投資家・アナリストの皆様よりいただいたご質問及び回答内容公開のお知らせ

2023年7月24日
各 位

会 社 名 株式会社プレミアムウォーターホールディングス
代 表 者 名 代表取締役社長 萩 尾 陽 平
( コード番号 :2588 東証スタンダード)
問 合せ先 経 営 管 理 本 部 広 報 I R 部
電 話 ( T E L . 0 3 - 6 8 6 4 - 0 9 8 0 )




投資家・アナリストの皆様よりいただいた
ご質問及び回答内容公開のお知らせ

株式会社プレミアムウォーターホールディングスは、2023 年6月 17 日(土)、2023 年7月8日
(土)に個人投資家向け IR セミナーに登壇いたしました。セミナー当日も多くの投資家の方よりご
質問を頂戴しました。
また、日頃より、当社 IR 活動に関連して、お電話やメールにて個別にお問合せをいただくことが
ございます。いただいたご質問に対しては、可能な限り速やかに回答させていただいておりますが、
投資家の皆様への情報発信強化及びフェアディスクロージャーの観点から、頂戴した主要なご質問
と回答につきまして、次頁に記載のとおり、公表させていただきます。


なお、回答内容につきましては、時点のずれによって多少の齟齬が生じる可能性がございますが、
直近の回答内容を最新の当社方針として回答を記載しております。


【ご参考資料】
2023 年5月 16 日(火)開催 2023 年3月期 決算説明会
書 き 起 こ し 記 事:https://finance.logmi.jp/378049
ア ー カ イ ブ 動 画:https://youtu.be/Rnom6_L99Uo
説 明 会 資 料:https://premiumwater-hd.co.jp/ir/upload_file/m005-m005_02/20230516_kessan.pdf


2023 年6月 17 日(土)登壇 個人投資家向け IR セミナー(ログミーFinance 主催)
書 き 起 こ し 記 事:https://finance.logmi.jp/378237
ア ー カ イ ブ 動 画:https://www.youtube.com/live/iKjKehLMWV8?feature=share&t=6660
※当社の登壇は1:51:00~
説 明 会 資 料:https://premiumwater-hd.co.jp/ir/upload_file/m005-m005_04/20230617.pdf




<本件に関する問い合わせ先>
株式会社プレミアムウォーターホールディングス
経営管理本部 広報 IR 部 Tel:03-6864-0980
(受付時間:平日 午前 10 時から午後7時まで)




業績についてのご質問
2023年の当期利益は上期よりも下期の利益が多めでしたが要因はありますか?
質問 1
また、この傾向は2024年にも続きますか?
2023年3月期のみの特殊要因であり、2024年3月期以降に対する
回答 1
継続的な影響はありません。
2023年3月期において、親会社の所有者に帰属す
る当期利益は6,057百万円となっております。これ
は、繰延税金資産の回収可能性に対して慎重に検
討した結果、当期のみの特殊要因として繰延税金
資産1,753百万円を計上したためです。特殊要因を
除いた場合の当期利益は4,304百万円であります。
なお、今回の特殊要因が今後の業績に継続的に影
響することはありません。
また、今期は親会社の所有者に帰属する当期利
益を4,800百万円と予想しておりますが、2023年3
月期の特殊要因を除いた実績値(4,304百万円)か
らは11.5%増となります。
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宅配水事業についてのご質問
物流の2024年問題について、宅配水業界及びPWHDへの影響について
質問 2
どのようにお考えでしょうか?
宅配水業界及び当社への影響はあると考えており、
回答 2
そのうえで必要な施策を講じてまいります。
2024年問題は基本的にすべてのEC会社に影響が
あると考えており、当社がこれまでに講じてきた
対策としては自社物流網の構築が挙げられます。
自社物流網は全国に物流網を持っている大手配送
業者以外の配送パートナーとの取引のことを指し、
当社は2019年よりこの自社物流網の構築を徐々に
進め、現在では約49%までに比率が向上しました。
今後は、本施策による配送コストの抑制に加え、
配送コストを含めたコスト全体に対する管理を適
切に行い、コストの最適化に努めてまいります。



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宅配水事業についてのご質問
質問 3 資材高騰の影響を抑えられている理由、その努力等を教えてください。

回答 3 工場の稼働率向上等により、コスト全体でしっかりと吸収できているためです。

当 社 の 2019 年 3 月 期 の 売 上 原 価 ・ 販 管 費 率 は
97.8%でしたが、各種取組みを行った結果、2023
年3月期では90.5%と、資材高騰への対応が課題と
されるなかでも、売上原価・販管費の効率化を達
成しております。
特に、保有顧客の増加に伴う、工場の稼働率向
上による製造の効率化と配送の効率化が売上原
価・販管費率の改善に大きく寄与しました。
今後も当社では、製造コストや配送コスト等を
適正に管理するとともに、全体的なコストの最適
化に努めてまいります。

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宅配水・浄水器事業についてのご質問
質問 4 浄水型ウォーターサーバーの競争環境と優位性等について教えてください。

回答 4 浄水型は価格の安さが最重要視されているものと認識しております。

天然水と浄水型のウォーターサーバーはター
ゲット層が全く異なりますが、いずれも普及率は
さほど高くないため、当社の強みのひとつである
営業力が重要であると考えております。
また、浄水型の市場においては、各社のフィル
タに大きな差はなく、価格の安さが最も重視され
ていると認識しております。当社はメイン事業で
ある天然水事業においてコストの最適化を図って
おり、それにより浄水型を業界最安値で提供でき
ております。今後、価格競争になることが考えら
れますが、当社は引き続き優位性が保てるものと
考えております。
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宅配水・浄水器事業についてのご質問
浄水型ウォーターサーバーを2022年11月にリリースされていますが、
質問 5
既存の天然水のウォーターサーバーと利益率の差はありますか?
大きな差はありませんが、当社は日本の天然水の価値を
回答 5
より多くの方々に知っていただくべく、天然水のご提案に注力してまいります。
当社は2022年11月に新型の浄水型ウォーターサーバー
「Slim-R」をリリースしており、月額税込2,680円(PW
家族割で税込2,480円)にて、サービスを開始しており
ます。それに対し、天然水は税込3,974円(※3年契約の
場合)で12ℓ×2本をご自宅までお届けしております。
顧客単価は浄水型よりも天然水の方が高くなりますが、
お客様ご自身で給水していただく浄水型と比べ、天然水
には製造や配送のコストもかかるため、利益率の面では
大きな差はありません。
但し、当社は、天然水とその価値を広めるということ
に注力しております。今後も長い年月を経て自然にろ過
され、ミネラル成分をたっぷり含んだ、安心安全で高品
質な天然水「プレミアムウォーター」をより多くの方々
にお届けしてまいります。
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水源についてのご質問
次の水源計画は準備されていますか?
質問 6
しばらくは足りているのでしょうか?

回答 6 十分な水源を確保しておりますが、今後も適宜検討を続ける方針です。

2022年2月より稼働を開始した岐阜北方工場です
が、現在は第2期工事を行っており、2024年3月期
中には完成する予定です。岐阜北方工場の完成後
の生産能力は月産250万本以上となり、全工場を合
わせると約250万件のユーザーに対応可能な体制が
整います。
現在の当社の保有顧客数は2023年3月末時点で
154万件ですので、今後数年間は岐阜北方工場を含
めた既存の工場だけで賄うことができる見込みで
すが、各工場稼働率の管理を行い、適切な供給体
制を確保できるよう、引き続き検討を行ってまい
ります。
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水源についてのご質問
天然水の資源としての長期的な持続性について教えてください。
質問 7
枯渇のリスクや、自然現象(地震や噴火等)から受け得る影響を知りたいです。
水位や水質の管理を行い、生産拠点を複数保有する等
回答 7
様々なリスクに対応できるよう、努めております。
当社グループの水源については、各水源において地下水の水量についての調査を
行っております。例えば富士吉田の水源の場合、60年以上前に富士山に降雨した水
が浸透し、ろ過されて地下水となって採取されていると推定されており、過去60年
間において富士山の降水状況は安定的であること等から、長期にわたり安定的に推
移するものと当社は想定しております。そのうえで、水位の計測を継続的に行って
おり、安定的に天然水が供給できるよう管理を行っております。水位だけでなく、
水質についても毎日定期的に検査を行っており、お客様に安全安心で高品質な天然
水をお届けできるよう、品質についても徹底して管理を行っております。
また、水が豊かな日本は地震や台風等の自然災害も多く発生しますが、当社は全
国各地に水源があり、当社の水源を含む地域で自然災害が発生した場合でも、他の
水源からの供給を行う等、カバーできる体制を構築しております。


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海外事業についてのご質問
質問 8 海外展開についてはどのようにお考えでしょうか?

海外への展開も構想はございますが、
回答 8
まずは日本国内での普及に注力いたします。
海外には時価総額が8~9兆円の飲料水を扱う企
業もあり、飲料水事業は世界的にも注目が集まっ
ています。また、世界で水道水が飲める国は約4%
とされており、日本は水道水が飲める数少ない国
のひとつです。そのため、海外市場の方が当然規
模も大きく、海外への展開も構想はしております。
しかし、現在の日本国内のウォーターサーバー
の普及率は8%程度と国内市場も成長の余地がある
ことから、まずは日本国内での普及率及び当社の
シェア(国内売上シェア36.2%)の向上に注力す
る所存です。


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当社の方針についてのご質問
上場維持基準をまだ満たしていないようですが、上場維持する予定でしょうか?
質問 9
どのような施策を今後行う予定でしょうか?

回答 9 上場は維持する方針です。

当社は上場維持基準への適合状況において、東証スタンダード市場における流通
株式比率(25%以上)の基準を満たしておりません。現在、2027年3月末日までを期
限として、この上場維持基準を充たすための取組みを進めており、親会社を含めた
継続的な協議や株価向上に向けた情報発信の強化等を行っております。
詳細は「上場維持基準の適合に向けた計画に基づく進捗状況について」に現在の
当社の適合状況と具体的な施策、これまでの取組みの進捗について記載しておりま
すので、ご確認ください。

2023年6月30日開示「上場維持基準の適合に向けた計画に基づく進捗状況について」
https://premiumwater-hd.co.jp/ir/upload_file/tdnrelease/2588_20230629514818_P01_.pdf




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株主優待についてのご質問
質問 10 株主優待はいつ頃届きますか?

回答 10 9月上旬から9月末までに順次お届けいたします。

2023年3月期分につきましては、2023年9月上旬から9月末
までにお届けさせていただく予定でございます。
なお、お申込みいただいた商品により発送日は異なります。
お申込み期限は2023年7月31日(月)ですので、お申込み
がお済みでない株主様はWEBもしくはお送りした返送用ハガ
キにて、お早目にお手続きください。
2023年3月期 株主優待カタログ
https://premiumwater-hd.co.jp/ir/upload_file/m006-m006_05/catalog_2023.pdf

2023年3月期 株主優待 WEBお申込みフォーム
https://sh.premium-water.net/benefits/Login



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