HAL医療用下肢タイプ、インドネシアで 医療機器の認証取得

2020 年4月 30 日
各 位
会 社 名 CYBERDYNE株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 山海 嘉之
(コード番号 7779 東証マザーズ)
取締役コーポレート
問 合 せ 先 宇賀 伸二
部 門 責 任 者
(電話 029­869­9981)


HAL®医療用下肢タイプ、インドネシアで 医療機器の認証取得
∼ 世界第4位の人口大国で、脳卒中・脊髄損傷・神経筋難病等の幅広い疾患に適用 ∼

CYBERDYNE 株式会社( 城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之、以下「当社」)は、身体機能改善を
目的とした装着型サイボーグ、医療用 HAL®下肢タイプ (以下、医療用 HAL®)について、インドネシア保健
省より、医療機器の製造販売承認を取得しましたので、お知らせします。なお、インドネシア保健省に承認
された医療用 HAL®の対象疾患は、EU とサウジアラビアやマレーシア・タイなどと同様に、脳血管障害
(脳卒中)や脊髄損傷や神経筋難病など幅広い疾患の治療をカバーしています。本承認により、東南アジア
最大級の医療機器市場のマレーシアとタイに続き、人口世界第4位のインドネシアにおいても、医療用
HAL®によるサイバニクス治療を展開してまいります。




医療用 HAL®によるサイバニクス治療の様子 @マレーシアのサイバニクス治療センター(SOCSO リハビリテーション内)


当社は、2018 年 10 月に APAC(アジア太平洋)地域で初めてマレーシアでの医療用 HAL®によるサイバ
ニクス治療を開始しました。以降、APAC 各国の政府機関や、医療機関、民間保険会社、代理店候補企業との
協議を重ねながら、各国への展開の準備を進めてまいりました。その中でも、インドネシアは世界第4位
(APAC では最大)の人口を誇る重要な医療機器市場の一つです。
インドネシアでの講演 BPJS 主催セミナーのレセプションの様子
左: PERKESO 社 CEO: Dr. Hafez
右: BPJS Director: Krisna Syarif



インドネシアにおいて、当社はマレーシアにおけるパートナーである PUSAT REHABILITASI PERKESO
SDN. BHD 社 (クアラルンプール、マレーシア、CEO: Dr. Hafez Bin Hussain, 以下「PERKESO 社」)の
協力のもと、医療機器承認の取得や医療機関および公的保険などに対するプロモーションを行ってまいりま
した。その一例として、2019 年 11 月にインドネシアの労災補償、死亡保険、年金保障および老齢保障を
担当する労働社会保障機関(Badan Penyelenggara Jaminan Sosial Ketenagakerjaan ( BPJS
Ketenagakerjaan ) 主催のセミナーに集まった、BPJS 関係者、医療関係者、エンジニアなどに対し、Dr.
Hafez が HAL に関する講演を行なったほか、HAL のデモンストレーションなどが行われました。

その結果、 医療用 HAL®は、脳血管障害や脊髄損傷および8種類の緩徐進行性の神経筋難病に対する治療の
ための医療機器としてインドネシア保健省より承認を受けました。 本承認につづき、現在当社は HAL®単関節
タイプおよび HAL®腰タイプの医療機器承認に向けた申請を進めております。
また、PERKESO 社と連携した活動により、インドネシア最大級の公立病院への導入について内定してお
り、運用に必要となる講習などもすでに完了しておりますが、現在インドネシア国内においては新型コロナ
ウィルス感染症の影響で大規模社会制限が実施されているため、出荷の遅延が避けられない見通しとなりま
した。新型コロナウィルス感染症の影響に注視しつつ、少しでも早く各製品をお届けできるよう取り組んで
まいります。

日本発の革新的医療技術であるサイバニクス治療を、インドネシアに展開し、同国においても全ての人が
健康で豊かな暮らしを享受できる健康長寿社会を目指してまいります。




デモンストレーションにて HAL を装着した方が、 BPJS 主催セミナーに集まった
他の方に体験について説明している様子 BPJS 関係者、医療関係者、エンジニアなど
(参照)
2020 年 4 月 13 日
HAL®下肢タイプ、タイ FDA の医療機器承認を取得
https://www.cyberdyne.jp/wp_uploads/2020/04/20200413_PR_JPN.pdf

2019 年 10 月 15 日
HAL®医療用下肢タイプマレーシアで医療機器の認証取得
https://www.cyberdyne.jp/wp_uploads/2019/10/20191015_PR_MDAML_JPN.pdf

2019 年 5 月 16 日
マレーシアにサイバニクス治療センター「Neuro-Robotics Rehabilitation and Cybernics Center」を開設
https://www.cyberdyne.jp/wp_uploads/2019/05/20190516_PR.pdf

2018 年 10 月 16 日
APAC (アジア太平洋) 地域へサイバニクス治療を展開
https://www.cyberdyne.jp/wp_uploads/2018/10/181016_News_APAC.pdf




n CYBERDYNE株式会社 会社概要
URL https://www.cyberdyne.jp
設立 2004年6月
資本金 267億78百万円 (2019年3月31日現在:日本基準単体)
代表者 代表取締役社長 山海嘉之
所在地 城県つくば市学園南二丁目2番地1

当社グループでは、人とテクノロジーが共生し相互に支え合うテクノ・ピアサポートを軸とした未来社会
「Society5.0/5.1」の実現、社会変革・産業変革の実現を目指し、『人』+『サイバー・フィジカル空間』を
扱う「サイバニクス技術」 (人・ロボット・情報系の融合複合技術)を駆使して、「ロボット産業」「IT産業」
に続く「サイバニクス産業」の創出を推進しています。

【本件に関するお問い合わせ先】
CYBERDYNE 株式会社 広報・IR 担当 TEL: 029-869-9981


以上

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