AI 医療画像診断をリードするエルピクセル社 に追加出資

2020 年6月 10 日
各 位
会 社 名 CYBERDYNE株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 山海 嘉之
(コード番号 7779 東証マザーズ)
取締役コーポレート
問 合 せ 先 宇賀 伸二
部 門 責 任 者
(電話 029­869­9981)


AI 医療画像診断をリードするエルピクセル社に追加出資
∼ 実質的な外部筆頭株主として、医療用 AI を強化 ∼


CYBERDYNE 株式会社( 城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之、以下「当社」)は、AI 医療画像診
断のリーディング企業であるエルピクセル株式会社 (東京都千代田区、代表取締役:鎌田富久・島原佑基、 以
下「エルピクセル社」 に対し追加の資本出資を行い、
) 実質的な外部筆頭株主として、同社との協業により医
療用 AI を強化することを、お知らせいたします。


n 経緯
当社は、当社のサイバニクス技術と、エルピクセル社が強みとする AI 医療画像診断技術を融合・複合させ
ることにより、医療画像ビッグデータも含めた革新的な医療技術の開発を目指し、2018 年 10 月に業務提携
及び資本提携を行いました。
本提携以降、エルピクセル社は、脳動脈瘤の疑いがある部分を検出する医療画像解析ソフトウェア EIRL
aneurysm (エイルアニュリズム)が、深層学習を活用した脳 MRI 分野のプログラム医療機器として、2019 年
9月に日本国内で初めて医療機器承認を取得するなど、着実に事業が進展しています。
本日、エルピクセル社からの発表の通り、同社の元取締役による業務上横領が判明したことに伴い、同社
は社内管理体制の見直し、 監査体制の強化、経営管理体制の強化等を進めています。 当社は、エルピクセル社
がこれまで蓄積してきた本質的な事業価値を評価し、 この度、 ガバナンス強化による再発防止を条件として、
株式会社ジャフコ及び TomyK Ltd.と協調して追加の資本出資を行い、本ラウンドのリードインベスターと
して、同社との協業により医療用 AI を強化することといたしました。


n 今後の見通し
本件による当社の 2021 年3月期の連結業績に与える影響はないと見込んでいますが、開示すべき事項が生
じましたら、速やかに開示いたします。


n 参考リリース
医療画像診断支援技術を開発するエルピクセルと提携(2018 年 10 月 29 日)
https://www.cyberdyne.jp/wp_uploads/2018/10/181029_NEWS_LPixel.pdf

(エルピクセル社)元取締役の逮捕について(2020 年6月 10 日)
https://lpixel.net/news/press-release/2020/10039/
<CYBERDYNE 株式会社について>
当社グループでは、人とテクノロジーが共生し相互に支え合うテクノ・ピアサポートを軸とした未来社会
「Society5.0/5.1」の実現、社会変革・産業変革の実現を目指し、『人』+『サイバー・フィジカル空間』を
扱う「サイバニクス技術」(人・ロボット・情報系の融合複合技術)を駆使して、 「ロボット産業」「IT 産業」
に続く「サイバニクス産業」の創出を推進しています。
当社の先端技術の独自性と優位性は、医療、福祉、生活・職場、生産の分野において、IoH/IoT 化(ヒトとモ
ノのインターネット)、ロボット化、AI 化された HAL に代表されるサイバニックシステムをプラットフォー
ム化し、 脳神経系 生理系から行動 生活系に至る様々なビッグデータをクラウドやスパコンとつなぎ、
・ ・ 『人』
+『サイバー・フィジカル空間』を融合していく点にあります。当社のデバイスやインターフェースで得られ
た全ての IoH/IoT ビッグデータ (脳神経系、生理系、身体系、行動系、生活系、環境系)の集積・解析・AI 処
理等を実現してまいります。 また、『サイバニクス産業』 の創出を加速させるため、 様々な事業連携も同時並
行で進めています。 詳細は、https://www.cyberdyne.jp をご覧ください。

【本件に関するお問い合わせ先】

CYBERDYNE株式会社 広報・IR 担当
TEL: 029-869-9981

以 上

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