自宅で「Neuro HALFIT」 個人向け新サービスを開始

2020 年 4 月 24 日
各 位
会 社 名 CYBERDYNE株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 山海 嘉之
(コード番号 7779 東証マザーズ)
取締役コーポレート
問 合 せ 先 宇賀 伸二
部 門 責 任 者
(電話 029­869­9981)


自宅で「Neuro HALFIT」 個人向け新サービスを開始
∼ 身体機能を維持向上し、要介護度改善・重度化防止 ∼

CYBERDYNE 株式会社( 城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之、以下「当社」)は、自宅で「Neuro
HALFIT」ができる新たなサービスの提供を開始いたします。まずは、HAL®腰タイプ自立支援用を個人のお
客様にレンタルし、自宅でもお使いいただけるようにすることで、日常的に脳神経・筋系の機能の向上を促
し、自立度を高めることにより要介護予防をサポートしてまいります。


n 背景
Neuro HALFIT は、世界初の装着型サイボーグ HAL®による脳神経・筋系の機能の向上を促す新しいプロ
グラムです。加齢に伴う身体機能の低下や脳卒中(脳 塞や脳出血などの脳血管疾患) 、脊髄損傷などによる
後遺症により、 自力で立ったり、 座ったり、 歩いたり、 腕を動かしたりすることが難しくなった方に対して、
®
HAL を装着して脳神経系の活動ループを賦活化することで、脳神経・筋系の機能向上を促すことが Neuro
HALFIT の大きな特徴です。従来のリハビリで効果を感じなくなってしまったご利用者様でも、さらなる向
上が期待できます。サービス開始からすでに 2,000 名以上の方にご利用いただいております。
これまで、Neuro HALFIT は、ロボケアセンターにて専門スタッフがご利用者様一人一人に合わせたメニ
ューを提供してまいりましたが、 ご利用者様からは、 より一層の機能改善を図るために自宅でも HAL®を使え
るようにして欲しいというご要望を多くいただいておりました。
昨今の新型コロナウィルスの影響に伴う外出自粛により、運動機会の喪失や運動量の低下による身体機能
の低下リスクが高まっています。 当社は、自宅での HAL®の使用について、 パラアスリートをはじめとするご
利用者様との検証を進めた結果、 自宅で 「Neuro HALFIT」ができる新サービスの開始を予定より前倒しし、
まずは腰タイプから提供することを決定いたしました。




自宅で HAL®を使って、様々なメニューに取り組める
n 新サービスの概要
このたびの新サービスは、個人のお客様に HAL®をレンタルし、自宅でお使いいただき、脳神経・筋系の機
能の向上を促す「Neuro HALFIT」に3ヶ月集中して取り組むプログラムです。ご利用者様に寄り添い、自
宅でも楽しく、安全に取り組めるプログラムとなっています。第一弾として、HAL®腰タイプ自立支援用を使
ったサービスを開始いたしますが、腰タイプは装着が簡単で、身体を動かす際に HAL®のアシストがあるた
め、辛く、厳しいトレーニングが苦手な方でも、無理なく続けることができます。HAL®の使用方法は、お近
くのロボケアセンターにて講習を行います。また、専門スタッフがご利用者様の身体状況に合わせたメニュ
ーの作成・計画・フォーム指導までをサポートし、月1度のロボケアセンターでのマンツーマンプログラム
や WEB 相談を通じてチェックを行い、一人一人の目標達成をお手伝いいたします。
障がいをお持ちの方から、フレイルを予防したい方、今の健康を維持したい方まで幅広い方を対象にした
サービスとなっております。

®
n HAL 腰タイプ自立支援用について
HAL®腰タイプ自立支援用は、足腰の弱った方などの体幹・下肢機能の維持向上を目的して 2017 年 10 月
より展開されています。足腰の弱った方などが装着して体幹動作や立ち座り動作などを繰り返すことによっ
て身体そのものの機能向上が促されるため、 HAL®を外した状態であっても日常生活での自立度を高めること
が期待でき、すでに医療機関や福祉施設を中心に多くの利用実績があります。今回、新たに追加されたモニ
®
ター機能では、 HAL を PC やタブレットなどの端末と無線通信で接続し、 生体電位信号や、体幹の傾きの角
度等の装着者情報をリアルタイムで表示できます。これにより、これまで姿勢や筋肉の緊張や弛緩といった
情報をなかなか把握できなかった方でも、自分の情報を客観的に確認し、分析することができます。当社グ
ループが運営する四ツ谷ロボケアセンターでは、モニター機能を活用することで、障がいをお持ちの方や高
齢の方だけでなく、 野球の前田健太選手をはじめ、 テニス、ゴルフ、スノーボード等、各競技のトップアスリ
ートにもご使用いただいております。




HAL®腰タイプ モニター機能
(写真提供:一般社団法人 IWA JAPAN)

®
*HAL 腰タイプ自立支援用の医療機関等での導入事例は、こちらをご参照ください
https://www.hal-care-support.jp/自立支援用/
新サービス利用の流れ




自宅での活用イメージ




利用条件
- ご利用者様、もしくはご利用者様のHAL®装着をサポートされる方は必ずロボケアセンターで行
われる安全使用講習を受講し、修了する必要があります。
- 原則として月1度、ロボケアセンターでのマンツーマンフォローアップにお越しいただき、専門
スタッフによるチェックや目標の確認を行います。


² 外出自粛要請期間中の対応について
自宅で「Neuro HALFIT 」をご利用いただくためには、製品の体験、安全使用講習の受講お
よび、月1回のマンツーマンフォローアップのため、 お近くのロボケアセンターにお越しいただ
くことが必要となりますが、 現在、各都道府県より外出自粛要請が出ていることから、当該要請
が解除されるまでの間、 ビデオ通話などネットでのコミュニケーションが可能な場合は、 例外と
してネットでも対応をいたします。
n 自宅で「Neuro HALFIT」のお問い合わせ先
自 宅 で 「 Neuro HALFIT 」 の 詳 細 は 、 ロ ボ ケ ア セ ン タ ー ホ ー ム ペ ー ジ を ご 覧 く だ さ い 。
https://robocare.jp/personal/
自宅で「Neuro HALFIT Personal」お問い合わせ先
https://robocare.jp/contact/
TEL: 029-828-8282 11-18 時(祝日・年末年始を除く)*本年 4/29-5/6 はお問い合わせ対応いたします




n 今後の展望
当社は、自宅での「Neuro HALFIT 」の提供を通じて、場所や時間を問わずに身体機能の改善に取り組む
環境を整えるとともに、引き続きお客様の幅広いニーズに対応できる製品やサービスの充実を図ってまいり
ます。

【本リリースに関するお問い合わせ先】
CYBERDYNE 株式会社 広報・IR 担当 TEL: 029-869-9981

以上

8401