RBM-007の併用療法による肺がん抑制作用に関する慶應義塾大学医学部との共同研究論文の掲載

News Release
2019 年 6 月 3 日

各 位

株式会社リボミック

(コード番号:4591 東証マザーズ)



RBM-007 の併用療法による肺がん抑制作用に関する
慶應義塾大学医学部との共同研究論文の掲載

当社の RBM-007
(抗 FGF2 アプタマー)を用いた肺がん治療薬の開発を目的として、

2016 年から慶應義塾大学医学部(担当:呼吸器内科・[故]別役智子教授)と共同研究
を進めてまいりましたが、その成果が、専門学術誌(The Journal of Pathology)の電
子版に掲載されましたのでお知らせします。
肺がん等の進行においては、がん細胞を取り巻くように、線維芽細胞からなる微小環
境(cancer-associated fibroblasts)が形成されるために、抗がん剤が奏功しにくいこ
とが臨床上の問題となっています。本論文では、RBM-007 との併用によって、線維芽
細胞の集積に関与する FGF2 を遮断し、既存の抗がん剤の効果が促進することが動物実
験によって確認され、肺がん治療における RBM-007 併用療法の可能性が明らかになっ
たものです。


論文タイトル:Effect of FGF/FGFR pathway blocking on lung adenocarcinoma
and its cancer-associated fibroblasts

(https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/path.5290 )
以上
【本件に関するお問い合わせ先 : 経営企画部 03-3440-3745】

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