グライコバイオマーカー・リーディング・イノベーション株式会社との共同研究契約締結について

平成 30 年 2 月 1 日
各 位
会 社 名 プレシジョン・システム・サイエンス株式会社
代表者名 代 表取締役 社長 田島 秀二
(コード番号:7707 東証マザーズ)
問合せ先 管 理 部 長 福井 三佐子
(TEL 047-303-4800 http://www.pss.co.jp/)


グライコバイオマーカー・リーディング・イノベーション株式会社との共同研究契約締結について


プレシジョン・システム・サイエンス株式会社(以下、PSS)は、グライコバイオマーカ
ー・リーディング・イノベーション株式会社(以下、GL-i)と共同研究契約を締結いたし
ました。


GL-i は国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)技術移転ベンチャーとして、産
総研で開発されたグライコバイオ(糖鎖)マーカー計測技術に関する研究成果の実用化(臨
床検査薬)を推進しています。これまでグライコバイオマーカー計測工程の自動化を中心
に、両社で検討して参りましたが、このたび共同研究契約を締結し、以下の研究を進める
ことで合意いたしました。


<共同研究実施項目>
1. 精密測定技術の開発:生体試料中に存在する微量のグライコバイオマーカーを精密に測
定するシステムの開発
2. ウィルス濃縮法の開発:グライコバイオマーカー結合プローブ固定磁気ビーズを用いた
ウィルス濃縮法の確立及び濃縮自動化システムの開発


GL-i の有する糖鎖※解析技術及び糖鎖を用いたマーカー選択・濃縮技術と、PSS の独自自
動化技術を組み合わせ、共同で開発を進めることにより、これら技術を集約した臨床検査
機器、専用臨床検査薬の上市を加速、推進して参ります。


以上
※ 糖鎖 細胞の表面やタンパク質、脂質上に存在する単糖が鎖状につながった化合物。
糖鎖はからだの組織を構成する細胞の状態変化(分化度や疾患・癌化)により構造を変
えるため、“細胞の顔”や“細胞の洋服”と例えられる。この違いをバイオマーカーとし
て利用した診断薬の開発が期待されている。


【GL-i 概要】
国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)技術移転ベンチャー。産総研で開発さ
れたグライコバイオマーカー計測技術を活用し、その実用化(臨床検査薬)に向けて研
究・開発を行っている。
本社所在地: 〒305-8568 茨城県つくば市梅園 1-1-1 中央第二 2-12 棟
代表取締役 CEO: 竹生 一行
ウェブサイト: http://www.gl-i.co.jp/


【参考:GL-i プレスリリース】
グライコバイオマーカー計測工程の自動化を目指し PSS との共同研究を開始
http://www.gl-i.co.jp/news/20180201.html

3294