神経科学分野の国際的な学術雑誌「Neuroscience Letters」へ当社グループ等による「マウス神経細胞の3D培養モデル構築」論文の掲載についてのお知らせ

平成 27 年 11 月 18 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 リ プ ロ セ ル
代表者名 代表取締役社長 横山 周史
(コード番号:4978)
問合せ先 取締役経営管理部長 帯 田 大悟
(TEL.045-475-3887)


神経科学分野の国際的な学術雑誌「Neuroscience Letters」へ
当社グループ等による「マウス神経細胞の 3D 培養モデル構築」論文の掲載についてのお知らせ

この度、当社グループの Reinnervate(英国)、バイオテクノロジー領域で最先端の研究に取り組んでいるダー
ラム大学(英国)等による「マウス神経細胞の 3D 培養モデル構築」に関する論文が、世界的に権威のある神経
科学分野の学術雑誌「Neuroscience Letters」に掲載されましたので、お知らせいたします。


本論文は、製薬企業の創薬・毒性試験における、神経細胞の電気活動評価のためのマルチ電極システム(MEA:
Micro Electrode Array)上で、マウス神経細胞の 3D 培養モデルの構築に成功したことを報告しています。これ
までの神経細胞の電気活動評価では、神経細胞を平面培養したものが主に使用されてまいりましたが、 3D 培

養モデルを採用することにより、より生体に近い神経ネットワークを形成することが可能となり、極めて精度の
高い試験結果を得ることができます。
また、今回のマウス神経細胞の 3D 培養モデルには当社グループ製品である Alvetex®(3D 細胞培養基材)が
使用されております。当社グループは、アカデミアと実用の両面から高い注目を集めている細胞の 3D 培養に係
る技術力を今後さらに向上させ、当分野における高い競争優位性を一層高めてまいります。




(左図)神経細胞の平面培養画像 多電極システム
(右図)神経細胞の 3D 培養画像 (MEA:Multi Electrode Array)
(画像は論文より引用)


(ご参考)
・Neuroscience Letters への掲載論文(2015 年 10 月 14 日)
「Neuronal-glial populations form functional networks in a biocompatible 3D scaffold」Benjamin J. Whalley, Stefan
Przy borsk(Reinnervate 技術研究責任者), etc
・Reinnervate Ltd,
3 次元培養デバイスの開発・製造・販売。細胞生物学の卓越した研究拠点とされる英国ダーラム大学からスピンアウトした
大学発ベンチャー企業。 URL: http://reinnervate.com/
以 上



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