GMP-iPS細胞マスターセルバンク樹立サービスの強化を目的とした新施設「Seed iPSC Manufacture Suite (SiMS)」の開設に関して

2021 年6月 24 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 リ プ ロ セ ル
代表者名 代表取締役社長 横山 周史
(コード番号:4978)
経営管理部 GM
問合せ先 赤野 滋友
兼 CFO
(TEL.045-475-3887)




GMP-iPS細胞マスターセルバンク樹立サービスの強化を目的とした新施設
「Seed iPSC Manufacture Suite (SiMS)」の開設に関して

この度、当社グループでは、GMP-iPS 細胞マスターセルバンク樹立サービスの需要拡大を見込み、新施設「Seed
iPSC Manufacture Suite (SiMS)」(以下、本施設)を米国メリーランド州の当社子会社 REPROCELL USA Inc.内
に開設することとなりましたので、お知らせいたします。


近年、米国、欧州及び日本では、iPS 細胞の臨床応用に向けた動きが、特に活発化してきております。当社で
は、安全性の高い iPS 細胞の樹立が可能な RNA リプログラミング法を用いて、臨床用途に適した GMP-iPS 細胞マ
スターセルバンクの樹立サービスを開始しておりますが、引き合いが増加傾向にあります。


本施設では、臨床応用に適合したドナー様からの組織採取を行い、GMP-iPS 細胞マスターセルバンクの元とな
るシード iPS 細胞ストックと呼ばれる iPS 細胞の樹立までの一連の流れを行います。これらの業務を、本施設内
のクリーンルームで実施することにより、安全性の高い iPS 細胞の樹立を継続的に行うとともに、米国食品医薬
品局、欧州医薬品庁、日本の医薬品医療機器総合機構等のガイドラインに沿ったプロセスで実施することにより、
増加傾向にある全世界からの臨床用途 iPS 細胞樹立の引き合いに対して、対応を行える製造体制、管理体制を確
立いたしました。


当社代表取締役社長の横山周史は「世界中で iPS 細胞による再生医療への応用が加速する中で、当社の日米欧
の規制に準拠した GMP-iPS 細胞マスターセルバンクは RNA リプログラム技術をベースとしており、臨床応用に
最適な iPS 細胞を提供できる拠点として、事業拡大に大きな役割を果たしてまいります」と述べております。



以上

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