当社論文の「PLOS ONE」TOP10%入りについて

2019年11月29日
各 位
会 社 名 株式会社フェニックスバイオ
代 表 者 名 代 表 取 締 役 島 田 卓
(コード番号:6190 東証マザーズ)
問 合 せ 先 専務取締役管理部長 田村 康弘
(TEL 082-431-0016)


当社論文の「PLOS ONE」TOP10%入りについて


この度、学術誌「PLOS ONE」で発表したcDNA-uPA/SCIDのキメラマウス(当社製品名:
PXBマウス)に関する論文が、2015年にPLOS ONEに掲載された論文のTop 10%に入ったとの
通知を受けましたのでお知らせいたします。

1.通知について
当社は、これまで生命科学の分野においてトップランナーを目指すべく、特にヒト肝
キメラマウスを中心として社内研究をはじめとして国内外の研究機関並びに製薬企業等
と共同研究を進めてまいりました。これらの成果は学会発表や学術論文として研究者の
方に公開しておりましたが、この度、2015年に学術誌「PLOS ONE」で発表した下記論文
が引用数において、2015年に PLOS ONE に掲載された論文の上位10%に入ったとの通知
を受けました。
当社で開発しました、丈夫で長期飼育が可能な新規のヒト肝キメラマウスを多くの製
薬企業やアカデミアでご利用いただき、研究成果として論文発表されていることが証明
されたと理解しております。
今後とも、当社は、新薬開発や生命科学研究においてPXBマウスが寄与できるよう、さ
らなる改良や用途開発に努めてまいりたいと考えております。

2.論文の内容
Generation of Novel Chimeric Mice with Humanized Livers by
(1) タ イ ト ル
Using Hemizygous cDNA-uPA/SCID Mice
従来、PXBマウスのホストマウスとしてuPA/SCIDマウスを用いてい
たが、体重が小さい、置換率が低下する、脆弱であるため長期試験
に適さないという欠点があった。今回、新たにPXBマウスのホスト
(2) 要 約 動物としてcDNA-uPA/SCIDマウスを開発した。このホスト動物を用
いて作製したPXBマウスは、体重が大きい、丈夫である、置換率が
低下しないという特徴を持つことから、毒性試験などの長期試験に
利用できるようになった。
(3) 掲 載 年 2015年
Chise Tateno, Yosuke Kawase, Yoshimi Tobita, Satoko
Hamamura, Hiroki Ohshita, Hiroshi Yokomichi, Harumi Sanada,
Masakazu Kakuni, Akira Shiota, Yuha Kojima, Yuji Ishida,
(4) 著 者
Hiroshi Shitara, Naoko A. Wada, Hiromi Tateishi, Masayuki
Sudoh, Shin-ichiro Nagatsuka, Kou-ichi Jishage, Michinori
Kohara


以 上

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