ヒューマンライフコード株式会社と関西医科大学低侵襲な乳房再建のための再生修復治療に向けた共同研究契約締結について

News Release


平成29年10月10日


各 位



代 表 取 締 役 社 長 森 澤 紳 勝
(コード番号:6788 東証第一部)
お問い合せ先
取締役 経営企画部長 田原 周夫
(TEL:06-6456-4633)


ヒューマンライフコード株式会社と関西医科大学
低侵襲な乳房再建のための再生修復治療に向けた共同研究契約締結について

株式会社日本トリム(代表取締役社長:森澤紳勝)のグループ会社ヒューマンライフコード株
式会社(代表取締役社長:原田雅充)は、学校法人関西医科大学(学長:友田幸一、以下「関西
医大」)と、低侵襲な乳房再建のための再生修復治療に向けた、ヒト脂肪組織由来 幹細胞分離
用医療機器の開発研究に関する共同研究契約を、本日2017年10月10日に締結いたしました。


関西医大形成外科学講座では楠本健司教授、覚道奈津子講師らの研究チームが患者自身の脂肪
幹細胞を用いた新たな乳房再建術の研究に取り組んでおり、現在臨床研究を実施しています(*)。
この新しい乳房再建術は、従来の脂肪のみを注入する方法と比較して「脂肪定着の可能性が高
く、従来の方法では難しいとされる部分的にくぼんだ乳房の再建にも適用できる」ことから、治
療ニーズも高く、主に乳癌温存手術後の患者のQOL向上に大きく貢献することが期待されていま
す。
本契約締結により、ヒューマンライフコードは、関西医大との脂肪幹細胞の分子生物学的解析、
動物を用いた投与方法の更なる検討、細胞移植効果の効果的な解析方法等の共同研究を通じ、関
西医大が実施中の新たな低侵襲乳房再建術の確立に向けた取り組みを支援してまいります。


<補足情報>
*関西医大からの乳房再建の臨床研究を開始に関するプレスリリース(平成29年2月17日)
http://www.kmu.ac.jp/media/2671t8000001l6t3-att/20170217Press_Release.pdf


■ヒューマンライフコードについて (http://www.humanlifecord.com/)
ヒト組織由来の幹細胞を有効活用し、治療ニーズを満たしていない炎症性疾患・組織傷害を持
つ患者に対して、幹細胞治療という新たな治療選択肢をお届けすることを使命として、2017年4
月に設立した会社です。国内外のアカデミア・事業会社との戦略的提携を通じ、高品質かつ安全
な国産の再生医療等製品を安定供給できる体制を構築し、再生修復医療の産業化に貢献します。


以上

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