全自動 PCR 検査装置用「COVID-19(SARS-CoV-2)」 変異検出用試薬(研究用試薬)を 4 月 19 日より販売開始

2021 年 4 月 12 日
各 位
会 社 名 プレシジョン・システム・サイエンス株式会社
代表者名 代表取締役社長 田島 秀二
(コード番号:7707 東証マザーズ)
問合せ先 取締役総務部長 田中 英樹
(TEL 047-303-4800 http://www.pss.co.jp/)




全自動 PCR 検査装置用「COVID-19(SARS-CoV-2)」
変異検出用試薬(研究用試薬)を 4 月 19 日より販売開始


プレシジョン・システム・サイエンス株式会社(以下PSS、本社:千葉県松戸市)は、日本国内で
の「COVID-19(新型コロナウイルス)」感染防止に向け、提携する ELITechGroup(以下エリテック社、
本社:フランス、パリ)製の COVID-19 ウィルス変異検出用試薬「SARS-CoV-2 Variants ELITe
MGB® Kit」及び「SARS-CoV-2 Variants- ELITe Positive Control 」を 4 月 19 日より販売開始致し
ます。(入荷次第、なるべく早く製品をお届けできるように、本日 4 月 12 日より先行受注の受付を開
始致します。)


本試薬は、PSS が販売する全自動 PCR 検査装置「ジーンリード エイト」と「エリート インジーニア
ス」に対応した、COVID-19 ウィルスの変異である「N501Y」及び「E484K」変異を同時検出するマル
チプレックス PCR 試薬になります。「ジーンリード エイト」及び「エリート インジーニアス」によって検
出された陽性検体の PCR テンプレート(核酸溶出液)を用いることにより、新たに検体採取を行うこ
となく、迅速に変異検出の再検査を行うことが可能です。これにより地方衛生研究所や感染研究所
によるゲノム解析の結果を待たずに、医療の現場にて従来株感染と変異株感染との区別が可能と
なり、院内感染防御対策等の一助に成る事が期待されます。
(現在、日本国内のみならず COVID-19 の変異株による感染が世界中で拡大しており、日本国内
においては英国株、南アフリカ株、ブラジル株などの変異株が確認されております。上記 3 つの変
異株のうち、共通した変異である N501Y 変異に加えて、英国株以外の変異株は E484K 変異を伴
っています。)


PSS は引き続き PCR 検査の全自動による省力化、人為ミス及び感染リスクの軽減だけではなく、
洗練された核酸(遺伝子)抽出技術を活かして COVID-19 検査の迅速化・高感度化実現による医
療現場での貢献を果たしていきたいと考えています。



以上



【参考情報:製品の概要】


「SARS-CoV-2 Variants ELITe MGB® Kit」:
エリテック社が製造し、 が日本において販売を行うエリテック社の
PSS 「COVID-19 変異株」
検出用 PCR 試薬。
※本製品は- 20℃以下での保管が必要な液状試薬となります。
※本製品は研究用試薬となります。
※検出する変異は N501Y 、E484K となります。





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