新型コロナウイルスのオミクロン株の特定検査について

2021 年 11 月 29 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 リ プ ロ セ ル
代表者名 代表取締役社長 横山 周史
(コード番号:4978)
問合せ先 取締役 CFO 赤野 滋友
(TEL.045-475-3887)




新型コロナウイルスのオミクロン株の特定検査について

当社が実施している新型コロナウイルスPCR検査及び各種変異株の特定検査において、新たな変異株であるオ
ミクロン株の特定検査が可能であることが判明しましたので、お知らせいたします。


オミクロン株は、南アフリカで確認された新たな変異株であり、従来の変異株より感染力が高く、また、ワ
クチン効果が低減される可能性があることから、世界中で懸念が広がっています。また、世界保健機関(WHO)
も、オミクロン株を新たに最も警戒レベルの高い「懸念される変異株(Variants of Concern)」に指定しまし
た。


当社において、オミクロン株の変異を調査したところ、現在使用している試薬及び技術で、特定検査が可能
なことがわかりました。
当社では現在、新型コロナウイルスの PCR 検査に関して、WHO が「懸念される変異株」に指定しているア
ルファ株(イギリス由来)、ベータ株(南アフリカ由来)、ガンマ株(ブラジル由来)、デルタ株(インド由
来)の4つの変異株、さらに、「注目すべき変異株(Variants of Interest)」に指定しているラムダ株(ペル
ー由来)とミュー株(コロンビア由来)の2つの変異株の特定検査を実施しております。これらの変異株に加
え、今後、日本でオミクロン株の感染が拡大した場合には、オミクロン株の特定検査についても実施可能とな
ります。


変異株の特定検査には、通常、ゲノム解析を用いることが多く、2日間程度の時間を要しますが、当社が採
用しているマルチプレックス PCR 法は、多くの検体を同時に、かつ、1~2時間程度の短時間で検出できる
ことを特長としています。


新型コロナウイルスには様々な変異株が発生しており、ウイルスの感染力、感染者の重症度、ワクチン効果
等に影響を及ぼす可能性があります。当社では、今後とも、様々な変異株を迅速に特定し感染状況を正確に把
握できるよう、PCR 検査及び変異株の特定検査の実施を通じて貢献してまいります。




以上

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