「HAL腰タイプ自立支援用」身体機能情報をリアルタイムにモニター表示

2020 年 1 月 23 日
各 位
会 社 名 CYBERDYNE株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 山海 嘉之
(コード番号 7779 東証マザーズ)
取締役コーポレート
問 合 せ 先 宇賀 伸二
部 門 責 任 者
(電話 029­869­9981)


「HAL®腰タイプ自立支援用」身体機能情報をリアルタイムにモニター表示
∼ 高齢者や障害者からアスリートまで、Neuro HALFIT®を効果的に実施 ∼

CYBERDYNE 株式会社( 城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之、以下「当社」)は、この度、足腰の
弱った方などの体幹・下肢機能の維持向上を目的とする 「HAL®腰タイプ自立支援用」に運動中の生体電位信
号を可視化できるモニター機能をオプションとして追加致しました。モニターは HAL®腰タイプ自立支援用
より取得できる脳神経・筋系からの生体電位信号や、体幹の傾きの角度等の装着者情報をリアルタイムで表
示することができます。装着者本人はもちろん、運動を指導するスタッフにも装着者情報が可視化されるこ
とで、より無駄のない理想的な運動を実施することができるようになります。

当社が展開する HAL®は、身体に装着するだけで、人間の脳神経系とつながり、自分の身体の一部のよう
に一体化して機能する世界初の「装着型サイボーグ」です。HAL®は、医療、介護福祉、生活分野をはじめと
する様々な分野で活用されております。 その中でも当社は現在日本の 14 か所で展開するロボケアセンターに
おいて、障がいのある方の身体機能の維持・向上や高齢者などの身体機能の低下の予防、アスリートのパフ
ォーマンス向上に向けて HAL®の活用を進めております。

従来、運動中の人の姿勢や筋肉の緊張・弛緩といった情報をリアルタイムで可視化することは難しく、そ
れらのことを第三者が指導するのは困難なこととされてきました。この度 HAL®腰タイプ自立支援用に新た
にオプションとして追加されるモニター機能では、HAL®を PC やタブレットなどの端末と無線通信で接続
し、生体電位信号や、体幹の傾きの角度等の装着者情報をリアルタイムで表示することができます。これに
より、これまで姿勢や筋肉の緊張や弛緩といった情報をなかなか把握できなかった人でも、自分の情報を客
観的に確認し、分析することが可能になります。また、運動を指導する理学療法士や、 スポーツトレーナーな
ども、リアルタイムで上記の情報を確認し、タイムリーに適切な身体の動かし方を指示することが可能にな
ります。

当社グループが運営する四ツ谷ロボケアセンターでは、プロのアスリート向けに新たに開発されたプログ
ラム「IWA 式 Neuro HAL プラス」の提供を開始し、当該プログラムにも HAL®腰タイプ自立支援用のモニ
ター機能を取り入れることになりました。 野球の前田健太選手をはじめ、テニス、 ゴルフ、スノーボード等、
各競技のトップアスリート達が HAL®腰タイプ自立支援用のモニター機能を使用した「IWA 式 Neuro HAL
プラス」 を実践しています。 また、障がいのある方の身体機能の維持・向上や高齢者などの身体機能の低下の
予防を目的に、各ロボケアセンターで提供されている「Neuro HALFIT」でも、順次当該モニター機能を取
り入れてまいります。
このような取り組みを通じて、介護福祉分野やスポーツ分野における研究開発と新産業創出を加速させ、 ・

ロボット・情報系を複合融合した革新的サイバニクス技術によって『Society 5.0/5.1』(超スマート社会)の実
現に貢献してまいります。




<CYBERDYNE 株式会社について>
当社グループでは、人とテクノロジーが共生し相互に支え合うテクノ・ピアサポートを軸とした未来社会
「Society5.0/5.1」の実現、社会変革・産業変革の実現を目指し、『人』+『サイバー・フィジカル空間』を
扱う「サイバニクス技術」(人・ロボット・情報系の融合複合技術)を駆使して、 「ロボット産業」「IT 産業」
に続く「サイバニクス産業」の創出を推進しています。
当社の先端技術の独自性と優位性は、医療、福祉、生活・職場、生産の分野において、IoH/IoT 化(ヒトとモ
ノのインターネット)、ロボット化、AI 化された HAL に代表されるサイバニックシステムをプラットフォー
ム化し、 脳神経系 生理系から行動 生活系に至る様々なビッグデータをクラウドやスパコンとつなぎ、
・ ・ 『人』
+『サイバー・フィジカル空間』を融合していく点にあります。当社のデバイスやインターフェースで得られ
た全ての IoH/IoT ビッグデータ (脳神経系、生理系、身体系、行動系、生活系、環境系)の集積・解析・AI 処
理等を実現してまいります。 また、『サイバニクス産業』 の創出を加速させるため、 様々な事業連携も同時並
行で進めています。 詳細は、https://www.cyberdyne.jp をご覧ください。

【本件に関するお問い合わせ先】


CYBERDYNE株式会社 広報・IR 担当
TEL: 029-869-9981

以 上

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