外部 API とシー
ムレスな連携を実現し、来場者がタピアを通し顔認証によるスタンプラリーに参加するこ
とで、最新鋭の技術の体験が可能になっております。
また、コミュニケーションロボットとして世界初取得!タピアが『Microsoft Azure
Certified for IoT デバイス』に認定されております。


株式会社エスキュービズム
「2 年後の未来を今、体感せよ!」をテーマに開かれた S-cubism IoT conference は、多
彩なゲストを招いて開かれたカンファレンスは熱気にあふれておりました。タピアはカン
ファレンスの顔となる受付ブースを担当し、ご来場者様の個人データをオンプレミスのデ
ータベースに接続したクローズドネットワークで、来場されるお客様お一人ずつ声をかけ
ながら挨拶をし、温かくご来場者様をお迎えいたしました。また、強固なセキュリティを確
保しながら、パーソナライズされたおもてなしを実現することができております。


以上

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