「人工知能搭載システムの安全設計ガイドライン」エッセンシャル版(要約版)無償公開のお知らせ

2020 年 4 月 3 日
報道関係者各位
プレスリリース
株式会社ヴィッツ
(証券コード:4440)



「人工知能搭載システムの安全設計ガイドライン」
エッセンシャル版(要約版)無償公開のお知らせ


株式会社ヴィッツ(本社:名古屋市中区 代表取締役社長:服部 博行 以下「当社」)は、自動運転やスマー
トホームなどの人工知能を活用したシステムを安全に設計するための解説書「人工知能搭載システムの安全
設計ガイドライン」( 通称 SEAMS ガイドライン )(※1)のエッセンシャル版を無償公開いたします。


当社は、昨年より人工知能搭載システムの安全性立証技術の研究開発(※2)、及び TIGARS project(※
3) の成果を基にした SEAMS ガイドラインを販売しております。この度、SEAMS ガイドラインの認知度向上
の為に、エッセンシャル版を作成しました。
これからの社会では、人工知能を活用して自動運転する自動車、自律的な判断を行い人々の生活を支援
するスマートホームが作られようとしています。
しかし、人工知能は常に正しい判断をするのではなく、教育や条件により誤った判断をする可能性がありま
す。当社は人工知能を安全に製品に取り入れ、重篤な事故を防止するための安全設計技術や安全検証技
術を提供します。


当社は、SEAMS ガイドラインを活用し、安全安心な製品を皆様にお届けする支援を通じ、IoT/CPS 社会に
貢献いたします。


<SEAMS ガイドライン エッセンシャル版>
https://www.seams-p.jp/data/SEAMS_Guideline_essential_20200403.pdf




(※1)SEAMS = 「Safety Engineering for Automotive ML-controlled System」の略称
(※2)人工知能搭載システムの安全性立証技術の研究開発について
中部経済産業局 平成 29 年度 戦略的基盤技術高度化支援事業において、「自律的自動運転の実現を支
える人工知能搭載システムの安全性立証技術の研究開発」の採択を受け、2 年半の研究開発を完了しまし
た。本研究のプロジェクト名称を「SEAMS プロジェクト」と定め、現在も研究開発・広報活動を継続しておりま
す( https://www.seams-p.jp/ )。 SEAMS プロジェクトの研究機関は、株式会社ヴィッツ、国立大学法人名
古屋大学、アーク・システム・ソリューションズ株式会社、株式会社アトリエの 4 法人です。
(※3)TIGARS project について
英国 Assuring Autonomy International Programme による産学連携プロジェクトであり、正式名称は
Towards Identifying and closing Gaps in Assurance of autonomous Road vehicleS。自動運転車両の安全保
障論拠を明確にする手法を研究開発いたしました。
自動運転車両が数億キロを無事故でテスト走行したとしても安全性は保障されません。明確な設計論拠
や、安全分析に基づいた検証結果をエビデンスとして、体系的に安全性を説明する方法論を構築しました。




お問い合わせ
株式会社ヴィッツ
IR 担当窓口:佐藤・服部(孝) TEL: (052)-218-5018 Mail: ir-kanri@witz-inc.co.jp

3760