ヤンセンファーマ社に対する創薬開発プラットフォームシステム:PDPS の非独占的ライセンス許諾契約締結のお知らせ

News Release

2020 年 12 月 23 日
ペ プ チ ド リ ー ム 株 式 会 社
https://www.peptidream.com/
各 位 (証券コード:4587 東証第一部)




ヤンセンファーマ社に対する創薬開発プラットフォームシステム:PDPS の
非独占的ライセンス許諾契約締結のお知らせ


ペプチドリーム株式会社(代表取締役社長:リード・パトリック、本社:神奈川県川崎市、東証
第一部)は、米国ジョンソン・エンド・ジョンソン(NYSE: JNJ)傘下ヤンセンファーマシューティ
カルグループ企業の一つである Janssen Pharmaceutica NV(以下、「ヤンセンファーマ社」)と
の間で、当社独自の創薬開発プラットフォームシステム: PDPS (Peptide Discovery Platform
System) の非独占的ライセンス・技術移転許諾契約(以下、「技術ライセンス契約」)を締結いた
しましたので、お知らせいたします。なお本契約は Johnson & Johnson Innovation の仲介により
締結いたしました。


本技術ライセンス契約の締結に伴い、当社はヤンセンファーマ社から技術ライセンス料を受領
いたします。また今後、開発および商業化の進捗に合わせたマイルストーンフィーや、製品化後は
本技術ライセンス契約に基づいたロイヤルティーが当社に支払われる可能性があります。


なお、当社は、本技術ライセンス契約と並行して、2017 年4月に Janssen Pharmaceuticals,
Inc との間で締結した共同研究ライセンス契約に基づき、当社独自の PDPS 技術を用いて、ヤンセン
ファーマ社が開発を目指す複数の創薬ターゲットに対する特殊環状ペプチド治療薬の上市を目指し、
引き続き共同研究開発を継続いたします。


【ペプチドリーム株式会社 代表取締役社長 リード・パトリックのコメント】
「ヤンセンファーマ社への技術ライセンスについてご報告できることを大変喜ばしく思います。
2017 年 4 月に開始した創薬共同研究開発では、両社で取り組んできた研究開発プログラムにおいて
既に2つのマイルストーンを達成するなど素晴らしい進展をみせており、当社独自の PDPS 技術が
ヒット化合物の同定、およびその後の臨床候補化合物に向けた最適化のプロセスにおいて優れたもの
であることを実証してまいりました。当社は、今後も継続的に経験や知見を蓄積し、PDPS によって
見出されたペプチド候補化合物に基づくペプチド医薬品および低分子医薬品の創製を進めてまいり
ます。また、こうした取組みは、全ての提携パートナーやプログラムを通じて得られる学びにより、
さらに加速していけるものと考えております。」
【ペプチドリーム株式会社について】
ペプチドリーム株式会社は、「日本発、世界初の新薬を創出し社会に貢献したい」という
創業理念のもと、2006 年 7 月に設立されました。独自の創薬探索システム PDPS(Peptide
Discovery Platform System)を用い、極めて広範囲にわたる特殊ペプチドを多数(数兆種類)
合成し高速で評価を可能にすることで、創薬において重要なヒット化合物の創生、リード
化合物の選択、もしくはファーマコフォアの理解を極めて簡便にしかも効率的に行えるよう
にしました。これによりペプチドリーム株式会社は特殊ペプチドを用いた創薬企業の世界的
なリーダーとして世界中の病気で苦しんでいる人々に画期的新薬を提供することを使命と
して、研究開発に取り組んでおります。




【本リリースに関するお問い合わせ先】
ペプチドリーム株式会社 IR 広報部 岩田
TEL:044-223-6612

4426