第18回国際近視学会にて「クボタメガネテクノロジー」発表のお知らせ

2022 年7⽉ 11 ⽇


会社名 窪⽥製薬ホールディングス株式会社
代表者名 代表執⾏役会⻑、社⻑兼最⾼経営責任者
窪⽥ 良
コード番号 4596 東証グロース
問合せ先 広報・IR 部
(TEL:03-6550-8928(代表)



第 18 回国際近視学会にて「クボタメガネテクノロジー」発表のお知らせ



窪⽥製薬ホールディングス株式会社(本社:東京都千代⽥区、以下「当社」)は、当社の代表執⾏役会⻑、社⻑
兼最⾼経営責任者であり、当社の 100%⼦会社のクボタビジョン・インク(本社:⽶国ワシントン州) の会⻑、
社⻑兼最⾼経営責任者である窪⽥良博⼠が、第 18 回国際近視学会「The 18th International Myopia Conference」
「IMC 2022」
(以下、 )において「クボタメガネテクノロジー」に関する発表をすることが決まりましたことをお
知らせいたします。


IMC は、世界中の近視の予防と制御に取り組むすべての専⾨家やプロフェッショナルが集まる場であり、2019
年に開催された第 17 回⼤会は東京で開催されました。2022 年の IMC は、9⽉4⽇〜7⽇にオランダ・ロッテ
ルダムで開催され、世界的に蔓延する近視とその視⼒低下の可能性に関する研究に焦点を当てる予定です。
窪⽥博⼠は、"Biometric changes associated with active stimulation of peripheral retina with myopically defocused
images in humans "と題して講演を⾏います。当社は、光刺激直後の軸⻑や脈絡膜厚に対する⼀過性の影響と、⻑
期的な眼の変化の両⽅をモニターするために、複数の画像投影プラットフォームを⽤いて、若年成⼈や⼩児を対
象とした多くの研究を実施しました。これらの初期結果は、近視性デフォーカスされた仮想画像を網膜周辺に投
影することによる⽣理学的効果や、近視進⾏抑制のためにこの種の治療を⾏うための装置の有効性に関する今後
の研究の基礎となることは明らかであり、この分野における当社のこれまでの研究のレビューを発表する予定で
す。
近視⼈⼝は、
世界でも急速に増加しており、
⼦供の視覚障害の主な原因となっています。
2020 年のデータでは、
推定 26 億⼈(世界⼈⼝の 34%)が近視であり、そのうち 3 億 9900 万⼈(5.2%)が強度近視であると⾔われて
います。また、2050 年には、世界の⼈⼝の 50%が近視、10%が強度近視になると予測されており、近視が永久
的な失明原因の第⼀位になると予測されています。*1


本件について、窪⽥博⼠は次のようにコメントしています。
「世界的な近視学会で当社の技術を発表できることを嬉しく思います。近視の理解と治療法の向上を⽬指す世界
中の研究者に、私たちの研究を共有できることを楽しみにしています。」
*1
Holden BA, Fricke TR, Wilson DA, et al. Global Prevalence of Myopia and High Myopia and Temporal Trends from
2000 through 2050. Ophthalmology. Volume 123, Number 5, May 2016.


クボタメガネテクノロジーについて
クボタメガネテクノロジーは、網膜に⼈⼯的な光刺激を与えて近視の進⾏の抑制、治療を⽬指す当社独⾃のアク
ティブスティミュレーション技術です。網膜に光刺激を与えて近視の進⾏の抑制、治療を⽬指す技術は既に実⽤
化されており、⽶国では CooperVision 社の「MiSight®1day」という製品が近視抑制効果があるとして⽶国⾷品
医薬品局(FDA)より認可を受け、販売されています。この製品は、多焦点コンタクトレンズの仕組みを応⽤し、
⾃然光をぼかして網膜周辺部に刺激を与えることで、⼀般的な単焦点コンタクトレンズと⽐較して近視の進⾏を
抑制することを証明したコンタクトレンズです。⼀⽅、当社グループの「クボタメガネテクノロジー」は、この
理論的根拠をもとにナノテクノロジーを駆使してメガネに投影装置を組み込むことで、
⾃然光をぼかすことなく、
直接⼀番効果的な映像を網膜周辺部に投影することを実現し、先⾏品よりも短時間の使⽤でより⾃然な⾒え⽅を
維持しながら、⾼い近視抑制効果を実現することを⽬指しています。


窪⽥製薬ホールディングス株式会社について
当社は、世界中で眼疾患に悩む皆さまの視⼒維持と回復に貢献することを⽬的に、イノベーションをさまざま
な医薬品・医療機器の開発及び実⽤化に繋げる眼科医療ソリューション・カンパニーです。当社 100%⼦会社の
クボタビジョン・インク(⽶国)が研究開発の拠点となり、⾰新的な治療薬・医療技術の探索及び開発に取り組
んでいます。当社独⾃の視覚サイクルモジュレーション技術に基づく「エミクススタト塩酸塩」においては、糖
尿病網膜症およびスターガルト病への適応を⽬指し研究を進めております。また、在宅・遠隔医療分野(モバイ
ルヘルス)における医療モニタリングデバイス(PBOS)
、ウェアラブル近視デバイスの研究開発も⼿掛けており
ます。
(ホームページアドレス:https://www.kubotaholdings.co.jp)


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