米スタンフォード大学と協業の覚書締結

News Release

平成 28 年 12 月9日
アンジェス MG株式会社




米スタンフォード大学と協業の覚書締結
HGF 遺伝子治療や DNA ワクチンで幅広く協力


当社はこのほど、米スタンフォード大学と協業の覚書を締結しました。HGF 遺伝子治療薬※1の
新開発戦略の構築をはじめ、当社の新たな事業の柱である DNA ワクチンなど将来の事業分野を
対象に幅広く協力を進めると同時に当社事業の国際化を進めるのが目的です。


当社が覚書を結んだのは同大医学部の組織である Stanford Laboratory for Drug, Device
Development & Regulatory Science (SLDDDRS)です。SLDDDRS は同大医学部の Ronald G. Pearl
教授が中心となり、革新的な医薬品・医療機器の開発戦略の構築、臨床試験に関する新たな手法
の開発と推進、そのために必要なスタンフォード大他組織との連携などを手がける組織です。


当社と SLDDDRS は既に、重症虚血肢(CLI)を対象とした HGF 遺伝子治療薬の新しい開発戦
略の構築に共同で取り組んでいます。平成 28 年 6 月 20 日のニュースリリースでお伝えした通り、
当社は CLI を対象とした海外における開発戦略を変更することを決定しました。今後、米国におい
て小規模かつ短期間で臨床開発を実施する方針ですが、当社は SLDDDRS と協力し、そのための
具体的な計画を策定中です。


また当社は、DNA ワクチンを遺伝子治療薬、核酸医薬に次ぐ新たな事業として育てる方針です。
この目的のために、当社と SLDDDRS は今後、新薬ターゲットの探索やシーズの発掘を協力して進
めます。


今回の提携に関し、当社代表取締役社長の山田英は以下のように述べています。
「この度のスタンフォード大学 SLDDDRS との協業は、当社のプロジェクトを国際的に展
開する上で極めて重要な位置付けにあります。海外における HGF 遺伝子治療薬の新たな開
発戦略構築をはじめ当社のプロジェクトの推進においてスタンフォード大学の関与は極め
て有益であり、これ以外にも今後、具体的なテーマを進展させたいと考えております。スタ
ンフォード大学は、医療に限らず IT、工学、ビジネス、政策など多くの分野において世界
をリードする立場にあり、当社はその実績や経験を積極的に活用したいと望んでいます。」
※1:一般名:ベペルミノゲンペルプラスミド、当社開発コード:AMG0001




以上



お問い合わせ先

アンジェス MG株式会社 経営戦略本部 経営企画部 広報・IR 担当

TEL: 03-5730-2641

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