新型コロナウイルスに対する迅速核酸抽出用プロトコールICカードを8月30日より販売開始

2021 年 8 月 30 日
各 位
会 社 名 プレシジョン・システム・サイエンス株式会社
代表者名 代表取締役社長 田島 秀二
(コード番号:7707 東証マザーズ)
問合せ先 取締役総務部長 田中 英樹
(TEL 047-303-4800 http://www.pss.co.jp/)



新型コロナウイルスに対する迅速核酸抽出用プロトコールIC カードを8 月30 日より販売開始



プレシジョン・システム・サイエンス株式会社(以下 PSS、本社:千葉県松戸市)は、日
本国内での新型コロナウイルス感染防止に向け、全自動核酸抽出装置専用プロトコール IC
カード「MagDEA Dx SV 200 for GENECUBE R 12gC」※1※2(以下、本製品)を 8 月 30 日
より販売開始致します。

本製品は、東洋紡株式会社が販売する全自動遺伝子解析装置「GENECUBE®※5」に対する
検体処理として、鼻咽頭拭い液、唾液検体から従来法の約 1/3 の動作時間(約 10 分)で、
従来法と同等の効率の全自動核酸抽出を行うことが可能です※3※4。


本製品と「GENECUBE®」を組み合わせることで、従来、検体の前処理や抽出工程に時間
を要していた唾液検体を用いた場合でも、検体から約 35 分で結果報告が可能となります。


PSS は引き続き、世界に先駆けた核酸(遺伝子)抽出技術の開発に取り組んでまいります。





※1 本製品は、PSS が提供する全自動核酸抽出装置「magLEAD 12gC※1」専用のプロトコール IC カ
ードとして、現在販売中の「MagDEA Dx SV 200 12gC for GENECUBE」
(以下、従来法)を基に
開発されました。
※2 「magLEAD 12gC」は最大 12 検体を同時処理可能です。最大 6 検体を同時処理可能な「magLEAD
6gC」専用のプロトコール IC カードは、9 月中旬発売予定です。本製品又は magLEAD 6gC 専用
のプロトコール IC カードを使用する際は、
専用のアダプターである GENECUBE consumable rack
Adapter-12gC、GENECUBE consumable rack-6gC が必要となります。
※3 本製品は、筑波大学 医学医療系 感染症内科学 鈴木広道 教授が発案し、同教授の指導の下で
開発されました。
※4 本製品により得られた核酸溶液は、GENECUBE®、GENECUBE®(モデル C)にて評価しており
ます。
※5 「GENECUBE®」は東洋紡社の登録商標です。




以 上





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