「日本インパクト投資2号投資事業有限責任組合」への出資について

2020 年 8 月 5 日

各 位
会 社 名 株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ
代 表 者 名 代表取締役社長 渡邊 壽信
コード番号 7173 東証第一部
問 合 せ 先 経営企画部長 安田 信幸
(TEL 03-6447-5799)



「日本インパクト投資 2 号投資事業有限責任組合」への出資について


当社子会社の株式会社きらぼし銀行(頭取 渡邊 壽信、以下「きらぼし銀行」といいま
す。 は、
) 新生銀行グループの新生企業投資株式会社 (代表取締役社長 松原 一平、以下「新
生企業投資」 といいます。 が出資する新生インパクト投資株式会社
) (代表取締役 黄 春梅、
高塚 清佳、以下「新生インパクト」といいます。 、一般財団法人社会変革推進財団(理事

長 大野 修一、以下「SIIF」といいます。 )が設立・運営する「日本インパクト投資 2
号投資事業有限責任組合」 (以下、 「本ファンド」といいます。)に出資することといたしま
したので、下記のとおりお知らせいたします。
当社グループは 2019 年 5 月に「東京きらぼしフィナンシャルグループ SDGs宣言」
を策定し、金融商品・サービスの提供やCSR活動を通じて、持続可能な社会の実現と社
会との共通価値の創造に努めております。
今回、新生インパクトやSIIFをはじめとする外部機関と の連携による本ファンドへ
の出資を通じて、ESGおよびSDGs分野における経営サポート を強化することでお客
さまとの共通価値の創造に取り組み、お客さまからファーストコールをいただける金融グ
ループを目指してまいります。




1. 本ファンドの目的
本ファンドは、持続可能な社会の実現に向けて、日本が直面している「少子高齢化」
や「労働人口減少」といった社会課題に着目し、子育てや介護等のライフイベントを経
ながらもあらゆる人々が働き続けられる環境づくりや人材創出 等に資する企業を投資対
象とした「インパクト投資」(※)を行います。
本ファンドでは、企業の事業活動により生じた社会的価値を各 投資先企業と連携して
定量的・定性的に可視化することにより、各投資先企業の成長支援ならびに 社会的イン
パクトの創出拡大を目指します。

※「インパクト投資」とは、社会課題の解決につながる事業に取り組む企業に対する投資
を通じて、経済的リターンと社会課題解決(社会的リターン)の両立を目指すものです。





2. 本ファンドのスキーム図




3. 本ファンドの概要

名 称 日本インパクト投資 2 号投資事業有限責任組合

設 立 日 2019 年 6 月 28 日
日本インパクト投資 2 号有限責任事業組合.
無限責任組合員
(新生インパクト、SIIFが運営)
有限責任組合員 きらぼし銀行、金融機関、学校法人、事業法人 など
投資期間 設立日より 5 年間
期 間
存続期間 設立日より 10 年間
子育て・介護・新しい働き方関連事業を営むアーリーからレイタ
投 資 対 象 先
ーステージの企業


■ 新生インパクト投資株式会社(新生インパクト)について
新生インパクトは、株式会社新生銀行の連結子会社として、インパクト投資の普及と
エコシステム構築を目指し設立されました。新生インパクトを擁する新生企業投資は、
長年に亘るプライベートエクイティ(未上場株式)投資の知見を活かし、社会課題解決
型経済の創出に向けて、邦銀系初のインパクト投資ファンド「子育て支援ファンド」を
運営しています。また、新生インパクトの代表取締役 2 名(黄、高塚)は、ベンチャー
企業に対するインパクト投資の実績が評価され、日経 WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イ
ヤー2019 子育て支援サポート賞」を受賞しております。

■ 一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)について
SIIFは、社会課題の解決と多様な価値創造が自律的・持続的に起こる社会を目指
し、ソーシャル・インパクト・ボンドをはじめとするインパクト投資のモデル開発や実
践、普及のための環境整備、調査研究・政策提言に取り組んでいます。




以 上





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