AI医療機器開発スタートアップのアイリス社と資本業務提携

2020 年8月6日
各 位
会 社 名 CYBERDYNE株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 山海 嘉之
(コード番号 7779 東証マザーズ)
取締役コーポレート
問 合 せ 先 宇賀 伸二
部 門 責 任 者
(電話 029­869­9981)




AI 医療機器開発スタートアップのアイリス社と資本業務提携
∼ 発症後早期かつ高精度な画期的な検査技術による感染症対策を支援 ∼

CYBERDYNE 株式会社( 城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之、以下「当社」)は、AI 医療機器の開
発を行うアイリス株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役: 沖山翔、以下、「アイリス社」)と資本業
務提携(当社からアイリス社への出資)を行いましたので、お知らせいたします。また、同時に、当社の子
会社である CEJ キャピタル株式会社が運用するサイバニクス・エクセレンス・ジャパン1号投資事業有限
責任組合 (以下「CEJ ファンド」)からもアイリス社に対して出資を行いました。

当社は、独自技術を有するスタートアップに技術アドバイス、資金供給、事業支援などを行うイノベーシ
ョン・エコシステム「C-Startup」により、『人』+『サイバー・フィジカル空間』の融合を軸とし、社会課
題の課題を解決する新産業「サイバニクス産業」の形成を加速させています。
アイリス社は、咽頭画像の AI 画像解析によるインフルエンザ診断支援機器の開発を行っています。イン
フルエンザ発症時には、インフルエンザ濾胞と呼ばれる特有の濾胞が咽頭に発現することが知られています
が、これまで医師が濾胞を識別するためには、多くの経験が必要とされてきました。アイリス社が開発する
機器は、咽頭画像を AI で画像解析することにより、従来の検査法と比較し、発症後早期に高精度なインフ
ルエンザの診断が可能となり、有効な感染症対策として期待されています。

当社は装着型サイボーグ HAL®をはじめとする様々なサイバニクス技術を開発し、そこから得られる
IoH/IoT ビッグデータ(脳神経系、生理系、身体系、行動系、生活系、環境系)の集積・解析・AI 処理など
を実現するサイバニクス・プラットフォームの構築を行っています。 アイリス社の AI による感染症診断支援
技術とサイバニクス・プラットフォームが繋がることで、インフルエンザをはじめとする感染症の革新的な
予防・早期発見・診断を実現し、全ての人が健康で豊かな暮らしを享受できる社会を目指してまいります。



【本件に関するお問い合わせ先】
CYBERDYNE株式会社 広報・IR 担当
TEL: 029-869-9981
<CYBERDYNE 株式会社について>
当社グループでは、人とテクノロジーが共生し相互に支え合うテクノ・ピアサポートを軸とした未来社会
「Society5.0/5.1」の実現、社会変革・産業変革の実現を目指し、『人』+『サイバー・フィジカル空間』を
扱う「サイバニクス技術」(人・ロボット・情報系の融合複合技術)を駆使して、 「ロボット産業」「IT 産業」
に続く「サイバニクス産業」の創出を推進しています。
当社の先端技術の独自性と優位性は、医療、福祉、生活・職場、生産の分野において、IoH/IoT 化(ヒトと
モノのインターネット)、ロボット化、AI 化された HAL に代表されるサイバニックシステムをプラットフォ
ーム化し、脳神経系・生理系から行動・生活系に至る様々なビッグデータをクラウドやスパコンとつなぎ、
『人』+『サイバー・フィジカル空間』を融合していく点にあります。当社のデバイスやインターフェースで
得られた全ての IoH/IoT ビッグデータ (脳神経系、生理系、身体系、行動系、生活系、環境系)の集積・解析・
AI 処理等を実現してまいります。また、『サイバニクス産業』の創出を加速させるため、様々な事業連携も
同時並行で進めています。 詳細は、https://www.cyberdyne.jp をご覧ください。

以上

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