「JMDC」と「慶應義塾大学薬学部」は共同研究を開始-小児分野における医薬品使用実態の調査を始める-

2020 年 12 月 2 日
株式会社 JMDC


「JMDC」と「慶應義塾大学薬学部」は共同研究を開始
~小児分野における医薬品使用実態の調査を始める~


株式会社 JMDC(本社:東京都港区、代表取締役社長兼 CEO:松島陽介)は、慶應義塾大
学薬学部(医薬品開発規制科学講座:教授 漆原尚巳ら)とともに、小児における医薬品の
使用実態調査を開始します。


日本では、小児用の医薬品開発が非常に少なく、臨床現場では、オフラベルでの薬剤使用や
大人用製剤が個々の医師や薬剤師の工夫により使用されています。


本研究は、JMDC の保有する診療報酬請求情報データベースを用いて、約 160 万人の小児
(日本の小児人口の 1 割を超えるデータ規模に相当)を対象に、各年齢における薬剤処方、
診療行為及び医療費の実態を明らかにすることで、小児における薬剤使用や薬剤開発の一
層の向上に寄与することを目的としています。
この調査研究は、小児医療の発展のためにビッグデータを活用して JMDC が始動させた支
援プロジェクト「Big Data For Children」の一環として行っています。


【株式会社 JMDC について】
医療ビッグデータ業界のパイオニアとして 2002 年に設立。独自の匿名化処理技術とデータ
分析集計技術を有しています。健康保険組合向けには、5 億 4,000 万件以上のレセプトデー
タと 2,600 万件以上の健診データ(2020 年 3 月時点)の分析に基づく保健事業の支援を行
っており、病院向けには、レセプトデータや DPC データをベースに、独自の技術で名寄せ
を含めてデータクレンジングした上で、臨床評価指標などの病院経営の指標開発の支援を
行っています。
製薬メーカーや医療機器メーカーに対しては、健康保険組合と医療機関のデータを用いて、
新薬・新機器のエビデンス構築のデータやデータベース研究や、安全性評価、市場性予測な
ど多岐にわたる支援を行っています。
URL:https://www.jmdc.co.jp/


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 JMDC 経営管理部 広報担当
TEL:03-5733-5010
Email:jmdc-pr@jmdc.co.jp

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