ヒトiPS細胞由来小腸(腸管上皮)細胞「StemRNA Entero」発売に関するお知らせ

2020 年 6 月 23 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 リ プ ロ セ ル
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 横山 周史
(コード番号:4978)
経 営 管 理 部
問合せ先 吉村 美旋律
シニアマネージャー
(TEL.045-475-3887)


ヒト iPS 細胞由来小腸(腸管上皮)細胞「StemRNA Entero」発売に関するお知らせ

この度、当社は、ヒトiPS細胞から作製した小腸(腸管上皮)細胞「StemRNA Entero」(ステムアールエ
ヌエーエンテロ、以下、本製品)の開発に成功し、販売を開始することになりましたのでお知らせいたしま
す。


医薬品開発において、医薬品投与後の小腸での吸収・代謝などの機能評価は極めて重要な評価項目になりま
すが、ヒトから小腸(腸管上皮)細胞を直接採取することは現実的ではありませんでした。この度、当社はこ
れまでに培ったiPS細胞技術を基盤に、東京工業大学 生命理工学院 粂昭苑教授が確立した先端技術の供与を
受け、高機能なiPS細胞由来の小腸(腸管上皮)細胞の製品化に成功いたしました。


本製品はこれまでに製薬会社等から開発が待望されていた細胞であり、前臨床の段階から、より臨床に近い
試験環境を構築することが可能になります。当社はこれまでの主力製品であったiPS細胞由来の神経細胞・心
筋細胞・肝細胞のラインナップに本製品を加えることにより、iPS細胞関連市場のマーケットリーダーとし
て、一層強力に事業を推進いたします。


また、本件については、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「平成29年度 再生医療の産業
化に向けた評価基盤技術開発事業(再生医療技術を応用した創薬支援基盤技術の開発)」プロジェクト予算の
支援を一部受けて実施いたしました。



・ヒト iPS 細胞由来小腸(腸管上皮)細胞の創薬研究への活用


1.iPS 細胞の樹立 2.小腸細胞の作製 3.創薬研究に使用




以 上




2730