クボタメガネに関する論文がシュプリンガー・ネイチャー社刊行のScientific Reportsに掲載されました

2021 年 11 月 24 日


各 位
会社名 窪田製薬ホールディングス株式会社
代表者名 代表執行役会長、社長兼最高経営責任者
窪田 良
コード番号 4596 東証マザーズ
問合せ先 広報・IR 部
(TEL:03-6550-8928(代表))


クボタメガネに関する論文がシュプリンガー・ネイチャー社刊行の
Scientific Reports に掲載されました

窪田製薬ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、以下「当社」)は、当社 100%子会社クボタビジョ
ン・インク(本社:米国ワシントン州、以下、「クボタビジョン」)が実施した「クボタメガネ」の開発における
近視の基礎研究の結果がシュプリンガー・ネイチャー社が刊行する国際的な学術誌 Scientific Reports(サイエン
ティフィック・リポーツ)に掲載されましたことをお知らせいたします。


タイトル “Effect of short-term peripheral myopic defocus on ocular biometrics using
Fresnel “press-on” lenses in humans”
URL https://www.nature.com/articles/s41598-021-02043-2


Scientific Reports(サイエンティフィック・リポーツ)は、シュプリンガー・ネイチャー社によって刊行されて
いるオンラインでオープンアクセスの学術雑誌です。自然科学のすべての分野を網羅しており、論文の重要性やイ
ンパクトではなく、科学的正当性のみを評価することを目的として掲載されています。2017 年にはオープンアクセ
ス(OA)の査読つきの科学雑誌 PLOS ONE を抜いて世界最大の学術雑誌となりました*1。
*1 https://scholarlykitchen.sspnet.org/2017/04/06/scientific-reports-overtakes-plos-one-as-largest-
megajournal/


眼科医であり、当社の会長、社長兼最高経営責任者である窪田博士は、本件について次のように述べています。
「我々のクボタメガネテクノロジーに関する基礎技術が着実に広く世界に認められ始めていることを強く感じま
す。今後も科学的エビデンスを積み上げつつ、世界各国でビジネスを展開したいと考えております。」


クボタメガネテクノロジーについて
クボタメガネテクノロジーは、網膜に人工的な光刺激を与えて近視の進行の抑制、治療を目指す当社独自のアク
ティブスティミュレーション技術です。網膜に光刺激を与えて近視の進行の抑制、治療を目指す技術は既に実用化
されており、米国では CooperVision 社の「MiSight®1day」という製品が近視抑制効果があるとして米国食品医薬品
局(FDA)より認可を受け、販売されています。この製品は、多焦点コンタクトレンズの仕組みを応用し、自然光を



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ぼかして網膜周辺部に刺激を与えることで、一般的な単焦点コンタクトレンズと比較して近視の進行を抑制するこ
とを証明したコンタクトレンズです。一方、当社グループの「クボタメガネテクノロジー」は、この理論的根拠を
もとにナノテクノロジーを駆使してメガネに投影装置を組み込むことで、自然光をぼかすことなく、直接一番効果
的な映像を網膜周辺部に投影することを実現し、先行品よりも短時間の使用でより自然な見え方を維持しながら、
高い近視抑制効果を実現することを目指しています。


窪田製薬ホールディングス株式会社について
当社は、世界中で眼疾患に悩む皆さまの視力維持と回復に貢献することを目的に、イノベーションをさまざまな
医薬品・医療機器の開発及び実用化に繋げる眼科医療ソリューション・カンパニーです。当社 100%子会社のクボタ
ビジョン・インク(米国)が研究開発の拠点となり、革新的な治療薬・医療技術の探索及び開発に取り組んでいま
す。当社独自の視覚サイクルモジュレーション技術に基づく「エミクススタト塩酸塩」においては、糖尿病網膜症
およびスターガルト病への適応を目指し研究を進めております。また、在宅・遠隔医療分野(モバイルヘルス)に
おける医療モニタリングデバイス(PBOS)、ウェアラブル近視デバイスの研究開発も手掛けております。
(ホームページアドレス:http://www.kubotaholdings.co.jp)


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