MaaS 事業化にむけた体制強化について

2019 年 9 月 17 日
報道関係者各位
プレスリリース
株式会社ヴィッツ
(証券コード:4440)




MaaS 事業化にむけた体制強化について



株式会社ヴィッツ(本社:名古屋市中区 代表取締役社長:服部 博行 以下「当社」)は、高齢社会で課題と
なる交通弱者支援に向けた MaaS ※ 事業立ち上げのため、組織体制を強化いたしました。


当社は北海道経済産業局支援事業 (戦略的基盤技術高度化支援事業) を活用し、積雪寒冷地域での自
動運転技術の高度化に関する研究事業を実施しております。
この研究事業は、冬季積雪環境下における交通弱者の移動に期待されている自動運転車両に必要な基盤
技術を高度化するものです。
積雪寒冷地域では、路面および人口構造物(信号、縁石、センターラインなど)が積雪により覆われてしまう
ため、高度な環境認識が重要になります。本研究事業は、これらの課題を安全工学、人工知能の情報技術を
用いて解決するものです。
さらに、この研究事業の成果は積雪寒冷地域にとどまらず、全国のあらゆる地域で活用できる、自動運転
車両制御のソフトウェア基盤技術として応用可能となります。


当社は上記研究成果を活用し、地方自治体が抱える交通弱者の移動サービス実現に向けた事業を正式に
開始いたします。
現在、複数の自治体と具体的な移動サービス構築に向けた検討を開始しており、事業化を推し進めるため
組織体制を強化いたします。
当社の主力事業である組込みソフトウェア開発、コンサルテーションなどに加え、移動サービス提供事業を
育成してまいります。


※ MaaS は "Mobility as a Service" の略した言葉で、サービスとしての移動という意味です。
人やモノの移動をサービスと捉え、さらに、サービスの幅は移動だけではなく、移動に付随するものにまで
拡大しており、新たなサービスの創生を含んでおります。
当社は、MaaS を「インターネットやスマートモビリティ(いわゆる IoT 技術)で、交通サービスの再構築を行う
こと」と理解し、事業を育成してまいります。
◆ヴィッツについて
ヴィッツは、「半歩先の技術で人々の生活を豊かにする」を企業理念とし、「Creating Life of Your
Dreams」をキャッチフレーズに掲げ、組込みソフトウェア分野にて事業を展開しております。
当社は、自律化システムなどを含め、現在~近未来の IoT/CPS に必要不可欠な基礎技術と、組込ソフトウ
ェアの中核技術の全てを提供いたします。


社名:株式会社ヴィッツ
代表:代表取締役社長 服部 博行
所在地:名古屋市中区栄二丁目 13 番 1 号 名古屋パークプレイス
設立:1997 年 6 月
資本金:583,789 千円(2019 年 8 月末現在)
URL:https://www.witz-inc.co.jp


お問い合わせ
株式会社ヴィッツ
IR 担当窓口:佐藤・服部(孝) TEL: (052)-218-5018 Mail: ir-kanri@witz-inc.co.jp

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