PSS、全自動遺伝子検査装置「geneLEAD 8」の発売に関するお知らせ

平成 30 年 7 月 13 日
各 位
会 社 名 プレシジョン・システム・サイエンス株式会社
代表者名 代 表 取 締役 社 長 田島 秀二
(コード番号:7707 東証マザーズ)
問合せ先 管 理 部 長 田中 英樹
(TEL 047-303-4800 http://www.pss.co.jp/)



PSS、全自動遺伝子検査装置「geneLEAD Ⅷ」の発売に関するお知らせ

プレシジョン・システム・サイエンス株式会社(以下、PSS)は、PSS が開発した小型の全自動遺伝子
検査装置(リアルタイム PCR 検査装置)、 geneLEAD Ⅷの販売を開始する予定です。

geneLEAD Ⅷは中型の全自動遺伝子検査装置 geneLEAD Ⅻ plus に続く geneLEAD シリーズ製品です。本
製品の特長は小型でプレパック方式の試薬セッティングとボタン操作により約 90 分で核酸抽出からリ
アルタイム PCR 解析までが可能な点(反応時間は PCR 試薬により異なります)にあります。

従来、遺伝子検査が実施できなかった中小規模の病院でも遺伝子検査が可能になるだけではなく、
PSS の核酸抽出試薬「MagDEA Dx SV」と新たに開発した PCR 試薬との組み合わせで様々な検体種に対応
し、PSS のオリジナル自動化測定技術(8 検体同時に異なる PCR サイクルを実施、6 色マルチプレック
ス蛍光検出等)によりコスト、精度を含め極めて競争力の高い遺伝子検査の実現が期待できる全自動化
装置となっています。

当初は、欧州規格 CE-IVD に対応をした PCR 試薬を随時製品化し、フランス・ポルトガル・スペイ
ン・ベネルクス (ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)での販売を行う予定となっています。(2018
年 9 月、2019 年 3 月に発売予定の PCR 試薬リストは別添参照)

開発を担当した池田専務取締役は、
「geneLEAD Ⅷは、遺伝子の自動抽出と PCR 測定システムが統合
された革新的な全自動遺伝子検査システムです。これらのプレパック方式の試薬は、geneLEAD Ⅷ用に
最適化され、臨床検査の現場において、簡便、迅速かつ正確な臨床検査結果を提供できるものと考え
ています。」と説明しています。

田島社長からは、「ヨーロッパからスタートし、アジア、ワールドワイドに事業拡大して行く方針で
す。そのためには、臨床検査項目の品揃えと各国との臨床規格準拠が重要です。geneLEAD Ⅷは、その
いずれにも適合し易い技術、方法で将来の遺伝子検査の概念を変えていく可能性を持っています。バ
クテリア、ウイルス、感染症、ガン遺伝子変異、体質測定等の分野での活用をすすめて行きます。 」と
のコメントを発表しました。

ご参考:PSS ウェブサイト製品紹介
http://www.pss.co.jp/product/genelead/lead8.html

以上




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(別添)
全自動遺伝子検査装置「geneLEAD Ⅷ」




最大 6 台の geneLEAD ⅧをPC1 台の制御でデータ解析が可能




製品仕様
製品名 geneLEAD Ⅷ
装置形状 ベンチトップ型
寸法 約 W350×D700×H770mm
装置重量 約 80kg
検体架設数 1-8 検体/バッチ
温度制御機能 PCR ユニット 40~99℃(8 チャンネル独立制御)
抽出ユニット 65~80℃
抽出サンプル液量 200µL
PCR 反応液量 20~50µL
検出系 6 色蛍光検出




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2018 年 9 月発売予定 PCR 試薬
Mycobacterium tuberculosis complex 結核菌群
Influenza A/B + RSV インフルエンザ A/B + RSV
Legionella species and pneumophila レジオネラ菌
Adenovirus アデノウイルス

2019 年 3 月発売予定 PCR 試薬
Bordetella 百日咳
Norovirus I/II + Rotavirus ノロ・ロタウイルス
Mycoplasma pneumoniae マイコプラズマ




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