「人工知能搭載システムの安全設計ガイドライン」の販売開始

2019 年 10 月 18 日
報道関係者各位
プレスリリース
株式会社ヴィッツ
(証券コード:4440)



「人工知能搭載システムの安全設計ガイドライン」の販売開始




株式会社ヴィッツ(本社:名古屋市中区 代表取締役社長:服部 博行 以下「当社」)は、自動運転やスマー
トホームなどの人工知能を活用したシステムを安全に設計するための解説書「人工知能搭載システムの安全
設計ガイドライン」( 通称 SEAMS ガイドライン )の販売を開始いたします。


近年、自動車安全運転支援機能およびスマートホームの生活支援機能など安全性を重視しなければなら
ないシステムにおいて、更なる快適性や利便性を求めるために IoT ( Internet of Things ) や人工知能を活
用する必要に迫られています。しかし、人工知能の暴走や誤判断により、重篤な事故につながる恐れがあり
ます。
一方、これら新機能・新サービスの設計において、人工知能の安全性は重要と認識しつつも、人工知能機
能の高度化に関する研究に注力し、安全性課題には十分な対応ができている状況には至っておりません。
当社は、2008 年より安全な製品設計に対する機能安全開発事業(ハザード分析&リスクアセスメント、機能
安全設計、機能安全プロセス構築、第 3 者検証、機能安全認証取得支援)を推進してまいりました。2017 年
より人工知能搭載システムの安全性立証技術について産学連携の研究開発に注力してまいりました。
この研究事業では、人工知能搭載システムの安全性を確保し、同時に国際安全規格に適合するための設
計方法を提案した SEAMS ガイドラインとしてまとめております。
この度、当社はこの SEAMS ガイドラインを、当社が既に提供販売している「機能安全開発プロセスマテリア
ル (安全設計を導入するために用いる技術文書セット)」のサブセットとして販売いたします。


今後当社は、機能安全コンサルテーションサービスの対象製品分野を拡大し、人工知能などを活用する自
律システムの製品分野にも拡大いたします。安全安心な製品を皆様にお届けする支援を通じ、来るべき IoT
社会に貢献いたします。




◆人工知能搭載システムの安全性立証技術の研究開発について
中部経済産業局 平成 29 年度 戦略的基盤技術高度化支援事業において、「自律的自動運転の実現を支
える人工知能搭載システムの安全性立証技術の研究開発」の採択を受け研究開発を実施しております。本
研究プロジェクトの研究機関は、株式会社ヴィッツ、国立大学法人名古屋大学、アーク・システム・ソリューショ
ンズ株式会社、株式会社アトリエの 4 法人です。本研究のプロジェクト名称を「SEAMS プロジェクト」と定め、
広報活動を実施しております。( https://www.seams-p.jp/ )




お問い合わせ
株式会社ヴィッツ
IR 担当窓口:佐藤・服部(孝) TEL: (052)-218-5018 Mail: ir-kanri@witz-inc.co.jp

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