日本鋳鉄管株式会社は、米国Fracta社のAI/機械学習を用いた水道管路劣化診断技術の試行を、大阪市水道局様と開始致します。

2019年12月18日
各 位
会 社 名 日本鋳鉄管株式会社
代表者名 代表取締役社長 日下修一
(コード番号 5612 東証第1部)
問合せ先 取締役管理本部長 井澤信之
(TEL.03-3546-7673)


日本鋳鉄管株式会社は、米国 Fracta 社の A I / 機 械 学 習 を用いた
水道管路劣化診断技術の試行を、大阪市水道局様と開始致します。

日本鋳鉄管株式会社
F r a c t a


日 本 鋳 鉄 管 株 式 会 社(東京都中央区、代表取締役社長:日下修一、以下、日本鋳鉄管)と
F r a c t a社(米国カルフォルニア州、CEO 加藤崇、以下、F r a c t a社)は、 2019 年 11 月、
大阪市水道局様と AI(人工知能)/機械学習を用いた水道管路劣化診断の試行に関する協定書を締結
し、大阪市水道局様における水道管路の状態を F r a c t a社の AI/機械学習を用いた水道管路劣化
診断技術によって解析し、管路の破損確率を可視化、その精度を検証する取組みに着手いたしました。


F r a c t a社は、日本と比較して破損・漏水事故例の非常に多い米国にて機械学習を積み重ね、AI
を活用した水道管路劣化診断技術を確立し、全米では既に多くの事業体様に採用が進み、現在22州
において、55を超える水道会社に AI を用いたソフトウェア・サービスを提供しています。


日本鋳鉄管とF r a c t a社は、日本市場への適用準備のため 2018 年 9 月にパートナーシップ契約を
締結し、国内水道事業者への展開を始めており、川崎市上下水道局様および神戸市水道局様との取組
みは既報の通りです。


今回、大阪市水道局様の水道管路情報と各種データの収集・分析を通じて、川崎市上下水道局様と
神戸市水道局様と進めております日本版アルゴリズムの構築成果と統合して、アルゴリズムの有効性
を向上させ、最適で効果的な管路更新が可能となる Fracta-AI 技術の全国普及を目指します。


【日本版の環境データベース】は、これまでの取組みで予定通り構築を完了し、国内への適用準備を
整え 2020 年 1 月、日本鋳鉄管がF r a c t a社の代理店として、共同して日本市場への販売を展開
する予定です。


以上

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