第45回日本分子生物学会年会でのADLibシステムに関する研究成果発表のお知らせ

2022 年 12 月1日
PR 情報


各 位
会 社 名 株式会社カイオム・バイオサイエンス
代表者名 代表取締役社長 小林 茂
(コード:4583 東証グロース)



第 45 回日本分子生物学会年会での ADLibⓇシステムに関する研究成果発表のお知らせ



この度、当社の抗体作製技術ヒト ADLibⓇシステムによる抗体の親和性向上に関する研究成果が第 45 回日本
分子生物学会年会(開催地:幕張メッセ、開催期間:2022 年 11 月 30 日(水) – 12 月 2 日(金))において発表
されますので、お知らせいたします。


ヒト ADLibⓇシステムは、1 つのシステムで標的に対する抗体作製に加えて、親和性向上も併せて実施できる
技術です。これまでに当社では、ADLibⓇシステムで取得した ADLibⓇ抗体の遺伝子組換え活性化機構による高
効率親和性向上を示しておりましたが、本研究ではこれに加えて、ハイブリドーマ法など ADLibⓇシステム以
外の抗体作製技術で取得した抗体についても ADLibⓇシステムの持つ抗体の親和性向上を実施できることを実
証しました。
本結果は、創薬標的に対する高親和性のヒト抗体を迅速かつ効率的に創出しうるヒト ADLibⓇシステムの利
用可能性を拡げ、当社で推進している創薬研究や受託研究を促進するものと期待しています。



学会発表の概要は下記の通りです。
演題番号:3P-329
日 時:2022 年 12 月 2 日(金)13:45-14:45
発表形式:ポスター
「トリ B 細胞をベースとしたセルディスプレイシステム、ADLibⓇ KI-AMP による迅速な抗体親和
タイトル:
性成熟」


第 45 回日本分子生物学会年会 HP https://www2.aeplan.co.jp/mbsj2022/index.html



<ADLibⓇシステム>
ニワトリ DT40 細胞の抗体遺伝子の組換え活性化によって抗体を作製する技術であり、1)治療薬や診断薬の
候補抗体の作製が迅速である(セレクションからスクリーニングまで最短 10 日間程度で完了)
、2)独自の多
様化メカニズムに基づいた抗体作製が可能、3)得られた抗体の標的に対する結合力の強化(親和性向上)が
容易、といった特長を有しております。ADLibⓇは当社の登録商標です。



【本件に関する問い合わせ】
株式会社カイオム・バイオサイエンス IR 担当
電話:03-6383-3746

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