小野薬品とのPDPS自動化プラットフォームの運用に関する非独占的ライセンス許諾契約締結のお知らせ

News Release

2021 年 3 月 1 日
ペ プ チ ド リ ー ム 株 式 会 社
https://www.peptidream.com/
各 位 (証券コード:4587 東証第一部)




小野薬品との PDPS 自動化プラットフォームの運用に関する
非独占的ライセンス許諾契約締結のお知らせ

ペプチドリーム株式会社(代表取締役社長:リード・パトリック、本社:神奈川県川崎市、以下
「ペプチドリーム」)は、小野薬品工業株式会社(代表取締役社長:相良暁、本社:大阪市中央区、
以下「小野薬品」)との間で、ペプチドリーム独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPS
(Peptide Discovery Platform System)の自動化プラットフォームを用いた運用に関して、小野
薬品に対する非独占的ライセンス許諾契約(以下「技術ライセンス契約」)を締結いたしましたので、
お知らせいたします。


本契約の締結に伴い、ペプチドリームは技術ライセンス料(契約一時金)を受け取ることになる
ほか、PDPS を用いることで創製された医薬品候補化合物について設定されたマイルストーンフィー
及び上市後の売上高に応じたロイヤルティを受け取る可能性があります。なお、これら技術ライセン
ス料等はペプチドリームの売上高として計上されますが、その金額については、小野薬品との契約に
基づき非開示とさせていただきます。また、これまでの技術ライセンス契約と同様に、ペプチド-
薬物複合体:PDC(Peptide Drug Conjugate)は本技術ライセンス契約に含まれておりません。


小野薬品は、PDPS を用いて、特定の疾患との関連性が示唆されている新しい創薬標的に対する
高親和性ペプチドを迅速に取得し、その情報を最大限に活用し、革新的な新薬を短期間で、かつ高い
成功確率で創製することを目指します。


【ペプチドリーム株式会社 取締役副社長 舛屋圭一のコメント】
「小野薬品に、当社の PDSP による特殊ペプチドのスクリーニング技術の有用性を理解頂き、PDPS
自動化プラットフォームの導入を決定されたことを大変うれしく思っています。これにより、小野
薬品の創薬研究が大きく加速し、革新的新薬の創製に貢献していくことを期待しております。なお、
当社は PDPS 自動化プラットフォームや試薬の供給のみならず、広範な範囲で小野薬品の PDPS 運用
をサポートしてまいります。」


【小野薬品工業株式会社 取締役常務執行役員研究本部長 滝野十一のコメント】

「当社は、ペプチドリーム社の PDPS 自動化プラットフォームを高く評価しています。本プラット
フォームを利用し、アンメット医療ニーズを満たす革新的な新薬を患者さんに一日でも早く届ける
ことで社会的存在価値を一層高めてまいります。」
【ペプチドリーム株式会社について】
ペプチドリーム株式会社は、「日本発、世界初の新薬を創出し社会に貢献したい」という
創業理念のもと、2006 年 7 月に設立されました。独自の創薬探索システム PDPS(Peptide
Discovery Platform System)を用い、極めて広範囲にわたる特殊ペプチドを多数(数兆種類)
合成し高速で評価を可能にすることで、創薬において重要なヒット化合物の創生、リード化
合物の選択、もしくはファーマコフォアの理解を極めて簡便にしかも効率的に行えるように
しました。これによりペプチドリーム株式会社は特殊ペプチドを用いた創薬企業の世界的な
リーダーとして世界中の病気で苦しんでいる人々に画期的新 薬を提供することを使命と
して、研究開発に取り組んでおります。



【本リリースに関するお問い合わせ先】
ペプチドリーム株式会社 IR 広報部 岩田
TEL:044-223-6612

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