PSS、DiagenodeとPSSの全自動遺伝子診断装置「geneLEAD8」に関して試薬開発及びOEM供給契約を締結

平成 28 年 9 月 23 日
各 位
会社名 プレシジョン・システム・サイエンス株式会社
代表者名 代 表取締 役社 長 田島 秀二
(コード番号:7707 東証マザーズ)
問合せ先 管理本部長 福井 三佐子
(TEL 047-303-4800 http://www.pss.co.jp/)



PSS、Diagenode と PSS の全自動遺伝子診断装置「geneLEADⅧ」に関して
試薬開発及び OEM 供給契約を締結



プレシジョン・システム・サイエンス株式会社(以下、PSS)は、Diagenode S.A. (ダイアジェノード、
以下、Diagenode)との間で、PSS が開発した全自動遺伝子診断装置(リアルタイム PCR 診断装置)である
geneLEADⅧに搭載する試薬開発及び OEM 供給に関して合意いたしました。
この合意により、Diagenode が保有する業界最先端の臨床診断薬(定量 PCR 測定用 )のうち感染症診
断用 8 項目が最適化され geneLEADⅧに搭載されます。
これらの臨床診断薬は、呼吸器及び腸疾患の 8 項目を想定しており、PSS は 2017 年の第1四半期(1
月~3 月)から Diagenode から試薬の OEM 供給を受け、PSS ブランドで販売を開始します。

PSS の田島社長は、「今回の Diagenode との合意は、 PSS の事業戦略において中型規模の病院を中心
とした遺伝子診断市場において、PSS の自動化システムが重要な役割を担えることを示したものと言
えます。geneLEAD Ⅷは、遺伝子の自動抽出と定量測定システムが統合された革新的な全自動遺伝子診
断システムです。Diagenode が保有する高品質の臨床診断薬は、geneLEAD Ⅷ用に最適化され、臨床診
断の現場において、迅速かつ正確な臨床診断結果を提供できるものと考えています。」とコメントし
ています。

両社の協力により 2017 年の 3 月までには欧州規格 CE-IVD に対応をした 4 製品(呼吸器及び腸疾患)が
開発され、Diagenode が PSS の代理店として、当初はフランスとベネルクス (ベルギー、オランダ、ル
クセンブルク)での販売を行う予定となっています。

Diagenode のアラー(Didier Allaer) CEO からは「我々は PSS の geneLEAD Ⅷシステム用の診断薬を開
発できることは光栄です。なぜなら、PSS は、業界の先頭をいく DNA 抽出装置と統合した診断システム
を世界中に 2 万台以上販売しているからです。今回の2社間の相互協力においては、Diagenode の持つ
診断薬開発ノウハウを最大限有効活用します。 geneLEAD Ⅷが持つシステムの性能・信頼性と、我々
の保有する診断薬により、早急かつ容易に自動化システムへの最適化が可能になります。」とのコメ
ントがありました。

更に、PSS 田島社長からは、「PSS は 2017 年 3 月までにアジア各国で診断薬とセットで geneLEAD Ⅷ
の販売を計画しています。臨床診断項目の拡大は、geneLEAD システムの重要な事業拡大の収益源とな
ります。Diagenode の診断薬開発は、現在や将来の臨床診断の現場で求められる複数項目の遺伝子検査
の統合と標準化に貢献するものと考えています。」とのコメントがありました。




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【Diagenode 会社概要】
Diagenode 社はベルギーにあるバイオテクノロジー関連会社で、分子生物学研究や診断薬のための試
薬やキットを開発,製造,販売しています。 Diagenode 社は 2003 年に設立され、本拠地はリエージュ
(ベルギー)にあります。
http://www.diagenodediagnostics.com

以上




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