HAL医療用「単関節タイプ」、保険適用が決定

2020 年8月3日
各 位
会 社 名 CYBERDYNE株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 山海 嘉之
(コード番号 7779 東証マザーズ)
取締役コーポレート
問 合 せ 先 宇賀 伸二
部 門 責 任 者
(電話 029­869­9981)

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HAL 医療用「単関節タイプ」、保険適用が決定
∼脳血管疾患などのリハビリテーションを目的に展開開始∼

CYBERDYNE 株式会社 ( 城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之、以下「当社」)は、筋力低下や麻痺
などにより上肢や下肢などの運動機能が低下した患者様を対象として使用する HAL®医療用「単関節タイ
プ」について、2020 年 7 月 31 日付けで厚生労働省より「運動量増加機器」として保険適用の通知が発出
されましたので、お知らせします。本適用により、医療機関が当該製品を用いて脳血管疾患などリハビリテ
ーション料を算定すべきリハビリテーションを行った場合に、運動量増加機器加算として、月一回に限り
150 点を所定点数に加算することができるようになります。




※当製品は医療関係者のみが使用できる医療機器で、一般の方は購入できません。

【製品概要】
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製品名 :HAL 医療用単関節タイプ
一般的名称 :能動型展伸・屈伸回転運動装置
製造販売認証取得日 :2020 年 7 月8日
認証番号 :302AIBZX00017000
使用目的又は効果 :上肢、下肢等の運動機能が低下 (筋力低下、麻痺等)した患者を対象として、上
肢、又は下肢等の筋力を維持、発達又は回復させるために用いることを目的に使用する。
特定診療報酬算定
医療機器の区分 :運動量増加機器


厚生労働省 - 医療機器の保険適用について - 2 ページ目
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000655263.pdf
参考資料
特徴
HAL®医療用単関節タイプは、肘や膝など装着部位に適したアタッチメントをメインユニットと組み合わせ
て、各関節の集中的なリハビリテーションを提供する製品です。患者様の身体状態に合わせて臥位、座位、
立位など様々な姿勢でのリハビリテーションが可能なほか、コンパクトな設計により持ち運びが容易であるた
め、一般的な病棟リハ室のみならず、急性期のベッドサイド、回復期リハビリテーション病棟など、 幅広い
環境でリハビリテーションを行うことができます。


具体的な使用イメージ




急性期 - 臥位での肘の曲げ伸ばし運動 急性期 ‒ 座位での膝の曲げ伸ばし運動
肘アタッチメント 膝アタッチメント

早期にリハビリを開始し、早期の回復を目指します アタッチメント交換により、一台で膝にも肘にも取り付けられます




急性期 ‒ 座位での肘の曲げ伸ばし運動 回復期 ‒ 立位での足の振り出し練習
肘アタッチメント、吊り下げキット (オプション)・HAL モニター(オプション) 併用 膝アタッチメント

一緒にモニター画面で運動の情報が確認できます 急性期から回復期まで、一人ひとりの症状に合わせた運動が可能です
【本件に関するお問い合わせ先】
CYBERDYNE株式会社 広報・IR 担当
Email: media@cyberdyne.jp
HP: https://www.cyberdyne.jp


<CYBERDYNE 株式会社について>
当社グループでは、人とテクノロジーが共生し相互に支え合うテクノ・ピアサポートを軸とした未来社会
「Society5.0/5.1」の実現、社会変革・産業変革の実現を目指し、『人』+『サイバー・フィジカル空間』を
扱う「サイバニクス技術」(人・ロボット・情報系の融合複合技術)を駆使して、 「ロボット産業」「IT 産業」
に続く「サイバニクス産業」の創出を推進しています。
当社の先端技術の独自性と優位性は、医療、福祉、生活・職場、生産の分野において、IoH/IoT 化(ヒトとモ
ノのインターネット)、ロボット化、AI 化された HAL に代表されるサイバニックシステムをプラットフォー
ム化し、 脳神経系 生理系から行動 生活系に至る様々なビッグデータをクラウドやスパコンとつなぎ、
・ ・ 『人』
+『サイバー・フィジカル空間』を融合していく点にあります。当社のデバイスやインターフェースで得られ
た全ての IoH/IoT ビッグデータ (脳神経系、生理系、身体系、行動系、生活系、環境系)の集積・解析・AI 処
理等を実現してまいります。 また、『サイバニクス産業』 の創出を加速させるため、 様々な事業連携も同時並
行で進めています。 詳細は、https://www.cyberdyne.jp をご覧ください。

以上

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